《バーストブレス/Burst Breath》

通常罠
自分フィールド上のドラゴン族モンスター1体をリリースして発動する。
リリースしたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ、
フィールド上のモンスターを全て破壊する。

 Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した通常罠
 ドラゴン族リリースすることで発動可能な全体除去

 ドラゴン族サポートカードの中では強力な部類に入るが、リリースしたモンスター攻撃力相手モンスター守備力に依存するため、威力が不安定になりがちである。
 即効性があり守備力を問わず相手モンスターのみ破壊できる《ライトニング・ボルテックス》裏側守備表示除去できコストなしの《激流葬》等と比べると、こちらはフリーチェーンであるのが強み。
 これにより、相手の除去に対してサクリファイス・エスケープを狙ったり、シンクロ召喚エクシーズ召喚を未然に妨害したりできる。

 攻撃力偏重で守備力があまり気にされない現環境では、攻撃力1600以上のドラゴン族デッキを固めると使いやすい。
 大半のモンスターが低守備力で統一されているフレムベルラヴァルインヴェルズは満遍なく除去できる。
 ただし、守備力の高い下級モンスターの中でも《スノーマンイーター》《ボタニカル・ライオ》《墓守の偵察者》《死霊騎士デスカリバー・ナイト》等は比較的採用率が高いので注意。
 攻撃力の高い《アレキサンドライドラゴン》《ブリザード・ドラゴン》等をリリースとすれば、レベル6以下のモンスターの大半を破壊出来る。
 攻撃を終えて守備表示となった《スピア・ドラゴン》《アックス・ドラゴニュート》ならコストに最適である。
 ドラゴン族なら裏側表示でも構わないので、《仮面竜》あたりをセットしておくだけでも奇襲的に除去が狙える。
 《グランド・ドラゴン》との相性は良いが、融合召喚にでも使わない限り《アレキサンドライドラゴン》等で十分である。

 リリースによって効果を発揮する聖刻との相性は悪くない。
 だが、フィールド上での攻撃力を参照する点と《抹殺の聖刻印》《反射の聖刻印》の存在、各種エクシーズモンスターによる除去を考えると相手を選ぶ点は否めない。

 また、サポートカードによって比較的容易に特殊召喚できるため、《青眼の白龍》《真紅眼の黒竜》攻撃力の高い通常モンスターを使う手もある。
 通常召喚の権利を残しておくことで、がら空きになった相手の場に直接攻撃を仕掛けるチャンスも作ることができる。
 《思い出のブランコ》蘇生させた通常モンスターエンドフェイズ自壊してしまうので、その前にリリースすると効率が良い。
 《白竜の聖騎士》《真紅眼の飛竜》特殊召喚相手除去効果対象となった時や、《黒炎弾》発動後にリリースするという使い方も可能である。
 いずれの使い方にせよ、あらかじめこのカードセットしておく必要があるので注意。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:裏側表示ドラゴン族リリースする事は出来ますか?
A:はい、可能です。(08/06/25)

Q:「リリースしたモンスター攻撃力」とは、リリースしたモンスターフィールド上での攻撃力ですか。 それともフィールド外での攻撃力ですか。
A:フィールド上にて適用されていた時の攻撃力の数値を参照します。(11/11/29)

Q:《バーストブレス》効果で、リリースしたモンスター攻撃力以下の守備力を持つフィールド上の「裏側表示モンスター」を破壊できますか?
  また、効果によりお互いフィールド上に存在する「裏側表示モンスター」の守備力確認することはできますか?
A:フィールド上に裏側表示で存在するモンスター攻撃力守備力の数値は確認する事ができない為、《バーストブレス》の『リリースしたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ、フィールド上のモンスターを全て破壊する』効果は適用されません。
  したがって、《バーストブレス》効果によって裏側表示で存在するモンスター破壊する事はできません。(12/01/26)