*《バロックス/Barox》 [#top]
 融合モンスター
 星5/闇属性/悪魔族/攻1380/守1530
 「キラーパンダ」+「ガーゴイル」

 [[Vol.3]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合素材]]は[[《キラーパンダ》]]と[[《ガーゴイル》]]。~

 [[《簡易融合》]]で[[特殊召喚]]できる、[[闇属性]]・[[悪魔族]][[融合モンスター]]である。~
 このため、[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]や[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]の[[シンクロ素材]]として利用できる。~
 ただし、両者共に[[チューナー]]も限定されているため、構築の段階から明確に組み合わせを考えておきたい。~
 [[《簡易融合》]]に対応しているものの、[[属性]]・[[種族]]・[[レベル]]が同じで[[《簡易融合》]]に対応している[[モンスター]]に[[《デストーイ・チェーン・シープ》]]が存在する。~
 [[《デストーイ・チェーン・シープ》]]は[[自己再生]][[効果]]を持ち、この[[カード]]より秀でた点が多い。~
 この[[カード]]が優っている点は、[[《奈落の落とし穴》]]に掛からないという点くらいである。~
 差別化するために、[[シンクロモンスター]]に[[《奈落の落とし穴》]]が効かない[[《魔王龍 ベエルゼ》]]を用意しておくなどの工夫をしたい。~

 同じ[[《簡易融合》]]で出せる[[属性]]・[[種族]]の[[モンスター]]には[[《デストーイ・チェーン・シープ》]]も存在する。~
 あちらは[[効果]]を持っている上に[[ステータス]]が高いが、[[《奈落の落とし穴》]]を[[発動]]されてしまうなどの弱点はある。~
 差別化するために、[[シンクロモンスター]]に[[《魔王龍 ベエルゼ》]]を用意しておくなどの工夫をしたい。~

-自身の[[融合素材]]である[[《キラーパンダ》]]と比較しても[[攻撃力]]に大きな差がなく、登場当時は低評価を下されていた。~
しかしそれから時が経ち、[[《簡易融合》]]や[[シンクロモンスター]]が登場したことで大きく価値が見直された。~
一時は[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]として、あちら以上に価格が高騰した程である。~
一時は[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]として、[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]以上に価格が高騰した程である。~
全く注目されていなかった[[融合モンスター]]の価値が[[環境]]の変化や特定の[[カード]]の登場によって急騰するという現象は、[[【サイエンカタパ】]]全盛期における[[《紅陽鳥》]]の需要拡大を髣髴とさせる。~
現在[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]はほぼ[[【インフェルニティ】]]専用の[[カード]]となっており、それ以外の[[デッキ]]でも[[《黒薔薇の魔女》]]+[[レベル]]4[[モンスター]]等の使いやすい組み合わせが存在するため、価格は落ち着いている。~
現在は[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]はほぼ[[【インフェルニティ】]]専用の[[カード]]となっているため、価格は落ち着いている。~

-原作出身であり、上記の通り一時期高評価を受けていたにも関わらず、一度も再販されていない。~

-初期の[[融合モンスター]]ゆえ、長い間[[海外未発売カード]]のままであったが[[Astral Pack Two>Astral Pack#z11e9de5]]にようやく収録された。~
-第1期にしか生産されなかったため長い間[[海外未発売カード]]のままであったが、[[Astral Pack Two>Astral Pack#z11e9de5]]にようやく収録された。~

-この半端な能力値は、原作とGBの版ゲームでの[[フィールド]][[効果]]が30%上昇であったことから。~
しかし、30%上昇後の能力値は「攻1794/守1989」と、微妙に違う(ゲームによっては30%上昇時は攻1800/守2000となる)。~
原作でははっきりと[[カード]]自体に[[攻撃力]]1800、[[守備力]]2000(文庫版では2200)と表記されているにも関わらず、「闇フィールドでパワーアップしていた」という解釈から中途半端な能力へと弱体化させられている1体。~

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」における、「闇遊戯vs闇のプレイヤーキラー」戦において闇のプレイヤーキラーが使用。~
元々の[[カード]]の[[ステータス]]は、上記の通り「[[レベル]]5/攻1800/守2000」であった。~
少し頼りないが、闇の中から[[《エルフの剣士》]]、[[《砦を守る翼竜》]]を次々と倒したのはこの[[モンスター]]である。~
原作での[[ステータス]]は「[[レベル]]5/攻1800/守2000」であった。~
闇の中から[[《エルフの剣士》]]、[[《砦を守る翼竜》]]を次々と倒したのはこの[[モンスター]]である。~
最後まで[[フィールド]]に残り続けたが、[[《闇魔界の覇王》]]達と一緒に[[《闇晦ましの城》]]に押しつぶされてしまった。~
[[攻撃]]名は「ダーク・アブソリュート」。~

--[[OCG]]では攻守が中途半端だが、これは闇のプレイヤーキラーのフィールドが[[《闇晦ましの城》]]により[[《闇》]]に覆われていた事に由来する。~
[[OCG]]においては[[《闇》]]は[[フィールド魔法]]であるため、「闇[[フィールド]]で強化されて攻1800/守2000になっていた」と解釈されたものと思われる。~
しかし、[[OCG]]版のこの[[カード]]を他のフィールドに合わせて攻守30%ずつ強化した能力値は、「攻1794/守1989」とやはり中途半端な数値となる。~
原作でははっきりと[[カード]]自体に[[攻撃力]]2100、[[守備力]]1900と表記されており、実際には原作の[[《闇》]]に[[モンスター]]強化[[効果]]はなかったと考えられる。~

--闇のプレイヤーキラーが使用した他の[[カード]]と同じように、OCGでは[[弱体化]]させられている。~
その上、何故か[[融合モンスター]]にされているので、[[ファンデッキ]]でも使用困難だった。~
[[融合素材]]も全く関係のない[[モンスター]]であり、何故この[[カード]]だけが[[融合モンスター]]にされたのかは全く不明。~
しかし、結果的には、[[融合モンスター]]にされたお陰で上記のように働き口が見つかる事となった。~

--文庫版では[[守備力]]が2200に強化されている。~

--アニメGXでは、「十代vs[[ブロン>《暗黒界の狂王 ブロン》]]」戦の観客として登場。

-コナミのゲーム作品において―~
DM3・4では攻・守が原作と同じ数値だった。~
また、[[通常召喚]]可能な[[通常モンスター]]になっており、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「暗闇の中を飛び回り 毛むくじゃらの長い腕で殴りかかる」と書かれている。~
また、[[悪魔族]]では珍しい森魔族の[[モンスター]]である。

--上記の通り、[[海外未発売カード]]の期間が長かった[[カード]]であるが、[[遊戯王オンライン]]等では《Barox》の[[英語名]]が既に与えられていた。~
//ttp://yugioh.wikia.com/wiki/Barox

**関連カード [#card]
―[[融合素材]]
-[[《キラーパンダ》]]
-[[《ガーゴイル》]]

―中途半端な[[ステータス]]
-[[《闇晦ましの城》]]

-[[《ダーク・キメラ》]]
-[[《カードを狩る死神》]]
-[[《闇魔界の覇王》]]
-[[《剣竜》]]

-[[《SNo.39 希望皇ホープONE》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.3]]
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