*《ハネクリボー/Winged Kuriboh》 [#s426c50f]
 効果モンスター
 星1/光属性/天使族/攻 300/守 200
 フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時に発動する。
 発動後、このターンこのカードのコントローラーが
 受ける戦闘ダメージは全て0になる。

 [[THE LOST MILLENNIUM]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[下級モンスター]]。~
 自身を[[コントロール]]する[[プレイヤー]]が受ける[[戦闘ダメージ]]が0になる[[誘発効果]]を持つ。~
 この[[誘発効果]]は自身が[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に[[強制発動]]する。~

 [[効果]]そのものは[[破壊された]]時に[[《和睦の使者》]]を[[発動]]する[[モンスター]]といったもの。~
 ただし、[[プレイヤー]]への[[戦闘ダメージ]]を0にするだけであり、[[自分]]の[[モンスター]]への[[戦闘ダメージ]]を0にして[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されるのを防ぐことはできない。~
 また[[効果]]が[[ダメージ計算]]後に[[適用]]されるため、《ハネクリボー》自身が[[攻撃表示]]で[[攻撃]]された時や[[貫通]][[モンスター]]に[[攻撃]]された時の[[戦闘ダメージ]]は0にはならない。~

 [[《クリボーを呼ぶ笛》]]で[[特殊召喚]]することで[[《デビルズ・サンクチュアリ》]][[《和睦の使者》]]の役割を兼任できる。~
 [[デュエル]]終盤なら[[《進化する翼》]]で[[《ハネクリボー LV10》]]に進化することにより、切り札としても使える。~
 同じく[[《クリボーを呼ぶ笛》]]で[[特殊召喚]]できる[[《クリボー》]]共々、[[天魔神]]の[[召喚]][[コスト]]としても利用できる。~
 特に[[《クリボーを呼ぶ笛》]]から[[特殊召喚]]し、そのまま[[《天魔神 インヴィシル》]]の[[アドバンス召喚]]で[[リリース]]できるのは強力。~

 また、[[《リミット・リバース》]]に対応しておりこれらの[[カード]]が[[破壊]]される時にこの[[モンスター]]を[[蘇生]]する事で[[プレイヤー]]限定の[[《和睦の使者》]]として活用可能。~
 状況に応じて[[蘇生]][[対象]]を[[《ゼロ・ガードナー》]]と使い分けるととても使いやすい。~

-方法はどうあれ[[破壊]]されれば[[効果]]が[[発動]]するため、[[《終焉の王デミス》]]の[[モンスター効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《クリボーを呼ぶ笛》]]を[[発動]]すれば[[【デミスドーザー】]]等の[[1ターンキル]]を回避できる。~
もっとも、[[相手]]の[[カード]]を[[無効]]にしたり[[破壊]]しているわけではないので、1[[ターン]]先延ばしにしたにすぎないのだが。~
なお、[[フィールド]]で[[破壊]]される必要があるため、[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]等で[[手札]]から[[破壊]]された場合は[[効果]]を活かせない点には注意。

-ある意味、最も[[攻撃]]されづらい[[モンスター]]といえるだろう。~
[[《進化する翼》]]・[[《バーサーカークラッシュ》]]の2枚の専用[[サポート>サポートカード]]に加え、[[《オネスト》]]にまで対応している。~
[[《クリボーを呼ぶ笛》]]からの奇襲性、[[破壊]]されれば[[効果]]は[[発動]]と、低[[ステータス]]でありながら攻防を兼ね備えた[[モンスター]]である。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGX・漫画GXにおける精霊の1体であり、十代の相棒の1枚。~
元は遊戯(漫画版では響紅葉)の手元にあった[[カード]]だが、十代に受け継がれる事となった。~
それ以降は彼の相棒として、様々な局面において彼を支えていった。~
デビュー戦となった「十代vsクロノス」(1戦目)では[[《古代の機械巨人》]]の[[攻撃]]の[[貫通]][[ダメージ]]から十代を守った(ただし上記の理由により、これはOCGでは不可能である)。~
その後の「vs神楽坂」戦においては遊戯[[デッキ]]の[[《クリボー》]]と対戦した。~
「十代vs影丸戦」では、この[[カード]]が[[破壊]]されたことにより、[[《賢者の石 サバティエル》>《Sabatiel - The Philosopher's Stone》]]を[[手札]]に加える[[トリガー]]となる。~
「十代vs影丸戦」では、この[[カード]]が[[破壊]]されたことにより、[[《賢者の石−サバティエル》]]を[[手札]]に加える[[トリガー]]となる。~
主に十代はピンチ時に[[《クリボーを呼ぶ笛》]]の[[効果]]により[[特殊召喚]]することで[[壁]]として使用していた。~

