《ハンニバル・ネクロマンサー/Hannibal Necromancer》 †
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1400/守1800
このカードが召喚に成功した時、
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
このカードに乗っている魔力カウンターを1つ取り除く事で、
フィールド上に表側表示で存在する罠カード1枚を破壊する。
「遊戯王デュエルモンスターズインターナショナル ワールドワイドエディション」攻略本 付属カードとして登場した闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
自身に魔力カウンターを乗せる誘発効果と、フィールド上の表側表示罠カードを破壊する起動効果を持つ。
強さを調整された《魔導戦士 ブレイカー》であるが、《罠はずし》と同じ効果はあまりにも調整されすぎである。
おまけに当の《魔導戦士 ブレイカー》はというと09/09/01の制限改訂でついに制限解除されることに。
加えて表側表示で存在する罠カードとなると永続罠となるのだが、《スキルドレイン》は効果が無効化されるため破壊できない。
現在では《ヴェルズ・カイトス》が存在するため、ますます出番は少ない。
《グレイモヤ不発弾》の登場により使い道は多少増えた。
《魔導戦士 ブレイカー》と比べると、《奈落の落とし穴》にかからないのでコンボの成功率が高い。
リクルートやサーチがしやすいステータスであるが、リクルートすると魔力カウンターは乗らないので《魔力掌握》等を使用すると良い。
- ”魔法使い”で”ネクロマンサー”なのにその姿は、爬虫類のような怪物の風貌である。
原作出身のためか、かなり変化球なデザインのモンスターである。
カード化されるのがやたら遅かった割には、今ひとつな効果の原作出身モンスター。
- 原作・アニメにおいて―
「バトルシティ編」における「城之内vsレアハンター」戦にてレアハンターが最初に召喚したモンスター。
他のレアハンターのモンスターと同じく、場つなぎのためだけの出番であり、活躍もせずに倒された。
一応守備力が1800あるので、同じ利用法の《三ツ首のギドー》よりはマシである。
大した活躍はしてない割にアニメでは2期のOPで《シャイン・アビス》、《女邪神ヌヴィア》と共に登場している。
またアニメでは、他の決闘者も使用しているのが確認できる。
アニメ版DMで、戦いの儀の前に海馬が遊戯に差し出したジュラルミンケースの中に入っていたカードの1枚。
- コナミのゲーム作品において―
GBのDMシリーズでは効果を持たず、オリジナルのテキストが存在する。
「死霊の魂が集まりハンニバル・ネクロマンサーとなった」と書かれている。
OCGより先にそのイラストが登場した「真デュエルモンスターズII 継承されし記憶」では、表に返すとフィールド上のすべてのアンデット族を300ポイント強化するというファンタジーにおける「ネクロマンサー」らしい効果を持っていた。
またゲーム中ではレベルが5だった。
- 神話・伝承において―
ネクロマンサーについては《カオス・ネクロマンサー》参照。
ハンニバルとは紀元前2世紀前後に実在したカルタゴの優れた政治家・将軍である。
古代ローマとの第二次ポエニ戦争では当時不可能と思われていたアルプス越えを決行して首都ローマの目前にまで迫った名将であり、現在でも恐怖の代名詞として使われている。
しかしこのモンスターの場合、外見などから映画「羊たちの沈黙」に登場したハンニバル・レクターが元ネタであると考えるほうが自然である。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードはどう召喚すれば魔力カウンターが乗るのですか?
A:表側攻撃表示で通常召喚したときのみ、魔力カウンターが乗ります。
反転召喚や特殊召喚ではカウンターは乗りません。
(《聖なる輝き》発動中は特例あり)