*《ビークロイド・コネクション・ゾーン/Vehicroid Connection Zone》 [#a4652302]
*《ビークロイド・コネクション・ゾーン/Vehicroid Connection Zone》 [#top]
 通常魔法
 手札またはフィールド上から、融合モンスターカードによって
 決められたモンスターを墓地へ送り、「ビークロイド」と名のついた
 融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
 このカードによって特殊召喚したモンスターは、
 魔法・罠・効果モンスターの効果によっては破壊されず、
 効果を無効化されない。(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)
 (1):自分の手札・フィールドから、
 「ビークロイド」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターは効果では破壊されず、そのモンスターの効果は無効化されない。

 [[ビークロイド]]専用の強力な[[《融合》]]サポート。~
 [[POWER OF THE DUELIST]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[ビークロイド]]専用の[[融合召喚]][[カード]]であり、[[融合召喚]]した[[モンスター]]に[[効果破壊]]と[[モンスター効果]][[無効]]化への[[耐性]]を付加する[[効果]]を持つ。~

 「[[破壊]]されない」であり「[[効果]]を[[無効]]にする」わけではないため、[[コントロール奪取]]や[[バウンス]]、[[除外]]、[[《月の書》]]には[[耐性]]がない。~
 とは言え、高[[攻撃力]]の[[融合モンスター]]に[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]・[[効果モンスター]]の[[効果]]による[[破壊]][[耐性]]を付与できるのはありがたい。~
 [[【ビークロイド】]]で使用できる[[融合召喚]][[カード]]だが、対応する[[融合モンスター]]は[[ロイド]]の中でも「[[ビークロイド]]」に属するものだけであり、数も3体しか存在しない。~
 それらは3体以上の[[融合素材]]もしくは[[融合モンスター]]を必要とするため、[[《エクスプレスロイド》]]などのサポートがなければ[[融合素材]]を揃えるのが難しい。~
 [[《ペアサイクロイド》]]などが[[融合召喚]]できない分[[汎用性]]に乏しく、[[融合]]・[[フュージョン]]サポートも利用できないため、必ずしも通常の[[《融合》]]を差し置いて採用できるわけではない。~
 代わりに[[《メガロイド都市》]]で[[サーチ]]できるので、この[[カード]]を採用するのであれば必ず併用したい。~

 [[《スーパービークロイド−ジャンボドリル》]]の[[融合素材]]である[[ビークロイド]]達は3体とも強力である。~
 が、強力だからこそ基本的に[[【ビークロイド】]]ではその3体を主力として[[フィールド]]に展開することになる。~
 そのため、それらを護りつつ[[フィールド]]と[[手札]]に4枚の[[キーカード]]を維持するのは容易ではない。~
 故に、《ビークロイド・コネクションゾーン》を3投入すると、まず高確率で[[手札事故]]を起こしてしまう。~
 よって[[デッキ]]に投入するのは1〜2枚にしておくか、[[《賢者ケイローン》]]や[[《召喚僧サモンプリースト》]]あたりを入れておくといいだろう。~
 [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]+[[《融合解除》]]もできなくはないが。~
 [[融合召喚]]した[[モンスター]]に[[効果破壊]][[耐性]]と[[効果]]を[[無効]]化されない[[耐性]]を付与できるので、これを活用できるようにしたい。~
 当然ながら[[破壊]]以外の[[除去]]には弱いので過信は禁物だが、永続的な[[耐性]]であり心強い。~
 [[《チェーン・マテリアル》]]と相性が良く、[[《スーパービークロイド−ジャンボドリル》]]と[[《スーパービークロイド−ステルス・ユニオン》]]の[[重い]][[融合素材]]を[[デッキ融合]]で解消でき、[[耐性]]により[[自壊]][[デメリット]]も打ち消せる。~

