*《バーストブレス/Burst Breath》 [#qa335c68]
*《バーストブレス/Burst Breath》 [#top]
 通常罠
 自分フィールド上のドラゴン族モンスター1体を生け贄に捧げる。
 生け贄に捧げたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ
 表側表示モンスターを全て破壊する。
 (1):自分フィールドのドラゴン族モンスター1体をリリースして発動できる。
 リリースしたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ
 フィールドのモンスターを全て破壊する。

 [[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[ドラゴン族]]を[[生け贄に捧げる]]ことで[[発動]]可能な[[全体除去]]。
 [[ドラゴン族]]を[[リリース]]し、[[ステータス]]を参照して[[全体除去]]する[[効果]]を持つ。~

 [[ドラゴン族]]の[[サポートカード]]の中では強力な部類に入る。~
 指定した[[ドラゴン族]]の[[攻撃力]]以下の[[守備力]]を持つ[[モンスター]]を[[破壊]]する。
 [[フリーチェーン]]なので、[[相手]]の[[除去]]に対する[[サクリファイス・エスケープ]]にしたり、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]・[[リンク召喚]]の素材が並んだところをまとめて処理したりできる。~
 だが[[リリース]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]及び[[破壊]]する[[モンスター]]の[[守備力]]に依存するため[[破壊]]枚数は不安定であり、[[自分]]の[[モンスター]]を巻き込む恐れもある。~

 同じ[[全体除去]][[効果]]を持つ[[《ライトニング・ボルテックス》]]と比べると[[コスト]]が縛られている点で劣り、[[自分]]の[[モンスター]]をも巻き込んでしまう。~
 だが、[[モンスター]]を[[コスト]]とする[[フリーチェーン]]の[[罠カード]]なので、[[自分]]の[[ドラゴン族]]、またはこの[[カード]]に対する[[相手]]の[[除去]]に[[チェーン]]すれば[[カード]]の消費を軽減出来る。~
 [[《簡易融合》]]で[[生け贄]]を確保出来るが、その[[モンスター]]は[[エンドフェイズ]]に[[破壊]]されるため、あらかじめこの[[カード]]を[[セット]]しておく必要がある。
 大半の[[モンスター]]が低[[守備力]]で統一されている[[フレムベル]]・[[ラヴァル]]・[[インヴェルズ]]等が[[相手]]なら低[[攻撃力]]の[[モンスター]]でも[[除去]]しやすいが、基本的には[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]と共に使いたい。~
 [[攻撃力]]が重要視される[[環境]]のため、[[上級>上級モンスター]]以上の[[モンスター]]を[[リリース]]すれば[[全体除去]]となる可能性も高い。~
 ただし、[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]や[[最上級モンスター]]には高[[守備力]]の[[モンスター]]も多く、[[守備力]]を持たない[[リンクモンスター]]には全く通用しないので素材となる[[モンスター]]が並んだところを狙いたい。~
 このことは[[自分]]の[[コントロール]]する[[モンスター]]にも同じことが言え、[[自分]]の[[モンスター]]が巻き添えになるのを防ぐ手段にもなるので一長一短ではある。~

 [[攻撃力]]偏重で[[守備力]]があまり気にされない現[[環境]]では、[[攻撃力]]1600以上の[[ドラゴン族]]で[[デッキ]]を固めると使いやすい。~
 ただし、[[守備力]]の高い[[モンスター]]の中でも[[《黒蠍−棘のミーネ》]]・[[《ボタニカル・ライオ》]]・[[《墓守の偵察者》]]・[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]等は比較的採用率が高いので注意。~
 [[攻撃力]]の高い[[《サファイアドラゴン》]]・[[《ブリザード・ドラゴン》]]等を[[生け贄]]とすれば、[[レベル]]6以下の[[モンスター]]の大半を[[破壊]]出来る。~
 [[攻撃]]を終えて[[守備表示]]となった[[《スピア・ドラゴン》]]・[[《アックス・ドラゴニュート》]]なら[[コスト]]に最適である。~
 [[ドラゴン族]]なら[[裏側表示]]でも構わないので、[[攻撃力]]は高いが単体では[[フィールド]]に出しづらい[[《グランド・ドラゴン》]]を[[セット]]し[[コスト]]とする手もある
 [[リリース]]するための[[モンスター]]としては、[[特殊召喚]]しやすい[[《青眼の白龍》]]や[[《真紅眼の黒竜》]]、[[ペンデュラム召喚]]で再利用できる[[オッドアイズ]]等が扱いやすいか。~
 [[リリース]]と相性の良い[[《闇黒の魔王ディアボロス》]]も[[攻撃力]]が高く扱いやすい。~
 [[自壊]]の確定している[[モンスター]]なら気兼ねなく[[リリース]]でき、[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]なら奇襲的な[[除去]]が狙える。~

