*《パワードクロウラー》 [#top]
 効果モンスター
 星7/地属性/機械族/攻2700/守2000
 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 このカードより低い攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 攻撃可能な相手モンスターは攻撃しなければならない。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[COLLECTION PACK 2020]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[召喚・特殊召喚に成功した]]場合に自身より[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]、[[相手]]に[[攻撃]]を強制させる[[永続効果]]を持つ。~

 (1)は[[召喚・特殊召喚に成功した]]場合の[[単体除去]]。~
 単体でも[[対象]][[耐性]]を無視して[[攻撃力]]2700未満の[[モンスター]]を処理可能。~
 また、[[効果処理時]]の[[攻撃力]]を参考にするため、[[《ガイアパワー》]]や[[《ブンボーグ002》]]等で[[強化]]するとさらに範囲を広げられる。~
 だが逆に[[《収縮》]]などで[[攻撃力]]を減らされると範囲が狭まり、[[《月の書》]]等で[[攻撃力]]を参照できない状態になると[[破壊]]も封じられてしまう。~
 [[《無限起動ロックアンカー》]]で[[特殊召喚]]でき、そのまま[[除去]]に繋げられる。~
 ただ、(2)の[[効果]]による[[攻撃]]強制と相性が悪く、[[自爆特攻]]させる[[モンスター]]が減ってしまい、与えられる[[反射ダメージ]]が減ってしまう。~
 [[守備表示]]の[[モンスター]]などを狙いたい。~

 (2)は[[攻撃宣言]]を強制させる[[効果]]。~
 [[《おジャマトリオ》]]で[[おジャマトークン]]を出し、[[攻撃表示]]に変えれば[[攻撃]]させて[[反射ダメージ]]で[[1ターンキル]]を狙える。~
 それでなくとも、[[《リミッター解除》]]を併用しておけば[[攻撃力]]5400となり、大抵の[[モンスター]]なら返り討ちにできる。~
 当然ながら他に[[モンスター]]がいるとそちらを[[攻撃]]される可能性があるため、[[攻撃]]を強制するならこの[[カード]]のみの状態にしておきたい。~
 [[相手]][[メインフェイズ]]に存在すると、[[相手]]に[[攻撃力]]が上の[[モンスター]]を出されたり、[[効果]]で[[除去]]される恐れがある。~
 [[相手]]の展開を阻害する[[カード]]を併用し、[[除去]][[効果]]を持つものや[[攻撃力]]が高い[[モンスター]]の展開を封じたいところ。~
 [[《昇天の剛角笛》]]なら[[特殊召喚]]を妨害して[[メインフェイズ]]1を終了させるため、[[攻撃]]を強制しやすくなる。~
 [[相手]][[メインフェイズ]]終了のタイミングで[[特殊召喚]]し、不意を突くのも手。~

-原作・アニメにおいて―~
遊戯王Rの「闇遊戯vsカーク・ディクソン」戦でディクソンが使用。~
[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]の[[攻撃]]に対して[[発動]]した[[《敵襲警報−イエローアラート−》]]により[[特殊召喚]]された。~
そのまま返り討ちを狙ったが[[《六芒星の呪縛》]]で[[攻撃]]を阻まれ、[[エンドステップ]]で[[手札]]に戻った。~
[[攻撃]]名は「バスターキャノン」。~

--漫画では《パワードキャタピラー》という名前であり、特に[[効果]]を持たない[[モンスター]]であった。~
[[カード名]]は「[[キャタピラー>《Z−メタル・キャタピラー》]]」が米国キャタピラー社の商標登録である点に配慮して変更になったものと思われる。~
---「クロウラー(crawler)」は英語で[[無限軌道>無限起動]]を表す言葉で、[[キャタピラー>《Z−メタル・キャタピラー》]]のほぼ同義語である。~
「クローラー」と書く方が一般的だが、[[クローラー]][[カテゴリ]]に属さないよう表記が工夫されている。~

--[[イラスト]]は[[《六芒星の呪縛》]]により捕縛されたシーンの[[《六芒星の呪縛》]]を取り除いたものとなっている。~

--原作・Rでは、「[[攻撃]]時に[[モンスター]]が[[特殊召喚]]された場合、[[攻撃対象]]がその[[モンスター]]に移る」というルールがある。~
[[OCG]]では、(2)で[[攻撃]]を強制させ、[[《敵襲警報−イエローアラート−》]]の[[効果]]で[[攻撃対象]]をこの[[カード]]に限定する事で再現できる。~
また、(1)でも間接的に状況の再現はなされている。~

--この[[カード]]と[[《敵襲警報−イエローアラート−》]]の[[OCG]]化により、カーク・ディクソンが[[デュエル]]中で使用した[[カード]]は全て[[OCG]]化された事になる。~
遊戯王Rの登場キャラクターの中で使用した[[カード]]が全て[[OCG]]化されているのは彼のみで、使用[[カテゴリ]]の[[マシンナーズ]]が継続的に強化されている点も含め、妙に優遇されている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《サベージ・コロシアム》]]

//―《パワードクロウラー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[COLLECTION PACK 2020]] CP20-JP002

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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