-[[《エクゾディア・ネクロス》]]と比べると、[[《ならず者傭兵部隊》]]・[[《深淵の暗殺者》]]・[[《雷帝ザボルグ》]]等の[[モンスター効果]]で[[破壊]]されない点では優れる。~
一方、[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されてしまうので[[《収縮》]]や[[《突進》]]に弱い点で劣る。~
 [[効果]][[無効]][[耐性]]も付加でき、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]のような[[対象をとる>対象をとる(指定する)効果]]ものだけでなく[[《スキルドレイン》]]のような[[永続効果]]による[[無効]]化も防げる。~
 もっとも、[[《スーパービークロイド−ジャンボドリル》]]に関しては[[貫通]][[効果]]しか持っておらず、そもそも[[効果]]が[[無効]]化されてそれほど被害を受ける[[モンスター]]ではない。~
 主に[[《スーパービークロイド−ステルス・ユニオン》]]の[[吸収]][[効果]]や、[[《スーパービークロイド−モビルベース》]]の[[リクルート]][[効果]]を確実に通すために使うことになる。~

-ちなみに、このカードで[[《スーパービークロイド−ジャンボドリル》]]を[[召喚]]して[[《リミッター解除》]]を使用しても、[[攻撃力]]2倍のまま場に留まることは不可能。~
過去に[[《強化支援メカ・ヘビーウェポン》]]を装備した状態で[[《リミッター解除》]]による[[自壊]][[効果]]を回避した後は[[攻撃力]]が元に戻るという裁定があったためである。~
[[破壊]]はされないが、そのタイミングで[[攻撃力]]はもとに戻るのである。
-この[[カード]]で[[ビークロイド]]を[[融合召喚]]して[[《リミッター解除》]]を使用した場合、[[自壊]]は免れられるが[[攻撃力]]は[[エンドフェイズ]]に戻る。~
//過去に[[《強化支援メカ・ヘビーウェポン》]]を装備した状態で[[《リミッター解除》]]による[[自壊]][[効果]]を回避した後は[[攻撃力]]が元に戻る[[裁定>特殊裁定]]が影響している。~
//リミッター解除のテキストにターン終了時に攻撃力が元に戻ることが書かれているので

-「[[モンスター]]の[[効果]]は[[無効]]化されない」という[[テキスト]]を持つ[[カード]]は、現在この[[カード]]のみである。~
「[[発動]]した[[効果]]は[[無効]]化されない」[[テキスト]]は数あるが、こちらは[[モンスター]]の「[[発動]]しない[[効果]]」も[[無効]]化されなくなる。~
なお、「[[魔法・罠カード]]の[[効果]]は[[無効]]化されない」ものには[[《魔力の泉》]]が存在するが、あちらは[[相手]]の[[魔法・罠カード]]に付与する[[デメリット]]である。~

-登場から暫くはあまり扱いやすいとは言えず、[[【ビークロイド】]]にアクセントとして[[積む]]のが限度だった。~
[[《チェーン・マテリアル》]]が登場してからは、この[[カード]]を軸とした[[【ビークロイド】]]を組む事も可能となった。~

-[[イラスト]]には、転車台(ターンテーブル)が描かれている(転車台については[[《転回操車》]]を参照)。~
翔の使用した[[ロイド]]には車両モチーフのものが多いことから、転車台を使った車両連結を[[融合]]に見立てているのだろう。~
後に登場した[[《メガロイド都市》]]の[[イラスト]]によって、この転車台は[[《メガロイド都市》]]の一部であることが分かった。~

-原作・アニメにおいて―~
GXにおいて、「翔vs胡蝶蘭」戦で翔が使用。~
[[《スーパービークロイド−ジャンボドリル》]]を[[召喚]]し決着をつけた。~
その後も幾度か登場している。~
なお、アニメでの[[効果]]は[[【ビークロイド】]]専用の[[融合]]魔法である点は同じだが、[[融合モンスター]]への[[破壊]][[耐性]]付加はない。~
しかし「このカードの[[発動]]と[[効果]]は[[無効]]化されない」という[[《ポルターガイスト》]]と同様の[[効果]]を有している。
アニメGXにおける「翔vs胡蝶蘭」戦にて翔が初使用。~
《マジック・ロンジコーン》による[[魔法カード]][[発動]]の[[無効]]化を無視し、[[《スーパービークロイド−ジャンボドリル》]]を[[融合召喚]]した。~
「翔&剣山vs氷丸&雷丸」戦及び「翔vsオシリスレッドの1年生」戦でも登場し、[[《スーパービークロイド−ステルス・ユニオン》]]を[[融合召喚]]した。~

