《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》

融合・効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
ドラゴン族・闇属性モンスター+獣族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの上記カードをリリースした場合に
エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
このカードの融合素材とした獣族モンスター1体の元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

 Vジャンプ(2014年11月号) 付属カードで登場する地属性ドラゴン族融合モンスター
 ドラゴン族闇属性獣族融合素材とし、それらをリリースすることでエクストラデッキから特殊召喚する効果融合素材とした獣族攻撃力分のダメージを与える効果を持つ。

 フィールドモンスターリリースすることでも特殊召喚でき、融合召喚要素を入れなくても出すことができる。
 ただし、融合素材であるドラゴン族闇属性獣族の二種類のモンスターを併用するデッキはほとんどない。
 エクシーズモンスターシンクロモンスターなどは該当モンスターは多いが、それらは単体で優秀な効果を持つモンスターも多く、あえてそれらをリリースして出すメリットは乏しい。

 この効果での特殊召喚を狙うならば、ドラゴン族闇属性を使用するデッキに、《スケープ・ゴート》を採用するという方法もある。
 《ドラゴラド》【おジャマ】などの獣族通常モンスター蘇生させれば、1枚でこのカードを出すことも可能。
 日本未発売カードだが、種族属性を変更できる《Swamp Mirrorer》?《Quantum Cat》?ならばどちらの融合素材にもなれる。

 一方で《龍の鏡》にも対応しているため、通常の融合召喚を狙うこともデッキによっては検討できる。
 【真紅眼の黒竜】では、サポートカードが豊富な《真紅眼の黒竜》と種類の多い獣族チューナーシンクロ召喚を行った後に、《龍の鏡》でこのカードを追加で出すことも狙える。
 《龍の鏡》自体も、《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》《メテオ・ブラック・ドラゴン》の存在から採用しやすい。
 【おジャマ】【トークン】では、同じく《龍の鏡》に対応する闇属性ドラゴン族《始祖竜ワイアーム》融合召喚する機会も多いため、《始祖竜ワイアーム》除去された後の選択肢として採用候補になる。
 ただし、上記のケースではいずれも融合素材となる獣族攻撃力は高く無いことが殆どなので、効果ダメージはオマケとして追加のアタッカー要因程度に考えておいた方が良いだろう。

 ダメージ効果まで有効活用するのであれば、獣族攻撃力に依存するために攻撃力の高い獣族モンスターの使用が不可欠になる。
 だが、ステータスの高い獣族汎用性の高いものは少ないので、主に【獣族】闇属性ドラゴン族を併用することになるだろう。
 そちらなら、《えん魔竜 レッド・デーモン》《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》等、あまりデッキを選ばずに採用できるモンスターも多い。
 まずはそれらを使って攻めたて、墓地に置かれた場合に《龍の鏡》による融合召喚を狙うのも良いだろう。
 ただし、このカードの為だけに事故要因となる融合魔法カードを採用するのはデッキ構築として無理が生ずるため、他の融合モンスター召喚も狙えるデッキ構築を求められることになる。

関連カード

収録パック等