*《バーサーク・デッド・ドラゴン/Berserk Dragon》 [#x0c61b76]
 効果モンスター
 星8/闇属性/アンデット族/攻3500/守   0
 このカードは「デーモンとの駆け引き」の効果でのみ特殊召喚が可能。
 相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃が可能。
 自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は500ポイントダウンする。

 [[ガーディアンの力]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[自分]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]毎に[[攻撃力]]が減少する[[効果]]と[[全体攻撃]]できる[[効果]]を持つ。~

 まず、[[《デーモンとの駆け引き》]]の発動条件となるレベル8以上の[[モンスター]]を呼び出す方法だが、[[最上級モンスター]]の展開が容易になった現在ではあまり難しいことではない。~
 [[《トラゴエディア》]]や[[《神獣王バルバロス》]]等の[[モンスター効果]]を利用するのも良いだろう。~
 自身も[[レベル]]8であるため、自身を発動条件に2体目を呼ぶ事も可能である。~

 [[《デーモンとの駆け引き》]]は、レベル8以上の[[モンスター]]が[[墓地]]に送られたターンであることが発動条件となっている。~
 [[戦闘破壊]]でも[[効果]][[破壊]]でも呼び出すことができ、さらに自ら能動的に[[墓地に送る]]事でも発動条件を満たすことができる。~
 [[《スターダスト・ドラゴン》]]等の[[リリース]]による[[墓地に送る]]行為や[[地縛神]]等の[[自壊]]からでも呼び出すことが可能である。~
 ただし、[[罠モンスター]]の[[《メタル・リフレクト・スライム》]]が[[破壊]]されても[[発動条件]]を満たすことはできない。~
 該当する[[モンスター]]は少ないが[[シンクロ素材]]として[[墓地に送る]]事も有効で、[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]や[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]などの[[シンクロ召喚]]に乗じれば[[攻撃力]]3000オーバーの強力な[[モンスター]]を2体並べて[[フィールド]]を制圧する事もできる。~
 ただし、[[罠モンスター]]の[[《メタル・リフレクト・スライム》]]では[[発動条件]]を満たせないので注意。~

 高い[[攻撃力]]と[[全体攻撃]]という相乗効果の高い特性を持っている。~
 [[全体攻撃]]で[[リクルーター]]等を大[[ダメージ]]を与えつつ潰すことが可能。~
 [[《H−ヒートハート》]]等で[[貫通]][[効果]]を付与することで、大ダメージを狙うことができる。~
 中でも、[[貫通]][[効果]]と[[《おジャマトリオ》]]を組み合わせる事で[[1ターンキル]]も可能である。~

 ターンごとに[[攻撃力]]が減少する[[デメリット]]を持っているが、あまり気にする必要はない。~
 [[攻撃力]]2000までなら十分に戦力として機能するし、そこまで[[攻撃力]]が下がる前に[[除去]]されてしまう場合の方が多いからである。~

 その他の特性としては、[[《デーモンとの駆け引き》]]は[[速攻魔法]]であるため、奇襲として用いることが可能である。~
 レベル8[[モンスター]]であるため、[[《トレード・イン》]]の[[コスト]]にできるという利点がある。~
 無論、豊富な[[闇属性]]サポートカードを使用できるのも利点。~
 特に、[[特殊召喚モンスター]]であるこの[[カード]]にとって、[[《悪夢再び》]]で容易に[[サルベージ]]できる点は見逃せない。~
 前述の[[《トレード・イン》]]と組み合わせても[[効果]]的に[[アドバンテージ]]を稼げる。~
 [[《悪夢再び》]]をメインに据えるなら、[[《オレイカルコス・シュノロス》]]と[[《ドラゴン・ゾンビ》]]を組み合わせるといい働きをする。~

 このカードと相性の良いカードも多く存在する。~
 [[《天魔神 ノーレラス》]]の[[効果]][[発動]]前に[[《デーモンとの駆け引き》]]を[[デッキトップ]]に乗せておけば、確実に大ダメージを狙える。~
 [[《地縛神 Aslla piscu》]]等で[[相手]][[モンスター]]を一掃した後に特殊召喚し、攻撃する戦術も良いだろう。~
 [[《闇より出でし絶望》]]・[[《スカル・フレイム》]]でも[[発動条件]]を満たせるため、[[【アンデット族】]]に投入することも難しくない。~
 ただし、[[アンデット族]]専用の[[サポートカード]]による[[特殊召喚]]には対応しない。~
 [[レベル]]8[[モンスター]]の多い[[【高等儀式術】]]でも採用が検討できる。~