**関連カード [#gd7187ef]
-[[《スーパービークロイド−ジャンボドリル》]]
-[[《スーパービークロイド−ステルス・ユニオン》]]
--アニメでは[[破壊]][[耐性]]付加の[[効果]]はなかったが、「この[[カード]]は[[カードの効果]]で[[破壊]]されず、[[無効]]化されない」という[[効果]]を有していた。~
また、[[イラスト]]は多少異なっている。~

**収録パック等 [#b9734b7c]
**関連カード [#card]
//-[[《大融合》]]
//モビルベースが出せるので似てない
-[[ロイド]]
-[[ビークロイド]]

―[[イラスト]]関連
-[[《メガロイド都市》]]

―この[[カード]]で[[融合召喚]]できる[[モンスター]]
#taglist(ビークロイド^融合モンスター-融合召喚できない)

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ビークロイド】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[POWER OF THE DUELIST]] POTD-JP040
-[[DUELIST EDITION Volume 1]] DE01-JP029
-[[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編−]] DP18-JP035

**FAQ [#gb4a5329]
Q:このカードで[[特殊召喚]]した[[モンスター]]に[[《月の書》]]などを使用して[[裏側表示]]にした場合「魔法・罠・[[効果モンスター]]の[[効果]]によっては[[破壊]]されず、[[効果]]を[[無効]]化されない」という[[効果]]は適用されますか?~
A:いいえ、[[無効]]化されます。~
**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]に[[《月の書》]]などを使用して[[裏側表示]]にした場合「[[効果]]では[[破壊]]されず、その[[モンスター]]の効果]]は[[無効]]化されない」[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[リセット]]されます。~

Q:このカードで[[特殊召喚]]した[[モンスター]]に[[《ポールポジション》]]が適用されている場合「[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]・[[効果モンスター]]の[[効果]]によっては[[破壊]]されず、[[効果]]を[[無効]]化されない」という[[効果]]は適用されますか?~
A:はい、適用されます。~
Q:この[[カード]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]に[[《ポールポジション》]]が[[適用]]されている場合「[[効果]]では[[破壊]]されず、その[[モンスター]]の[[効果]]は[[無効]]化されない」[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、[[適用]]されます。~

Q:[[《光の追放者》]]がいる状態で、このカードを使い[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できますか?~
Q:[[《光の追放者》]]がいる状態で、この[[カード]]を使い[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、できます。

Q:この[[カードの効果]]で[[融合素材代用モンスター]]を使うことができますか?~
A:はい、できます。ただし[[融合素材代用モンスター]]を使用できないと記されている[[融合モンスター]]には使用できません。
A:はい、できます。~
  ただし、[[融合素材代用モンスター]]を使用できないと記されている[[融合モンスター]]には使用できません。

Q:この[[カードの効果]]で[[融合召喚]]された[[モンスター]]の[[効果]]の[[発動]]を[[《神の通告》]]で[[無効]]にする事はできますか?~
//A:[[《神の通告》]]によって[[効果]]は[[無効]]にならず、[[破壊]]もされません。(17/06/19)~
A:できます。(19/01/07)~

Q:[[相手]]がこの[[カードの効果]]で[[融合召喚]]された[[モンスター]]を[[対象]]として[[発動]]した[[《閃刀機−ウィドウアンカー》]]の[[効果]]はどうなりますか?~
A:[[《閃刀機−ウィドウアンカー》]]の[[効果]]によって[[効果]]は[[無効]]になりません。~
  また、[[相手]]の[[墓地]]に[[魔法カード]]が3枚以上存在する場合でも、[[コントロール]]が移る事もありません。(19/12/09)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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