-[[イラスト]]でブレスを放っているのは[[《デス・デーモン・ドラゴン》]]。
 ただし、同じく[[フリーチェーン]]で[[ドラゴン族]]を[[リリース]]する[[除去]]には[[《崩界の守護竜》]]が存在する。~
 あちらは[[破壊]]枚数は2枚までだが、[[ステータス]]を問わず[[魔法・罠カード]]も[[破壊]]可能で、[[自分]]の[[モンスター]]を巻き込むことがないため、利便性では圧倒的に劣る。~
 こちらを活用する場合、[[対象をとらない効果]]である点や3体以上の大量[[破壊]]を狙える点を活かしたい。~

-変わったところでは[[《コアキメイル・ドラゴ》]]と相性が良い。~
1枚から[[特殊召喚]]でき[[《コアキメイル・ドラゴ》]]を[[戦闘破壊]]できる[[モンスター]]は[[《フォトン・スラッシャー》]]や[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]など[[光属性]]・[[闇属性]]が多い。~
そのため[[光属性]]・[[闇属性]]以外で[[攻撃力]]・[[守備力]]共に1900を超える[[モンスター]]を出そうとすると複数の[[カード]]を消費する場合が多く、突破される前に[[2:2交換>1:1交換]]以上を狙いやすい。~
[[《コアキメイル・ドラゴ》]]を退かすことで[[自分]]だけ[[光属性]]・[[闇属性]][[モンスター]]を展開する、[[《ミンゲイドラゴン》]]の[[自己再生]]を狙うといった動きも可能になる。~
--この組み合わせは、[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]とも相性が良い。~
[[《コアキメイル・ドラゴ》]]を[[フィールド]]から離して[[闇属性]]の[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を出し、[[蘇生]]で[[《コアキメイル・ドラゴ》]]を戻すことができる。~
既に[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]が[[フィールド]]にいる場合も、その[[守備力]]からこの[[カード]]の巻き添えにならない。~
このため、[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を起点として複数の[[ドラゴン族]]を使い分ける[[デッキ]](海外では【Disaster Dragon】と呼ばれる)で採用されることもあった。~

--ただし、[[カード]]プールの変化した現在は上述の通り[[リンクモンスター]]に弱く、[[除去]]手段だけでなく[[メタ]]に引っかからない[[属性]]の大型[[モンスター]]の選択肢も増えている。~
[[特殊召喚]][[メタ]]の有用性は健在だが、[[《崩界の守護竜》]]の存在もあり往時ほどの活躍は難しくなっている。~

-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]]に再録された際、「([[フィールド]]上に)[[表側表示]]で存在する」との記述が削除された。~
だが[[破壊]]されるのは[[表側表示]][[モンスター]]のみである。(FAQ参照)~
[[スターターデッキ(2012)]]にてルールブックが改訂された際に「[[裏側表示]]の[[カード]]([[セット]]された[[カード]])について」という項目が付け加えられたので、先んじて[[エラッタ]]されたのだろう。~

-[[イラスト]]でブレスを放っているのは[[《デス・デーモン・ドラゴン》]]。~
[[融合素材代用モンスター]]が使用できない[[《デス・デーモン・ドラゴン》]]を[[リリース]]にするのはあまり好ましくないが、[[サクリファイス・エスケープ]]なら話は別である。~

-原作・アニメにおいて―~
「乃亜編」における「海馬瀬人vs海馬剛三郎」戦において瀬人が[[使用]]。~
[[《スピリット・ドラゴン》]]を[[生け贄]]に[[発動]]し、[[《エクゾディア・ネクロス》]]を[[破壊]]しようとしたが失敗に終わっている。
アニメオリジナル「乃亜編」における「海馬瀬人vs海馬剛三郎」戦において瀬人が使用。~
[[《スピリット・ドラゴン》]]を[[生け贄]]に[[発動]]し、[[《エクゾディア・ネクロス》]]を[[破壊]]しようとしたが[[耐性]]により失敗に終わっている。~

