*《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》 [#j337c7e9]
 融合・効果モンスター
 星8/地属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
 ドラゴン族・闇属性モンスター+獣族モンスター
 このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
 ●自分フィールドの上記カードをリリースした場合に
 エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
 (1):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
 このカードの融合素材とした獣族モンスター1体の元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

 [[Vジャンプ(2014年11月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2014]]で登場した[[地属性]]・[[ドラゴン族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[ドラゴン族]]・[[闇属性]]と[[獣族]]を[[融合素材]]とし、それらを[[リリース]]することで[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]、[[融合素材]]とした[[獣族]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。~

 [[フィールド]]の[[モンスター]]を[[リリース]]することでも[[特殊召喚]]できるため、[[融合召喚]]の要素を入れなくても良い。~
 ただし、[[融合素材]]である[[ドラゴン族]]・[[闇属性]]と[[獣族]]の二種類の[[モンスター]]を併用する[[デッキ]]はほとんどない。~
 [[エクシーズモンスター]]や[[シンクロモンスター]]などは該当[[モンスター]]は多いが、それらは単体で優秀な[[効果]]を持つ[[モンスター]]も多く、あえてそれらを[[リリース]]して出す[[メリット]]は乏しい。~

 この[[効果]]での[[特殊召喚]]を狙うならば、[[ドラゴン族]]・[[闇属性]]を使用する[[デッキ]]に、[[《スケープ・ゴート》]]を採用するという方法もある。~
 [[《ドラゴラド》]]で[[【おジャマ】]]などの[[獣族]][[通常モンスター]]を[[蘇生]]させれば、1枚でこの[[カード]]を出すことも可能。~
 [[《簡易融合》]]で[[《暗黒火炎龍》]]と[[《フラワー・ウルフ》]]などを使い分けたり、[[日本未発売カード]]の[[《Swamp Mirrorer》]]・[[《Quantum Cat》]]を利用すれば足りない方の[[融合素材]]を調達できる。~

// [[【EM】]]ならば、[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]と[[獣族]]の[[EM]][[モンスター]]の両方を無理なく採用できるので、この[[カードの効果]]による[[特殊召喚]]も狙いやすい。~
// ただし[[融合素材]]となる[[EM]]の[[獣族]][[モンスター]]の[[攻撃力]]は高くなく、[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]の[[効果]]も考慮すると、大抵のケースでは合計[[ダメージ]]量は下がるため、使いどころが限られる。~
//EMのページ見る限りだと、シルバークロウとチアモールしかないのだけれど

 [[《龍の鏡》]]にも対応しているため、通常の[[融合召喚]]を狙うことも[[デッキ]]によっては検討できる。~
 [[【真紅眼の黒竜】]]では、[[サポートカード]]が豊富な[[《真紅眼の黒竜》]]と種類の多い[[獣族]][[チューナー]]で[[シンクロ召喚]]を行った後に、[[《龍の鏡》]]でこの[[カード]]を追加で出すことも狙える。~
 [[《龍の鏡》]]自体も、[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]や[[《メテオ・ブラック・ドラゴン》]]の存在から採用しやすい。~
 [[【おジャマ】]]や[[【トークン】]]では、同じく[[《龍の鏡》]]に対応する[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[《始祖竜ワイアーム》]]を[[融合召喚]]する機会も多いため、そちらが[[除去]]された後の選択肢として採用候補になる。~
 ただし、上記のケースではいずれも[[融合素材]]となる[[獣族]]の[[攻撃力]]は高くないことが殆どなので、[[効果ダメージ]]はオマケとして追加の[[アタッカー]]要員程度に考えておいた方が良いだろう。~

 [[ダメージ]][[効果]]は[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]などと異なり[[墓地へ送る]]必要がない。~
 [[除外]]される状況下や、[[ペンデュラムモンスター]]・[[トークン]]などを緊急の[[壁]]にされても[[発動]]する。~
 有効に活用するためには[[攻撃力]]の高い[[獣族]][[モンスター]]を採用することが不可欠になる。~
 [[汎用性]]の高い[[獣族]]は少ないが、[[チューナー]]である[[《X−セイバー エアベルン》]]や[[《極星獣グルファクシ》]]でも十分な数値になる。~
 [[エクストラデッキ]]に入る[[《神樹の守護獣−牙王》]]と[[《恐牙狼 ダイヤウルフ》]]であれば無理なく高い[[ダメージ]]が狙える他、[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[《えん魔竜 レッド・デーモン》]]や[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]等、あまり[[デッキ]]を選ばずに採用できる[[モンスター]]も併用できる。~
 [[デッキ]]バランスには細心の注意を払う必要があるが、可能な限り高い[[効果ダメージ]]を狙うなら[[メインデッキ]]に入る[[獣族]]の中では最も[[攻撃力]]の高い[[《Fenrir the Nordic Wolf》]]も選択肢に入る。~
 まずはそれらを使って攻めたて、[[墓地]]に置かれた場合に[[《龍の鏡》]]による[[融合召喚]]を狙うのも良いだろう。~
 ただし、この[[カード]]のためだけに[[事故]]要因となる[[融合]][[魔法カード]]を採用するのは[[デッキ]]バランスの悪化を伴うので、他の[[融合モンスター]]の[[召喚]]も見越した[[デッキ]]構築を行う必要がある。~

