*《バーストブレス/Burst Breath》 [#qa335c68]
 通常罠
 自分フィールド上のドラゴン族モンスター1体をリリースして発動する。
 リリースしたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ、
 フィールド上のモンスターを全て破壊する。
//テキストはSD22(2011/12/10)より

 [[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[ドラゴン族]]を[[リリース]]することで[[発動]]可能な[[全体除去]]。

 [[リリース]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]、[[相手]][[モンスター]]の[[守備力]]に依存するため、[[破壊]]枚数は不安定になりやすい。~
 即効性があり[[守備力]]を問わず[[相手]][[モンスター]]のみ[[破壊]]できる[[《ライトニング・ボルテックス》]]、[[裏側守備表示]]も[[除去]]でき[[コスト]]なしの[[《激流葬》]]等と比べると、こちらは[[フリーチェーン]]であるのが強み。~
 これにより、[[相手]]の[[除去]]に対して[[サクリファイス・エスケープ]]を狙ったり、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]を未然に妨害したりできる。~

 [[攻撃力]]が重要視される[[環境]]のため、[[上級モンスター]]を[[リリース]]すれば大抵[[全体除去]]となる。~
 [[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]・[[最上級モンスター]]には高[[守備力]]の[[モンスター]]も多くそれらには通じにくいが、[[自分]]の[[コントロール]]するそれらを巻き添えにしにくともいえる。~
 大半の[[モンスター]]が低[[守備力]]で統一されている[[フレムベル]]・[[ラヴァル]]・[[インヴェルズ]]は満遍なく[[除去]]できる。~

 [[《ポケ・ドラ》]]のように[[リリース]]の確保が容易でも低[[攻撃力]]の[[モンスター]]では意味が薄いので、[[《アレキサンドライドラゴン》]]・[[シンクロモンスター]]等なるべく[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]と共に使いたい。~
 [[攻撃]]を終えて[[守備表示]]となった[[《スピア・ドラゴン》]]・[[《アックス・ドラゴニュート》]]、[[サポートカード]]によって比較的容易に[[特殊召喚]]できる[[《青眼の白龍》]]・[[《真紅眼の黒竜》]]等の[[通常モンスター]]、[[《思い出のブランコ》]]・[[《簡易融合》]]等で[[特殊召喚]]した[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]する[[モンスター]]など、なるべく[[シンクロ素材]]・[[エクシーズ素材]]にするのも良いが、状況しだいではこちらで[[リリース]]するのも有効。~
 [[ドラゴン族]]なら[[裏側表示]]でも構わないので、[[《仮面竜》]]・[[《グランド・ドラゴン》]]あたりを[[セット]]しておくだけでも奇襲的に[[除去]]が狙える。~

 [[リリース]]によって[[効果]]を発揮する[[聖刻]]との相性は良い。~
 だが、[[フィールド]]上での[[攻撃力]]を参照する点と[[《抹殺の聖刻印》]]や[[《反射の聖刻印》]]の存在、各種[[エクシーズモンスター]]による[[除去]]を考えると[[相手]]を選ぶ点は否めない。~

 [[《コアキメイル・ドラゴ》]]を用いる際に採用を検討できる[[カード]]でもある。~
 [[《フォトン・スラッシャー》]]や[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]など突発的に展開されうる[[カード]]を相手にする必要がないため、[[戦闘破壊]]により[[発動]]を強要される場面が少なくなる。~
 また[[特殊召喚]]される大型[[モンスター]]のうち、[[《コアキメイル・ドラゴ》]]
の数値を超える[[守備力]]を持つものは単体で展開できないものが殆どであるため[[2:2交換>1:1交換]]以上を狙いやすい。~
 また[[特殊召喚]]される大型[[モンスター]]のうち、[[《コアキメイル・ドラゴ》]]の数値を超える[[守備力]]を持つものは単体で展開できないものが殆どであるため[[2:2交換>1:1交換]]以上を狙いやすい。~
 一時的に[[フィールド]]を離れることで[[メタ]][[効果]]が途切れてしまうが、これにより[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を展開でき、[[蘇生]]を行うことで再度[[効果]]を適用させられる。~
 [[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]自身はすでに[[フィールド]]にいようと巻き添えを受ける心配もない。~
 意図的に[[《コアキメイル・ドラゴ》]]を排除して[[光属性]]・[[闇属性]][[モンスター]]を展開する、[[《ミンゲイドラゴン》]]の[[自己再生]]を狙うといった動きも可能になるため、[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を起点とし複数の[[ドラゴン族]]を使い分ける[[デッキ]](海外では【Disaster Dragon】と呼ばれる)で特に有用な1枚であろう。