--第1話のプロローグが《ハネクリボー》を渡されるシーン、そして最終話で最後に[[ドロー]]した[[カード]]が《ハネクリボー》だった。~
十代にとっても作品にとっても重要な[[カード]]だったが、[[《E・HERO ネオス》]]や[[ネオスペーシアン>N]]登場後、[[デュエル]]でも出番は減った。~
十代が覇王になっている間は一切姿を見せず、十代が元に戻ると再び姿を見せたが、それについての説明は一切なかった。~
「vsダークネス」戦では、[[《E・HERO ネオス》]]と[[《ユベル》]]が奮闘する中、[[《超融合》]]の[[コスト]]として[[捨てられる>捨てる]]という僅かな役割だった。~
「《ハネクリボー》を持つにふさわしいデュエリストになったか試す」と始まった「vs遊戯」戦でも結局[[使用]]されなかった。~

--[[《クリボー》]]同様に[[召喚]]されると対戦[[相手]]に侮られたり、雑魚呼ばわりや馬鹿にされるのは、もはやお約束である。~
その一方で第4話では観客の女子達から「かわいー!」と歓声が上がった事もある。

--まだ精霊として姿を見せていなかった第1話では、[[カード]]の中からウインクする姿も見ることが出来た。~
--まだ精霊として姿を見せていなかった第1話では、[[カード]]の中からウインクする姿も見ることができた。~
その時の絵は[[ゲーム付属>ゲーム付属カード#r0b1b660]]バージョンの[[イラスト]]になっている。(ただし背景の色は変わっていなかった)~


--GXの台本や、番組終了後のエンド[[カード]]にも《ハネクリボー》が描かれている。~

--上記の通り、漫画GXにおいても十代が愛用している。~
「vs万丈目」(1戦目)において初使用され、アニメと同じく[[《ハネクリボー LV10》]]へと進化して勝利に貢献した。~
「vs紅葉」戦では紅葉が使用し、[[《メテオ・ストライク》]]を装備した十代の[[《E・HERO サンダー・ジャイアント》]]の[[貫通]][[ダメージ]]を防いだが、上記の通りOCGでは不可能。~
コミックスでは[[《E・HERO サンダー・ジャイアント》]]の[[効果]]で《ハネクリボー》が[[破壊]]された事で[[効果]]を[[発動]]するよう修正された。~
なお、紅葉が使用した時のみ攻守が100ポイントになっていたが、これもコミックス掲載時には修正されている。~
「vs小日向」戦では[[通常魔法]]《錬金術の研究成果》により[[《ハネクリボー LV9》]]へと進化した。~
「十代&万丈目vsMr.マッケンジー」戦では[[《光と闇の竜》]]と共に[[《マアト》]]の[[融合素材]]となり、[[《トラゴエディア》]]の野望を打ち砕いた。~

--漫画GXでは古代エジプトの回想シーンにおいて、この[[カード]]の精霊の起源について触れられている。~
元々は「白き羽の&ruby(カー){精霊};」と呼ばれる白い色をした精霊で、罪人の心臓を取り込む能力を持っていたが、[[罪人>《トラゴエディア》]]の深すぎる心の闇を取り込んだことにより、黒く変色した。~
その後、[[トラゴエディア>《トラゴエディア》]]が復活した際に元の白に戻ったが、[[トラゴエディア>《トラゴエディア》]]を完全封印した際に再び黒くなった。

