通常魔法 フィールド上に表側攻撃表示で存在する 攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊する。
SOUL OF THE DUELISTで登場した、フィールド上の表側攻撃表示モンスターを破壊する通常魔法。
効果解決時に攻撃力が一番高いモンスター1体を判定するので対象をとる(指定する)効果ではない。
若干確実性は薄いが、1:1交換ができる優秀な単体除去。
このカードを使う場合、自分のモンスターが効果対象になる恐れがある事に注意。
そのため、こちらが攻め込んでいる時には役に立たないカードといえる。
他には、発動時に《月の書》をチェーンされると、最悪の場合、自分のモンスターに牙を剥き2:1交換になってしまうことも。
《スケープ・ゴート》をチェーンされても影響を受けない点や、攻撃力の高いモンスターを狙って破壊できる点は《地割れ》より優れているが、やはり自軍に飛んでくる可能性があるのは大きな問題点である。
一般的なデッキでは、《地砕き》《地割れ》をフル投入した後の単体除去とされる。
しかし、現在除去カードは相手ターンに発動できる《奈落の落とし穴》などが主流であり、そもそも《地砕き》や《地割れ》の出番すらほとんどないのが現状である。
このカードはむしろ、自分フィールド上のカードを能動的に破壊できることに着目スべきだろう。
《ネフティスの鳳凰神》を叩いて自己再生時の魔法・罠破壊効果を発動させたり、《毒蛇王ヴェノミノン》を破壊して《蛇神降臨》に繋げたりできる。
しかし、これらについてもフリーチェーンの《デストラクト・ポーション》や《毒蛇の供物》でサクリファイス・エスケープを兼ねた方が良い結果を生むことが多く、結局のところ使い勝手が良いとは言い難い。
―イラスト関連
Q:フィールドに最大の攻撃力を持つモンスターが複数いた場合どうなりますか?
A:同じ数値のモンスターが複数いた場合は、効果解決時に発動プレイヤーがその中から1体選び、それに効果を適用します。
Q:フィールド上に存在する攻撃力の一番高いモンスターが魔法カードの効果を受けないモンスターでした。
この場合、どのように処理しますか?
A:効果は適用されず、他のモンスターを破壊する事もありません。(10/11/10)
Q:相手フィールド上に魔法カードの効果を受けないモンスターしか存在しない場合、発動できますか?
A:はい、発動できますが、効果は適用されません。(10/11/10)