-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]]に再録された際、「([[フィールド]]上に)[[表側表示]]で存在する」との記述が削除された。~
だが[[破壊]]されるのは[[表側表示]][[モンスター]]のみである。(FAQ参照)~
[[スターターデッキ(2012)]]にてルールブックが改訂された際に「[[裏側表示]]の[[カード]]([[セット]]された[[カード]])について」という項目が付け加えられたので、先んじて[[エラッタ]]されたのだろう。~

-[[イラスト]]でブレスを放っているのは[[《デス・デーモン・ドラゴン》]]。~
[[融合素材代用モンスター]]が使用できない[[《デス・デーモン・ドラゴン》]]を[[リリース]]にするのはあまり好ましくないが、[[サクリファイス・エスケープ]]なら話は別である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」における「海馬瀬人vs海馬剛三郎」戦において海馬が使用。~
[[《スピリット・ドラゴン》]]を[[生け贄]]に[[発動]]し、[[《エクゾディア・ネクロス》]]を[[破壊]]しようとしたが失敗に終わっている。

--アニメGXでは「吹雪vs藤原」戦において吹雪が使用。~
[[《真紅眼の黒竜》]]を[[生け贄]]に[[発動]]したが、[[《クリアー・バイス・ドラゴン》]]の[[効果]]により[[無効]]にされ[[破壊]]された。~
このとき、[[《真紅眼の黒竜》]]は[[墓地]]に送られなかったが、OCGでは[[発動]]と同時に[[コスト]]として[[墓地]]に送られる。~
このミスがなければ、[[《クリアー・バイス・ドラゴン》]]の[[攻撃]]によって吹雪が敗北する事はなかった。

**関連カード [#dadba972]
-[[《魔霧雨》]]

-[[《モーム》]]
-[[《魔轟神ガルバス》]]
-[[《破滅の魔王ガーランドルフ》]]

-[[《ゴッドバードアタック》]]
-[[《毒蛇の供物》]]
-[[《フィッシャーチャージ》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《デス・デーモン・ドラゴン》]]

**収録パック等 [#h2333f24]
-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-49
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-045
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP164
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP131
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]] SD22-JP036

**FAQ [#i438b74b]
Q:[[裏側表示]]の[[ドラゴン族]]を[[リリース]]して[[発動]]できますか?~
A:はい、可能です。(08/06/25)

Q:「[[リリース]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]」とは、どのタイミングの数値を参照しますか?~
A:[[フィールド]]上にて[[適用]]されていた時の[[攻撃力]]の数値を参照します。(11/11/29)

Q:[[《バーストブレス》]]の[[効果]]で、[[リリース]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下の[[守備力]]を持つ[[フィールド]]上の「[[裏側表示]][[モンスター]]」を[[破壊]]できますか?~
  また、[[効果]]により[[お互い]]の[[フィールド]]上に存在する「[[裏側表示]][[モンスター]]」の[[守備力]]を[[確認]]することはできますか?~
A:[[フィールド]]上に[[裏側表示]]で存在する[[モンスター]]の[[攻撃力]]と[[守備力]]の数値は[[確認]]する事ができないため、[[《バーストブレス》]]の『[[リリース]]したモンスターの[[攻撃力]]以下の[[守備力]]を持つ、[[フィールド]]上の[[モンスター]]を全て[[破壊]]する』効果は適用されません。~
  したがって、[[《バーストブレス》]]の[[効果]]によって[[裏側表示]]で存在する[[モンスター]]を[[破壊]]する事はできません。(12/01/26)



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//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。