*《バベル・タワー/Tower of Babel》 [#ybdc3c49]
 永続罠
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 自分または相手が魔法カードを発動する度に、
 このカードに魔力カウンターを1つ置く。
 このカードに4つ目の魔力カウンターが乗った時に
 このカードを破壊し、その時に魔法カードを発動した
 プレイヤーは3000ポイントダメージを受ける。

 [[混沌を制す者]]で登場した、[[魔法カード]]の[[発動]]をトリガーに[[ダメージ]]を与える面白いカード。~
 [[魔力カウンター]]が4個乗った[[効果]]処理終了後、改めて[[誘発効果]]として《バベル・タワー》を[[破壊]]し[[効果の発動]]、[[チェーンブロック]]を作る。~
 [[混沌を制す者]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[魔法カード]]の[[発動]]を[[トリガー]]として[[魔力カウンター]]が乗り、最後は[[効果ダメージ]]を発生させる。~

 [[魔力カウンター]]が3個乗れば、互いに[[魔法カード]]を[[発動]]しにくくなる。~
 [[《カウンタークリーナー》]]で取り除いてしまうのも一つの手である。(その場合、[[発動]]後に1つ[[魔力カウンター]]が置かれる)~
 このカードをより生かすには[[速攻魔法]]を多用するのが有効。~
 [[魔力カウンター]]が2個乗った状態で[[相手]]が[[魔法カード]]を[[発動]]したら適当な[[速攻魔法]]を[[発動]]すると[[相手]]が[[ダメージ]]を受ける。~
 ただし先読みされてこちらの[[速攻魔法]]に[[チェーン]]して[[相手]]が更に[[速攻魔法]]を[[発動]]させた場合自爆してしまうので注意。~
 この[[カード]]に[[魔力カウンター]]が3個乗れば、[[ダメージ]]を恐れて[[相手]]は[[魔法カード]]を[[発動]]しづらくなるが、それは[[自分]]も同じ事である。~
 そこで、[[速攻魔法]]を用いて上手く[[魔力カウンター]]の量を調整してやると良い。~
 [[魔力カウンター]]が2個乗った状態で[[相手]]が[[魔法カード]]を[[発動]]したら、それに[[速攻魔法]]を[[チェーン]]する事で、[[相手]]に[[ダメージ]]を与えられる。~
 また[[《カウンタークリーナー》]]を併用して[[魔力カウンター]]を減らし、[[自分]]だけ自由に[[魔法カード]]を[[発動]]するというのも考えられる。~
 [[《カウンタークリーナー》]]を[[発動]]した直後は、[[魔力カウンター]]が1個置かれた状態になる。~

 なお、[[カウンター]]が3個乗った時点で[[《大嵐》]]や[[《サイクロン》]]で[[破壊]]されてしまうと[[ダメージ]]が発生しない。~
 この[[カード]]を採用する時は[[速攻魔法]]だけでなく[[《偽物のわな》]]を併用するのが望ましい。
 このように計画的に使えば大[[ダメージ]]を見込める[[カード]]ではあるが、手間と確実性が見合っているとは言い難い。~
 上記の[[速攻魔法]]での[[コンボ]]は[[相手]]にも同じ事ができ、そうされると戦術が台無しになる上に致命傷まで受けてしまう。~
 この[[カード]]の[[効果ダメージ]]を活かせる[[バーン]][[デッキ]]は[[魔法カード]]が中心になりやすいため[[魔力カウンター]]は乗せやすいが、この[[カード]]のためにそれらの連発ができなくなり速攻性が失われる。~
 [[魔力カウンター]]を扱う[[デッキ]]では[[効果ダメージ]]を必要にする事が少なく、やはり[[魔法カード]]を[[発動]]しづらくなり結果こちらの手を狭める事になる。~