--アニメARC-V1話の記念グッズ販売会の商品リストに載っていた。

--漫画「犬マユゲでいこう」では《ハネクマボー》というキャラが登場している。

-コナミのゲーム作品において―~
[[NIGHTMARE TROUBADOUR>ゲーム付属カード#d64543d5]]では本体に[[めざせデュエルキング!>ゲーム付属カード#id486da4]]を同時に挿すことでこの[[カード]]が手に入る。~
また、[[WORLD CHAMPIONSHIP 2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]と[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では対戦[[相手]]として登場。~
前者では[[【E・HERO】]]を、後者では[[【コンタクト融合】]]を駆使し、[[《ハネクリボー LV10》]]の[[召喚]]を狙う。~

--TAG FORCEシリーズでは、ゲームオリジナルの[[サポートカード]][[《賢者の石 サバティエル》>《Sabatiel - The Philosopher's Stone》]]が使用できる。~
//《ハネクリボー》の[[破壊]]を[[トリガー]]に[[サーチ]]できる[[《賢者の石 サバティエル》>《Sabatiel - The Philosopher's Stone》]]は、発動後[[手札]]では無く[[デッキ]]に戻る点以外はアニメ本編登場時と同様の[[効果]]を持ち、非常に強力なため[[TAG FORCE>ゲーム付属カード#w02aab36]]では[[制限カード]]、それ以降では[[禁止カード]]となっている。~
--TAG FORCEシリーズでは、ゲームオリジナルの[[サポートカード]][[《賢者の石−サバティエル》]]が使用できる。~

--[[DUEL TERMINAL]]においては、この[[カード]]と[[《バーサーカークラッシュ》]]をスキャンする事で隠し[[デッキ]]を使用できる。~

**関連カード [#l2f9e817]
-[[Winged Kuriboh]]
-[[ハネクリボー]]

-[[《クリボー》]]
-[[《クリボン》]]
-[[《クリボルト》]]
-[[《クリフォトン》]]
-[[《虹クリボー》]]

-[[《ネコマネキング》]]
-[[《薄幸の美少女》]]
-[[《D・ライトン》]]

―[[サポートカード]]
-[[《クリボーを呼ぶ笛》]]
-[[《進化する翼》]]
-[[《バーサーカークラッシュ》]]

―《ハネクリボー》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ギフトカード》]]
-[[《ラッキー・チャンス!》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#uf80fe50]
-[[【クリボー】]]

**収録パック等 [#i7270a84]
-[[THE LOST MILLENNIUM]] TLM-JP005 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};
-[[遊戯王デュエルモンスターズGX めざせデュエルキング! 付属カード>ゲーム付属カード#id486da4]] GX1-JP002 &size(10){[[Ultra]]};
-[[デュエリストパック−十代編−]] DP1-JP005 &size(10){[[Rare]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP185 &size(10){[[Super]]};
-[[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]] DT01-JP008

**FAQ [#ja4e14ee]
Q:[[《レベルアップ!》]]でこの[[カード]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[《ハネクリボー LV10》]]を[[特殊召喚]]する事ができますか。~
A:いいえ、この[[カード]]の名には「[[LV]]」が含まれていないため、[[《レベルアップ!》]]を[[発動]]する事はできません。

Q:[[裏側表示]]のこの[[カード]]が[[カードの効果]]で[[破壊された]]時でも[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]します。(10/02/02)

Q:元々の[[持ち主]]が[[自分]]のこの[[カード]]が相手[[フィールド]]上で[[破壊]]された時、[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:[[発動]]し、元々の[[持ち主]]である[[自分]]が受ける[[戦闘ダメージ]]が0になります。(13/04/17)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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