通常罠 相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。 相手は手札からモンスター1体を見せてこのカードの効果を無効にできる。 見せなかった場合、その攻撃モンスターを破壊し、 バトルフェイズを終了する。
ABYSS RISINGで登場した通常罠。
効果自体は強力だが、相手の手札にモンスターがいればピーピング止まりとなり、そうなれば《炸裂装甲》にも劣ってしまう。
モンスターは潰せないもののバトルフェイズ自体を行わせない《威嚇する咆哮》、更に相手モンスターを一掃できる《聖なるバリア−ミラーフォース−》を採用すれば良い。
そもそもただでさえ伏せ除去手段が豊富な現状で、上記のような防御カードでも採用が見送られ、代わりに《速攻のかかし》等が優先されることが多い現環境では流石に心もとない。
《魔のデッキ破壊ウイルス》を使用してもモンスターを手札から消しきれないのも痛い。
《王家の生け贄》を採用した【墓守】でもは、このデッキはむしろ相手の展開の阻害に回るのが基本であるため、バトルフェイズ終了効果が活きるのはハンデス成功前に展開された場合と、噛み合わせが悪い。
一応《マインド・オン・エア》等で相手の手札を常に公開させることで無効にされず、自分フィールド上に《The splendid VENUS》が存在する場合も無効にされることなく発動できる。
しかし、同じ条件で無効化される《野望のゴーファー》等と比較すると大きなアドバンテージを得られる訳ではなく、優先順位は下がる。
相手が【インフェルニティ】ならば無効にされる事も少ないが、《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》や《インフェルニティ・バリア》には無力であり、《インフェルニティ・ブレイク》で先に破壊される場合もある。
《ZERO−MAX》を利用してまでフィールドコントロールに特化するタイプの【インフェルニティ】に対しても有効というには程遠い。
いずれにしろ紙になる可能性が非常に高いこのカードをリスクを負ってまで採用する意義は非常に薄い。
Q:攻撃モンスターを対象にとりますか?
A:いいえ、とりません。(12/08/23)
Q:モンスターが破壊できなかった場合、バトルフェイズは終了しますか?
A:いいえ、できなかった場合は終了しません。(12/07/21)
Q:効果解決時に攻撃したモンスターが守備表示になった場合、そのモンスターは破壊されますか?
A:いいえ、攻撃モンスターとして扱われなくなりますので破壊されません。(12/08/02)
Q:自分の手札が0枚の時に相手がこのカードを発動した時に、自分は《我が身を盾に》や《スターダスト・ドラゴン》の効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(12/08/02)