 [[魔力カウンター]]が乗ったまま[[自壊]]する事を利用し、[[《魔法都市エンディミオン》]]の[[魔力カウンター]]を乗せる為に使用するのも面白い。~
 もちろん、[[ダメージ]]をなんとかする必要はあるが。
 
-[[《トゥーンのもくじ》]]で[[魔力カウンター]]を3個まで乗せることが可能。
-[[魔力カウンター]]が4個乗った[[効果]]処理終了後、改めて《バベル・タワー》を[[破壊]]し[[効果を発動>効果の発動]]、[[チェーンブロック]]を作る。~
4枚目の[[魔法カード]]の[[発動]]に[[速攻魔法]]を[[チェーン]]し、その[[効果]]処理の結果[[魔力カウンター]]が5つ以上乗ってしまった場合でも、4つ目を乗せた[[プレイヤー]]へ[[ダメージ]]が発生する。~

-[[速攻魔法]]などの[[チェーン]][[発動]]によりその[[効果]]処理の結果魔法[[発動]]によって[[魔力カウンター]]が5つ以上乗ってしまった場合、4つ目を乗せた人への[[ダメージ]]として[[発動]]する。~
(例外はFAQ↓)
-[[魔力カウンター]]が3個乗った時点で[[《大嵐》]]や[[《サイクロン》]]で[[破壊]]された場合、[[ダメージ]]は発生しない。~
4個の[[魔力カウンター]]が乗った時点で、この[[カード]]を[[破壊]]する処理を行う必要がある。~

-[[効果ダメージ]]が発生する際には、この[[カード]]を[[破壊]]する扱いで[[フィールド]]から取り除く。~
このため、[[《魔法都市エンディミオン》]]にそれまで乗っていた[[魔力カウンター]]を移す事が可能である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

-神話・伝承において―~
元ネタは、旧約聖書に登場する「バベルの塔」の逸話だろう。~
人間が「天に届くほどの塔を作ろう」としたため、それに怒った神は塔の建設に従事する人間達に違う言葉を話させるようにした。~
(それまで、人々は同じ言語を話していた)~
これにより人々は同じ言語を話す集団ごとに分かれることになった、といわれている。~
一説には高さ90m位の塔(完成間近)と言われている。
モデルは、旧約聖書に登場する「バベルの塔」の逸話だろう。~
人間が「天に届くほどの塔を作ろう」としたため、それに怒った神が塔の建設に従事する人間達に違う言葉を話させるようにした。~
それまで人々は皆同じ言語を話していたが、これにより同じ言語を話す集団ごとに分かれることになった。~
一説には、完成間近で高さ90m位の塔であったと言われている。~


//**関連カード [#h70617d8]
//-[[]]
//(先頭のスラッシュを削除すると表示されるようになります。)

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#i9b113cc]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP050
-[[混沌を制す者]] 306-050
-[[ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−]] SD16-JP037

**FAQ [#aa31e18b]
Q:魔法の[[発動]]以外で4個目の[[魔力カウンター]]を乗せた場合、どうなりますか?~
Q:[[魔法カード]]の[[発動]]以外で4個目の[[魔力カウンター]]を乗せた場合、どうなりますか?~
A:《バベル・タワー》を[[破壊]]しますが、どちらの[[プレイヤー]]にも[[ダメージ]]は発生しません。(07/11/08)~

Q:[[魔力カウンター]]が3個乗ってる《バベル・タワー》が存在するときに[[《大寒波》]]を[[発動]]した場合、どうなりますか?~
Q:[[魔力カウンター]]が3個乗ってる《バベル・タワー》が存在する時に[[《大寒波》]]を[[発動]]した場合、どうなりますか?~
A:4個目が乗り、[[自壊]]はしません。(09/06/06)

Q:[[《宮廷のしきたり》]]が存在する時《バベル・タワー》に4個目の[[魔力カウンター]]が乗った場合、どうなりますか?~
A:[[自壊]]せず、[[ダメージ]]も発生しません。(10/08/27)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。