効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1200 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、 自分のデッキから守備力1500以下の植物族モンスター1体を手札に加える。
ザ・ヴァリュアブル・ブック11 付属カードで登場した闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
戦闘破壊で墓地へ送られた時、植物族をデッキからサーチする誘発効果を持つ。
《ボタニティ・ガール》に比べるとサーチ範囲が広くなっており、特に《ローンファイア・ブロッサム》をサーチ可能なのが最大の魅力。
他はほとんど差異がないものの、《ローンファイア・ブロッサム》をサーチ出来るのと出来ないのとでは【植物族】に与える影響は大きく変わる。
ただし《ボタニティ・ガール》と違って戦闘を介さなければならず、発動条件は一般的なリクルーターと同じである。
またこちらは自身が植物族でないため各種サポートを受けることができず、ステータスも僅かではあるがあちらの方が優れている。
以上のことを考えると、効果自体は優秀なのだが使い易いとは言い難いカードである。
何よりも種族が植物族ではない点と、発動条件が緩い割にはサーチ範囲も広い《クリッター》の存在が非常に厳しい。
《クリッター》は制限カードではあるが、上記の通りこのカードを複数積めるメリットはあまり大きくなく、またスペースも取り辛い。
あくまで《クリッター》の採用を前提にし、その後他に《ローンファイア・ブロッサム》のサーチ手段が欲しい場合に投入しよう。
十分な可能性を秘めているカードではあるので【植物族】に一枚入れておけばこのカード自体腐ることは基本的にない。
また《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》のように、《クリッター》ではサーチできないがこのカードならサーチ可能なものも存在する。
《キラー・トマト》を採用する場合は《クリッター》と共にこのカードもリクルートできるので、選択肢に加えてよい。
《魔天使ローズ・ソーサラー》、《ローズ・バード》、《ヴェルズ・マンドラゴ》、《薔薇の妖精》などの《ボタニティ・ガール》ではサーチ不可能なモンスターを多数採用する、《霞の谷の神風》を軸とした【植物族】の場合は、自身が植物族でないことを差し置いてもこのカードが有用である。