通常罠 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドのモンスターを2体以上任意の数だけ選んで破壊し、 破壊したモンスター2体につき1枚、自分はデッキからドローする。 (2):このカードが墓地に存在する場合、 相手メインフェイズに、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊し、このカードを自分フィールドにセットする。 この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
COLLECTION PACK 2020で登場した通常罠。
自分のモンスター2体以上を破壊してドローする効果、自分のモンスターを破壊して墓地から自身をセットする効果を持つ。
(1)は自分のモンスターを破壊してドローする効果。
ドロー枚数は2体につき1枚であり、真っ当に使用すると効率が悪い。
基本的には後述の通り、破壊された場合の効果とコンボする事になるだろう。
複数展開できるトークンや破壊後にエクストラデッキから展開できるペンデュラムモンスターでも損失は抑えやすい。
ただし、自分ターンならばそれらを素材にエクストラデッキのモンスターを呼び出した方が効率が良く、相手ターンならば壁を失う羽目になる。
【ジェネレイド】ならば《王の舞台》でジェネレイドトークンを大量展開できるので複数枚のドローも狙いやすい。
壁やコストを失う問題点はあるが、ジェネレイドトークンは相手ターンにしか存在しないので破壊しても惜しくはない。
存在するとエクストラデッキからの展開に制限がかかる《超カバーカーニバル》で出されるカバートークンも破壊しても惜しくはないか。
《クリボーン》で《ハネクリボー》や《アンクリボー》を含むクリボーを複数蘇生させ破壊することで、ドローと同時に戦闘ダメージを0にしたり、《死者蘇生》を手札に加える事も狙える。
(2)は自分のモンスターを破壊し、墓地から自身をフィールドにセットする効果。
相手メインフェイズに限定されるものの、フリーチェーンで破壊をトリガーとする効果の発動に繋げられるためコンボ性は高い。
2体以上のモンスターが必要な(1)と異なり、こちらは1体でも発動できるため小回りが利くのも利点。
変わった所では、無効にされた場合はセットされず墓地に残る性質を利用し、《鋼鉄の魔導騎士−ギルティギア・フリード》や《壊星壊獣ジズキエル》とのコンボを狙えなくもない。
ただしそれらの効果はこの効果に直接チェーンする必要があるため、相手にフリーチェーン効果を挟まれるだけで発動できず、トリガーにならないどころかこの効果で破壊してしまうためリスクが高い。
2つの効果はいずれも自分モンスターをフリーチェーンで破壊するため、破壊(効果破壊)を有効活用するデッキでの採用が基本となる。
例えば【破械】では、攻撃を終えた直後に(1)で破壊して追撃モンスターをリクルートしたり、(2)で除外やバウンスを回避しつつ壁を用意できる。
(1)(2)共に破壊とその後の処理は同時に行われるので(チェーン1で発動すれば)タイミングを逃す事もなく、【ユベル】等にも採用を検討できる。
これらのデッキは《補給部隊》とも相性が良いので、併用してドロー加速を狙うのも面白い。
コンボ性は高くなるが、【水属性】で(1)を《激流蘇生》のトリガーにする事ができれば、ドローと蘇生で大きなアドバンテージを稼ぐ事も可能。
個別のモンスターで見ると《マシュマカロン》は相性が良く、(2)で1体を破壊して2体展開した後に次のターンで(1)で2体を破壊すれば、ドローしつつ2体を蘇生できる。
ドロー操作ができる《バオバブーン》も適する。
破壊された場合にドローできる《カードガンナー》を《機械複製術》で展開し破壊すれば大量ドローも可能。
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