*《バイサー・ショック/Byser Shock》 [#oef779d2]
 効果モンスター
 星5/闇属性/悪魔族/攻 800/守 600
 このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
 フィールド上の全てのセットされたカードを持ち主の手札に戻す。

 [[新たなる支配者]]で登場した、[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[セット]]された[[フィールド上のカード]]全てを[[持ち主]]の[[手札]]に[[戻す]][[誘発効果]]を持つ。~
 この[[誘発効果]]は自身が[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]に成功した時に[[強制発動]]する。~

 このステータスで[[生け贄召喚]]しようと考える人はいないだろう。~
 素直に[[《キラー・トマト》]]で出したい。~

 肝心の[[効果]]のほうだが、[[フィールド]]に絶対に[[セット]]しないということは滅多にないので、この[[バウンス]][[効果]]はそれなりに役に立ってくれる。~
 しかし[[表側表示]]になっているカード、特に強力な[[攻撃表示]][[モンスター]]を戻せないというのが厄介。~

 魔法・罠を[[手札]]に[[戻す]]なら[[《ハリケーン》]]、[[モンスター]]を[[手札]]に[[戻す]]なら[[《守護者スフィンクス》]]の方が強力。~
 また、[[裏側表示]]カードをピンポイントに狙うにしても、[[《抹殺の使徒》]]や[[《地帝グランマーグ》]]を使ったほうがいい。

 [[《浅すぎた墓穴》]]とは[[コンボ]]が可能。~
 その際、[[自分]]は[[《クリッター》]]を[[セット]]するなどして損失の回復につとめたい。~
 ただし、[[相手]]の[[手札]]に[[モンスター]]を送り込んでしまうが。

 [[生け贄召喚]]して[[効果]]を[[発動]]することも可能だが、[[《キラー・トマト》]]等で[[特殊召喚]]する方が無駄がない。~
 [[《魔族召喚師》]]からの[[特殊召喚]]ならば、[[手札]]からも出せるので、不意打ちも狙える。~
// このステータスで[[生け贄召喚]]しようと考える人は意外にいる。~
// 素直に[[《キラー・トマト》]]で出したい。~

 [[《死皇帝の陵墓》]]で呼び出す、という手もある。~
 [[上級モンスター]]の[[攻撃]]を通したい[[【死皇帝の陵墓】]]であれば、厄介な魔法・罠を一時的とはいえ[[除去]]できるこのカードは伏兵として起用できるかもしれない。~
 役目を終えた《バイサー・ショック》は[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体として使用できる。~
 [[相手]]の[[上級モンスター]]を[[墓地]]へ落とし、[[相手]]に[[《死皇帝の陵墓》]]を利用されるのを妨害できる。~

 [[《魔族召喚師》]]からの[[特殊召喚]]もなかなか強力である。~
 [[手札]]からでも[[墓地]]からでも出せるので、不意打ちでカードを吹き飛ばしてやろう。~

 ちなみに[[《マジカルシルクハット》]]+[[《血の代償》]]([[《リビングデッドの呼び声》]]、[[《リミット・リバース》]])との[[コンボ]]により、最大で[[デッキ]]から2枚の好きな[[魔法・罠カード]]を[[サーチ]]することができたりする。~
 [[《血の代償》]]が準制限である点がやや辛いが、3枚目以降の[[《封印の黄金櫃》]]として活用も可能。~

-なお、[[相手]]の[[《大嵐》]]に[[チェーン]]して、[[《リビングデッドの呼び声》]]でこれを[[召喚]]しても被害を抑えることは不可能。~
「1:[[《大嵐》]]」「2:[[《リビングデッドの呼び声》]]」という[[チェーン]]を逆順で処理した後にこの[[カードの効果]]が[[発動]]するためである。~
もちろん、この[[カードの効果]]自体は[[発動]]するので全く無駄というわけではない。~

-「バイス」については[[《万力魔神バイサー・デス》]]参照。

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」の「舞VSマリク」でマリクが使用。~
[[《万力魔神バイサー・デス》]]と共に彼の「拷問[[モンスター]]」として登場し、舞の[[《銀幕の鏡壁》]]を[[バウンス]]し[[直接攻撃]]へ繋いだ。~
四肢を拘束して[[サレンダー]]を封じた上で[[相手]]に苦痛を与えるという、彼の残忍な性格を醸し出すカードである。~
[[攻撃]]名は「処刑攻撃」。
~
また、原作では[[レベル]]4なので使いやすくなっている。~
アニメでは、混乱を避けるためか、あるいは原作の猟奇的描写に問題があったからか《ホールディング・レッグス》という名にされている。~
ちなみに、もう一体の拷問[[モンスター]]である[[《万力魔神バイサー・デス》]]も《ホールディング・アームズ》という名になっている。~
《ホールディング・アームズ》と《ホールディング・レッグス》の2体が[[フィールド]]に出ると《ウジャトの石版》が出現する。

**関連カード [#af5b22c3]
-[[《万力魔神バイサー・デス》]]

**収録パック等 [#l57ce95d]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP052 &size(10){[[Ultra]]};
-[[新たなる支配者]] 301-052 &size(10){[[Secret]],[[Ultimate]]};
-[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-015

//**FAQ [#u91bb72b]
//Q:~
//A: