*《ヒーロー・ブラスト/Hero Blast》 [#u1ddc41c]
*《ヒーロー・ブラスト/Hero Blast》 [#top]
 通常罠
 (1):自分の墓地の「E・HERO」通常モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを手札に加える。
 その後、手札に加えたモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ
 相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。

 [[LIGHT OF DESTRUCTION]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[墓地]]の[[E・HERO]]を[[手札]]に戻し、[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~
 [[墓地]]の[[E・HERO]][[通常モンスター]]を[[サルベージ]]し、その[[攻撃力]]以下の[[相手]][[モンスター]]1体を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 [[E・HERO]][[通常モンスター]]を再利用する[[カード]]としては[[《O−オーバーソウル》]]も存在しており、こちらは直接[[蘇生]]できない点で劣っている。~
 しかし、[[モンスター]]の[[破壊]]を主眼として考えればこの[[カード]]は優秀。~
 [[フリーチェーン]]の[[除去]][[カード]]でありながら[[1:1交換]]どころか[[0:1交換>1:1交換]]が成立し、ただ使うだけでも1枚の[[アドバンテージ]]を得ることが可能。~
 [[相手]]の[[《サイクロン》]]などで[[破壊]]されそうになった際に[[チェーン]]すれば、実に2枚分の[[アドバンテージ]]が成立する。~
 [[E・HERO]][[通常モンスター]]を[[サルベージ]]しつつ、[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]できる。~
 [[フリーチェーン]]である事も相まって使い勝手が良く、ただ使うだけでも1枚の[[アドバンテージ]]が得られる。~
 さらに[[相手]]の[[《サイクロン》]]などで[[破壊]]されそうになった際に[[チェーン]]すれば、実に2枚分の[[アドバンテージ]]が成立する。~

 [[破壊]]対象の制限から高い[[攻撃力]]を持った[[上級モンスター]]にこそ対処できないものの、[[フリーチェーン]]の強みを活かした妨害行為には大きな力を発揮する。~
 特に[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]は[[下級]][[アタッカー]]なので[[サルベージ]]してきても[[事故]]要因にならず、高い[[攻撃力]]から大多数の[[下級モンスター]]を[[破壊]]できる。~
 対応[[モンスター]]の中で最も[[攻撃力]]の高い[[《E・HERO ネオス》]]を回収すれば、切り札となりうるような大型[[モンスター]]以外は[[破壊]]できる。~
 [[チューナー]]や複数の同[[レベル]][[モンスター]]など[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]の素振りが見えた際に[[発動]]すれば、[[相手]]の計算を大きく狂わすことができるだろう。~
 この2枚以外の[[E・HERO]][[通常モンスター]]は[[攻撃力]]がかなり落ちてしまうので、[[融合]]主軸の[[【E・HERO】]]にはやや投入しがたい。~
 とは言え[[破壊]][[対象]]が若干狭くなっても有用であることには違いなく、[[《E・HERO スパークマン》]]を多めに採用しているなら投入を考えることはできる。~
 [[破壊]]対象の制限から高い[[攻撃力]]を持った[[上級モンスター]]や[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]には対処しにくいが、[[フリーチェーン]]の強みを活かした妨害行為には大きな力を発揮する。~
 特に[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]は[[下級]][[アタッカー]]なので[[事故]]要因になりにくい上に、高い[[攻撃力]]から大多数の[[下級モンスター]]を[[破壊]]できる。~
 [[イラスト]]の[[《E・HERO スパークマン》]]は若干劣るが、[[サルベージ]]後に[[《悪魔への貢物》]]へ繋げば、さらなる[[モンスター除去]]と[[特殊召喚]]を両立できる。~
 [[《E・HERO ネオス》]]は対応[[モンスター]]の中で最も[[攻撃力]]が高いため、切り札となり得るような大型[[モンスター]]以外は[[破壊]]できる。~
 [[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]・[[リンク召喚]]の準備段階を狙って[[発動]]することが主な動きになるだろう。~

 強力な[[効果]]を持つ一方で、[[《O−オーバーソウル》]]・[[《ミラクル・フュージョン》]]等の[[墓地]]を利用する[[カード]]とは併用しづらい。~
 もちろん、この[[カード]]自身も[[墓地]]を利用する[[カード]]に該当するため、複数枚採用する場合は[[E・HERO]]を[[墓地]]に貯めやすい[[デッキ]]を構築したい。~
 また、[[相手]][[モンスター]]が存在しなくても、[[E・HERO]]の[[サルベージ]]のみを行うことも可能である。~
 [[相手]][[モンスター]]がいない状態で、[[《サイクロン》]]等で[[破壊]]されそうになった場合、[[チェーン]][[発動]]すれば[[モンスター]]の回収だけはできる。~
 ただし、この3枚以外の[[E・HERO]][[通常モンスター]]は[[攻撃力]]がかなり落ちてしまうので、[[破壊]]できる[[モンスター]]が少ない。~
 また、[[《O−オーバーソウル》]]・[[《ミラクル・フュージョン》]]等と[[墓地リソース]]を食い合う点にも注意が必要である。~

 [[墓地]]に[[E・HERO]]を置く方法としては、[[E・HERO]]を[[融合素材]]とする、[[《サンダー・ブレイク》]]等の[[手札コスト]]として[[墓地へ送る]]等、様々な手段がある。~
 中でも[[《E・HERO プリズマー》]]等は[[デッキ]]からピンポイントで[[墓地へ送る]]ことができるため、相性は非常に良い。~
-[[相手]][[モンスター]]が存在しなくても、[[E・HERO]]の[[サルベージ]]のみを行うことも可能。~

-第6期の[[【E・HEROビート】]]全盛時代は[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]と共に、[[制圧]]能力を与える[[カード]]として高い採用率を誇った。~
[[フリーチェーン]]の[[除去]][[効果]]は何らかの[[コスト]]や[[デメリット]]が付くのが当たり前であった当時、[[サルベージ]]1枚が付くことで[[カード・アドバンテージ]]上逆にプラスになるというのも破格だった。~
[[環境]]の高速化により、展開に寄与できない[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]の立場が弱くなったことでこの[[カード]]の価値も落ち着いている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vs斎王」(2戦目)で十代が使用。~
[[《E・HERO スパークマン》]]を[[手札]]に加え[[《ミラクル・フリッパー》]]を[[破壊]]した。
--アニメでは[[カード名]]は《ヒーローブラスト》となっていた。~
[[《E・HERO スパークマン》]]を[[サルベージ]]しつつ、斎王の[[フィールド]]に[[特殊召喚]]されていた[[《ミラクル・フリッパー》]]を[[破壊]]した。~
この時[[発動]]した[[《ミラクル・フリッパー》]]の[[効果]]によって、十代を苦しめていた[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]の打破へと繋げた。~

--アニメでの[[カード名]]は中点のない《ヒーローブラスト》だった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#y9c337c4]
//魔法・罠限定
//モンスター1枚をサルベージ
**関連カード [#card]
-[[E・HERO]]

-[[《死者転生》]]

-[[《古代の整備場》]]
-[[《戦士の生還》]]
-[[《ダーク・バースト》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《E・HERO スパークマン》]]

**収録パック等 [#w93ff50e]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【E・HERO】]]
-[[【E・HEROビート】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[LIGHT OF DESTRUCTION]] LODT-JP064 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP151
-[[ストラクチャーデッキ−HERO's STRIKE−]] SD27-JP036

**FAQ [#l408d5b3]
**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]は[[発動]]時に[[対象]]を選択しますか?~
A:[[自分]]の[[墓地]]に存在する「[[E・HERO]]」と名のついた[[通常モンスター]]1枚を[[対象]]に選択します。~
  [[モンスター]][[破壊]][[効果]]は[[対象]]をとらない[[効果]]です。(08/02/24)
A:[[自分]]の[[墓地]]に存在する[[E・HERO]][[通常モンスター]]1枚を[[対象]]に選択します。~
  [[モンスター]][[破壊]][[効果]]は[[対象をとらない効果]]です。(08/02/24)

Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[自分]]の[[墓地]]に存在する「[[E・HERO]]」と名のついた[[通常モンスター]]より[[攻撃力]]の低い[[表側表示]][[モンスター]]が存在しない場合、この[[カード]]を[[発動]]する事は可能ですか?~
A:はい。[[発動]]する事が可能です。~
  その場合、[[対象]]に選択した「[[E・HERO]]」と名のついた[[通常モンスター]]1枚を[[自分]]の[[手札]]に[[加える]]だけです。(10/01/22)
//少々古く信憑性が薄いとの指摘があったため日付を更新しました。文章の変更はこちらの方がより正確だと思ったゆえです。以前の表記でも十分に理解できると思いましたが一応。
Q:[[相手]][[フィールド]]に、[[自分]]の[[墓地]]に存在する[[E・HERO]][[通常モンスター]]より[[攻撃力]]の低い[[表側表示]][[モンスター]]が存在しない場合、この[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。~
  その場合、[[対象]]に選択した[[E・HERO]][[通常モンスター]]1枚を[[自分]]の[[手札]]に[[加える]]だけで処理は終わります。(10/01/22)

Q:この[[カードの効果]]で[[モンスター]]1体を選択し[[手札]]に加えて、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下の[[相手]][[フィールド]]上[[表側表示]][[モンスター]]が存在するのに[[破壊]]しないことはできますか?~
A:いいえ、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下の[[相手]][[フィールド]]上[[表側表示]][[モンスター]]が[[効果解決時]]に存在するのならば1体を選択して[[破壊]]しなければいけません。(08/09/01)
Q:この[[カードの効果]]で[[モンスター]]1体を選択し[[手札]]に加えた後、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下の[[相手]][[フィールド]]の[[表側表示]][[モンスター]]が存在するのに[[破壊]]しないことはできますか?~
A:いいえ、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下の[[相手]][[フィールド]]の[[表側表示]][[モンスター]]が[[効果処理時]]に存在するのならば、1体を選択して[[破壊]]しなければいけません。(08/09/01)

Q:この[[カードの発動]]に対して[[《我が身を盾に》]]や[[《スターダスト・ドラゴン》]]などを[[発動]]できますか?~
//A:このカードを[[発動]]する段階で[[モンスター]]が[[破壊]]される状況なら[[発動]]可能です。~
//  例えば、[[自分]]が[[墓地]]の[[《E・HERO ネオス》]]を選択してこの[[カード]]を[[発動]]し、[[相手]][[フィールド]]上に[[表側表示]]で[[攻撃力]]2500以下の[[モンスター]]が存在すれば[[相手]]はそれらの[[カード]]を[[発動]]する事が可能です。(08/09/01)
A:対象にした[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下[[モンスター]]が[[相手]][[フィールド]]上に存在する場合であればできます。(13/02/18)~
//A:この[[カード]]を[[発動]]する段階で[[モンスター]]が[[破壊]]される状況なら[[発動]]可能です。~
//  例えば、[[自分]]が[[墓地]]の[[《E・HERO ネオス》]]を選択してこの[[カード]]を[[発動]]し、[[相手]][[フィールド]]に[[表側表示]]で[[攻撃力]]2500以下の[[モンスター]]が存在すれば[[相手]]はそれらの[[カード]]を[[発動]]する事が可能です。(08/09/01)
A:[[対象]]にした[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下の[[モンスター]]が[[相手]][[フィールド]]に存在する場合であればできます。(13/02/18)~

Q:[[墓地]]から[[手札]]に加えるのは[[コスト]]ですか?~
Q:[[墓地]]から[[手札]]に[[加える]]のは[[コスト]]ですか?~
A:[[効果]]です。(10/03/15)

Q:[[効果解決時]]に[[対象]]に選択した「[[E・HERO]]」と名のついた[[通常モンスター]]が[[墓地]]に存在しなくなった場合、[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]できますか?~
Q:[[効果処理時]]に[[対象]]に選択した[[E・HERO]][[通常モンスター]]が[[墓地]]に存在しなくなった場合、[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]できますか?~
A:できません。(10/01/16)

Q:[[手札]]に[[加える]][[効果]]と[[破壊]]する[[効果]]は同時処理ですか?~
A:[[手札]]に加えた後[[モンスター]]を[[破壊]]します。(13/03/27)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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