--アニメGXでは「吹雪vs藤原」戦において吹雪が[[使用]]。~
[[《真紅眼の黒竜》]]を[[生け贄]]に[[発動]]し、[[《クリアー・バイス・ドラゴン》]]を[[破壊]]しようとしたが[[《クリアー・バイス・ドラゴン》]]の[[効果]]により[[無効]]にされ[[破壊]]された。~
このとき、[[《真紅眼の黒竜》]]は[[墓地]]に送られなかったが、OCGでは[[発動]]と同時に[[コスト]]として[[墓地]]に送られる。
--アニメGXでは「吹雪vs藤原」戦において吹雪が使用。~
[[《真紅眼の黒竜》]]を[[生け贄]]に[[発動]]したが、[[《クリアー・バイス・ドラゴン》]]の[[効果]]により[[無効]]にされ[[破壊]]された。~
このとき、[[《真紅眼の黒竜》]]は[[墓地]]に送られなかったが、[[OCG]]では[[発動]]と同時に[[コスト]]として[[墓地]]に送られる。~
[[OCG]]通りの処理だったならば[[モンスター]]がいなくなるため、[[《クリアー・バイス・ドラゴン》]]の[[攻撃]]によって吹雪が敗北する事はなかった。~

**関連カード [#dadba972]
-その他の商品展開―~
-遊戯王[[ラッシュデュエル]]に登場した[[《正統なるバーストブレス》>rushwiki:《正統なるバーストブレス》]]は、[[カード名]]がこの[[カード]]によく似ており、この[[カード]]を意識してデザインされたものと思われる。

**関連カード [#card]
―類似[[効果]]
-[[《魔霧雨》]]

-[[《モーム》]]
-[[《魔轟神ガルバス》]]
-[[《真紅眼の凶雷皇−エビル・デーモン》]]
-[[《破滅の魔王ガーランドルフ》]]

-[[《ゴッドバードアタック》]]
-[[《毒蛇の供物》]]
-[[《フィッシャーチャージ》]]
-[[《崩界の守護竜》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《デス・デーモン・ドラゴン》]]

**収録パック等 [#h2333f24]
//―《バーストブレス》が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-49
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-045
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP164
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-045
-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-49
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP131
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]] SD22-JP036
-[[ストラクチャーデッキR−巨神竜復活−]] SR02-JP037

**FAQ [#i438b74b]
Q:[[裏側表示]]の[[ドラゴン族]]を[[生け贄に捧げる]]事は出来ますか?~
**FAQ [#faq]
***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

Q:[[裏側表示]]の[[ドラゴン族]]を[[リリース]]して[[発動]]できますか?~
A:はい、可能です。(08/06/25)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
Q:「[[リリース]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]」とは、どのタイミングの数値を参照しますか?~
A:[[フィールド]]上にて[[適用]]されていた時の[[攻撃力]]の数値を参照します。(11/11/29)

Q:[[《バーストブレス》]]の[[効果]]で、[[リリース]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下の[[守備力]]を持つ[[フィールド]]上の「[[裏側表示]][[モンスター]]」を[[破壊]]できますか?~
  また、[[効果]]により[[お互い]]の[[フィールド]]上に存在する「[[裏側表示]][[モンスター]]」の[[守備力]]を[[確認]]することはできますか?~
A:[[フィールド]]上に[[裏側表示]]で存在する[[モンスター]]の[[攻撃力]]と[[守備力]]の数値は[[確認]]する事ができないため、[[《バーストブレス》]]の『[[リリース]]したモンスターの[[攻撃力]]以下の[[守備力]]を持つ、[[フィールド]]上の[[モンスター]]を全て[[破壊]]する』[[効果]]は[[適用]]されません。~
  したがって、[[《バーストブレス》]]の[[効果]]によって[[裏側表示]]で存在する[[モンスター]]を[[破壊]]する事はできません。(12/01/26)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《バーストブレス》,罠,通常罠);