-[[《禁じられた聖杯》]]を使用すると、自身の[[効果]]で下がった[[攻撃力]]が戻るが、[[全体攻撃]]能力を失うことになる。~
採用する場合は、[[相手]][[ターン]]の[[バトルフェイズ]]に迎撃に使用すると良いだろう。~
//自分のターンに使用すれば、エンドフェイズに発動する攻撃力減少効果も無効にできる。~

-[[《光神機−轟龍》]]が[[自壊]]の時に[[発動]]することも可能だが、[[特殊召喚]]した瞬間に[[攻撃力]]が下がってしまうので注意が必要である。~

-アニメでプレゼントが行われた[[カード]]であり、[[ガーディアンの力]]では[[ノーマルレア>N-Rare]]として収録されている。~
他のアニメ由来[[カード]]5種も同様である。~


-原作・アニメにおいて―~
「遊戯&城之内vsビッグ5」戦においてビッグ5が使用した、彼らのもう一つの切り札。~
[[《デーモンとの駆け引き》]]により[[特殊召喚]]される。~
アニメでは「1[[ターン]]に4回[[攻撃]]をすることができる」という[[効果]]を持っていた。~
OCG化されるにあたり、この[[効果]]が[[全体攻撃]]となった。~
この[[効果]]により遊戯の[[《ブラック・マジシャン》]]が隠れた[[《マジカルシルクハット》]]を全て[[攻撃]]しようとしたが、城之内の[[《炎の剣士》]]が身代わりになり、[[攻撃力]]1000以下の[[モンスター]]への[[ダメージ]]を0にする《1ドル銀貨》で防がれたため、[[攻撃]]は不発に終わった。~
その後、[[攻撃力]]のダウンした所を[[《炎の剣士》]]のデッキマスター能力によって[[強化]]した[[《ブラック・マジシャンズ・ナイト》]]により[[戦闘破壊]]された。~

--アニメ5D'sの[[デュエリストボックス>パックパッケージ#e3c6f021]]同梱DVDでの「遊星vsジャック」戦において遊星が使用した[[永続罠]]《革命−トリック・バトル》の[[イラスト]]では、[[《カードエクスクルーダー》]]と共に描かれている。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《デーモンとの駆け引き》]]

―[[効果]]関連~
――強制
-[[《究極恐獣》]]

-[[《拡散する波動》]]

――任意
-[[《阿修羅》]]
-[[《ヴァリュアブル・アーマー》]]
-[[《神機王ウル》]]
-[[《A・O・J サウザンド・アームズ》]]
-[[《ジュラック・モノロフ》]]

-[[《E・HERO ワイルドジャギーマン》]]
-[[《スーパービークロイド−ステルス・ユニオン》]]

**収録パック等 [#hcdc6c5f]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP181 &size(10){[[Super]]};
-[[ガーディアンの力]] 304-019 &size(10){[[N-Rare]]};

**FAQ [#oef98545]
Q:このカードは[[通常召喚]]できますか?~
A:いいえ、できません。[[特殊召喚モンスター]]です。

Q:このカードが[[《キラー・トマト》]]などの[[リクルーター]]を倒した場合、新たに[[召喚]]された[[モンスター]]を[[攻撃]]できますか?~
A:はい、[[攻撃]]できます。

Q:このカードの[[攻撃]]が[[《魔法の筒》]]で[[無効]]にされました。[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在していれば、その[[ターン]]にまた[[相手]][[モンスター]]を[[攻撃]]できますか?~
A:可能ですが、一度[[攻撃]]対象に選択した[[モンスター]]を再度[[攻撃]]対象に選択することはできません。(09/07/01)

Q:[[相手]][[フィールド]]上に3体の[[モンスター]]がいる時、2体だけを[[攻撃]]することができますか?~
A:はい、できます。

Q:このカードで[[相手]][[プレイヤー]]に[[ダイレクトアタック]]をした時に、[[《冥府の使者ゴーズ》]]が[[特殊召喚]]された場合、このカードで[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[冥府の使者カイエントークン]]を[[攻撃]]することは出来ますか?~
A:いいえ、できません。[[直接攻撃]]の後は[[モンスター]]を[[攻撃]]できません。(07/05/03)~