*《ハンニバル・ネクロマンサー/Hannibal Necromancer》 [#lcf39a80]
 効果モンスター
 星4/闇属性/魔法使い族/攻1400/守1800
 このカードが召喚に成功した時、
 このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
 このカードに乗っている魔力カウンターを1つ取り除く事で、
 フィールド上に表側表示で存在する罠カード1枚を破壊する。
//http://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t98540021


 [[「遊戯王デュエルモンスターズインターナショナル ワールドワイドエディション」攻略本 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]]として登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~
 自身に[[魔力カウンター]]を乗せる[[誘発効果]]と、[[フィールド]]上の[[表側表示]][[罠カード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~

 その[[効果]]の類似性から、強さを調整された[[《魔導戦士 ブレイカー》]]とも見ることができる。~
 しかし、[[《罠はずし》]]と同じ[[効果]]はあまりにも調整されすぎである。

+[[攻撃力]]が低く[[戦闘]]ではあまり役に立たない。
+そこそこの[[守備力]]を活かすには[[裏側守備表示]]で出さなければならないが、そうすると反転後に[[カウンター]]が乗らない。
+[[《キラー・トマト》]]から出せるが、そうすると[[効果]]が[[発動]]しない。
+[[裏側表示]]のカードは[[破壊]]できない。
+[[魔法カード]]は[[破壊]]できない。

 と劣る点が多すぎる。~
 加えて[[表側表示]]で存在する[[罠カード]]となると[[永続罠]]となるのだが、[[《スキルドレイン》]]は[[効果]]が[[無効]]化されるため[[破壊]]できない。~
 また[[《光の護封壁》]]や[[《拷問車輪》]]等は[[《王宮のお触れ》]]で事足りるという事を考えると、使い所の狭さも悩みの種となる事がわかる。~
 現在では[[《結界術師 メイコウ》]]が存在するため、ますます出番は少ない。
 一応、[[《漆黒のパワーストーン》]]を自ら破壊することで[[《魔法都市エンディミオン》]]に素早く[[魔力カウンター]]を乗せ、[[《神聖魔導王 エンディミオン》]]の特殊召喚のサポートに使えなくも無い。多少以上のダメージは覚悟しなくてはならないが。

 結局の所[[【Vドラコントロール】]]が[[《王宮のお触れ》]]対策で[[サイドデッキ]]に入れる程度。~
 その際も1戦目で勝負が決したり、[[《イナゴの軍勢》]]で片付いたりとつくづく活躍の場が無い不運なカードとなっている。~
 ただし、[[《イナゴの軍勢》]]では出して即[[破壊]]は出来ないため、[[《王宮のお触れ》]]影響下で1ターン守らなくてはならない。~
 こちらなら即[[破壊]]できるためほぼ確実に[[破壊]]可能。
それ以外なら[[《王宮の弾圧》]]があるときに[[《奈落の落とし穴》]]を回避できる位の点か。

//-使う場合、相手に[[効果]]を聞かれることがある。
//別にこのカードに限ったことではないしわざわざ書くことでもない

-このカードが入っていた袋には、「[[《悪夢の蜃気楼》]]と[[コンボ]]になる」だとか、「[[《キラー・トマト》]]で[[特殊召喚]]しよう」だとか書かれている。~
どうしてこうも間違いばかり書くのだろうか。

-”魔法使い”で”ネクロマンサー”なのにその姿は、爬虫類のような怪物の風貌である。~
//また、ゲームでのテキストでは、「死霊の魂が集まり、《ハンニバル・ネクロマンサー》となった。」とある。~
原作出身のためか、かなり変化球なデザインの[[モンスター]]である。~
カード化されるのがやたら遅かった割には、今ひとつな[[効果]]の原作出身[[モンスター]]。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」で、バトルシティ開幕前日の「レアハンターvs城之内」にてレアハンターが最初に[[召喚]]した[[モンスター]]。~
他のレアハンターの[[モンスター]]と同じく、場つなぎのためだけの出番であり、あっというまに倒された。~
一応[[守備力]]が1800あるので、同じ利用法の[[《三ツ首のギドー》]]よりはマシである。~
大した活躍はしてない割にアニメでは2期のOPに登場している。~
またアニメでは、他の決闘者も使用しているのが確認できる。~

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たず、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「死霊の魂が集まりハンニバル・ネクロマンサーとなった」と書かれている。~
そのときは[[レベル]]5の[[モンスター]]であった。~

-神話・伝承において―~
ネクロマンサーについては[[《カオス・ネクロマンサー》]]参照。~
ハンニバルとはカルタゴの優れた政治家かつ将軍であり、恐怖の代名詞として使われる。~
しかしこのモンスターの場合は映画「羊たちの沈黙」に登場したハンニバル・レクターからとられたと考えるほうが自然である。

**関連カード [#h70617d8]
―ネクロマンサーの[[モンスター]]
-[[《カオス・ネクロマンサー》]]

―[[効果]]関連
-[[《雲魔物−アシッド・クラウド》]]
-[[《魔導戦士 ブレイカー》]]

-[[《巨大戦艦 テトラン》]]

-[[《罠はずし》]]

**収録パック等 [#jccd526b]
-[[ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−]] SD16-JP004
-[[「遊戯王デュエルモンスターズインターナショナル ワールドワイドエディション」攻略本 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]] GBI-B01 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#f7dce415]
Q:このカードはどう[[召喚]]すれば[[魔力カウンター]]が乗るのですか?~
A:[[表側攻撃表示]]で[[通常召喚]]したときのみ、[[魔力カウンター]]が乗ります。~
 [[反転召喚]]や[[特殊召喚]]では[[カウンター]]は乗りません。~
 ([[《聖なる輝き》]][[発動]]中は特例あり)