効果モンスター 星4/炎属性/戦士族/攻1900/守1200 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手は「バルキリー・ナイト」以外の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。 (2):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、 自分の墓地から戦士族モンスター1体とこのカードを除外し、 自分の墓地のレベル5以上の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。 その戦士族モンスターを特殊召喚する。
COSMO BLAZERで登場した炎属性・戦士族の下級モンスター。
攻撃対象を自身に制限する永続効果と、戦闘破壊されたときにレベル5以上の戦士族を蘇生する誘発効果を持つ。
下級アタッカーとして十分な攻撃力と、2つの戦士族サポート効果を備える。
基本的には【戦士族】での運用となるだろう。
戦士族のシンクロモンスターを採用したデッキで蘇生要員として採用するのがよいか。
《簡易融合》・《簡素融合》で出した戦士族融合モンスターも蘇生でき、《召喚獣ライディーン》などはステータスと効果のバランスも悪くない。
一方、《簡素融合》対象上限のレベル6には高ステータスの候補がいないので、自分ターン中の自爆特攻前提で考えなければならないだろう。
(1)の効果は同名カードを並べても相手の攻撃を防ぐことはできない。
《切り込み隊長》の効果でこのカードを特殊召喚すればロックが完成するものの、今度は(2)の効果が使い難くなる。
こちらは(2)の蘇生効果を発動させやすくする効果と割り切り、無理にロックを形成する必要はない。
(2)の効果は対象がレベル5以上に限定されるため、戦士族の上級モンスター・融合モンスター・シンクロモンスターと併用できる構築が必要。
単純に壁としての運用や、自爆特攻から大型モンスターを呼び出すなど、他の戦士族下級アタッカーにはできない役割が期待できる。
特に《ギガンテック・ファイター》とは相性が良く、バトルフェイズ中にそのまま追撃でき、返しのターンの戦闘にも強い。
他にも【不死武士】や【ジャンクドッペル】、【六武衆】では蘇生対象を用意しやすく、採用を検討できる。
除外を利用して帰還や《平行世界融合》に繋げても良いだろう。
―イラスト関連