-(1)の[[効果]]には「この[[カード]]の[[融合素材]]とした[[獣族]][[モンスター]]1体の[[元々の攻撃力]]分の[[ダメージ]]を[[相手]]に与える。」とあるが、[[リリース]]して[[特殊召喚]]する方法で出した場合でも[[融合素材]]扱いとなりこの[[効果]]が[[発動]]し、[[ダメージ]]を与える処理も行われる。~
//公式DBで回答があったため更新

--[[《融合》]]を使わずとも[[融合素材]]扱いになる、というのは[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]等にも見られる裁定である。~
ただし、あくまで[[融合召喚]]ではない[[特殊召喚]]なので、[[《融合解除》]]で[[融合素材]]を[[特殊召喚]]する事はできない。

-以下、[[効果]]についていくつか列記を行う。
--[[リリース]]による[[特殊召喚]]は[[チェーンブロック]]を作らず、[[融合召喚]]ではない。~
なお、「[[融合召喚]]」「[[リリース]]による[[特殊召喚]]」どちらも正規の手段として扱われる。~
ただしこの2つの手段でしか[[特殊召喚]]できないので[[蘇生]]などはできない。~
--[[リリース]]する[[融合素材]]は[[裏側表示]]でも構わない。
--(1)の[[効果]]は、[[融合素材]]とした[[モンスター]]が[[墓地]]にいなくなっても通常通り処理される。~
[[獣族]]になった[[罠モンスター]]や[[トークン]]を素材にすることも可能で、それらの[[元々の攻撃力]]分の[[ダメージ]]が発生する。~
この[[モンスター]]が[[裏側守備表示]]になったり一時[[除外]]された場合、[[効果]]は[[発動]]するが[[ダメージ]]は0となる。

-[[融合召喚]]に対応し、かつ[[融合召喚]]以外の[[チェーンブロック]]を作らない[[召喚]]方法も持つ初の[[融合モンスター]]である。~

-Vジャンプ公式動画「ワールドデュエルサテライト」では、「VJ付録『遊戯王[[OCG]]』[[カード]]で[[デュエル]]!アイカワvsマスター赤馬『ビーストアイズ』対決」と題した[[デュエル]]が行われた。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢vs権現坂」(2戦目)で遊矢が使用。~
アニメARC-Vの「遊矢vs権現坂」(2戦目)で遊矢が初使用。~
[[《EMトランプ・ウィッチ》]]の[[ペンデュラム効果]]で、[[《ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]と[[《EMシルバー・クロウ》]]を[[融合素材]]として[[融合召喚]]される。~
[[《超重荒神スサノ−O》]]を[[戦闘破壊]]し、自身の[[効果]]で[[《EMシルバー・クロウ》]]の[[攻撃力]]1800の[[ダメージ]]を与えて[[フィニッシャー]]となった。~
「遊矢vs沢渡」(2戦目)では、[[《EMトランプ・ウィッチ》]]の[[ペンデュラム効果]]により[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]と《EMドラミング・コング》を[[融合素材]]として[[融合召喚]]され[[フィニッシャー]]となっている。~
[[攻撃]]名は「ヘルダイブバースト」。~
//字幕より

--[[融合召喚]]の際の台詞は「[[誇り高き銀狼>《EMシルバー・クロウ》]]よ。[[魔天の龍>《ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]と1つになりて新たな力を生み出さん![[融合召喚]]!出でよ!野獣のまなこ光りし獰猛なる龍!《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》!」。~
--[[融合召喚]]の際の台詞は「遊矢vs権現坂」(2戦目):「[[誇り高き銀狼>《EMシルバー・クロウ》]]よ。[[魔天の龍>《ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]と1つになりて新たな力を生み出さん![[融合召喚]]!出でよ!野獣のまなこ光りし獰猛なる龍!《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》!」。~
「遊矢vs沢渡」(2戦目):「胸を打ち鳴らす森の賢人よ。[[神秘の竜>《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]と一つとなりて新たな力を生み出さん![[融合召喚]]!出でよ!野獣のまなこ光りし獰猛なる竜!《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》!」。

--アニメでは[[融合素材]]の指定が「ペンデュラム・ドラゴン」と名のついた[[モンスター]]で、[[召喚制限]]及び[[融合素材]]を[[リリース]]するという[[召喚条件]]はなかった。~
また、[[モンスター効果]]は[[自分]][[フィールド]]の[[獣族]]が[[融合素材]]とならなければ[[発動]]できなかった。~
//[[《EMトランプ・ウィッチ》]]の[[ペンデュラム効果]]を自身に[[内蔵]]した形で[[OCG]]化されたと言える。~

---指定素材が緩くなったことで、名前に「ペンデュラム」とあるものの、[[ペンデュラムモンスター]]との関連性は無くなった。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]

-[[《ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]

-[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]

//―《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2014年11月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2014]] VJMP-JP094 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[リリース]]して[[特殊召喚]]した場合、[[融合召喚]]扱いですか?~
A:いいえ、[[融合召喚]]扱いではありません。(14/09/20)

Q:[[リリース]]して[[特殊召喚]]した場合、(1)の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]し、[[ダメージ]]を与える処理を行います。(14/09/20)

Q:[[融合素材]]にした[[獣族]]が[[効果解決時]]に[[墓地]]に存在しない場合、(1)の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]し、[[ダメージ]]を与える処理を行います。(14/09/20)

Q:[[フィールド]]の他[[種族]]の[[モンスター]]を[[獣族]]に変更して[[融合素材]]にした場合、(1)の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]し、[[種族]]を[[獣族]]に変更した、他の[[種族]]の[[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与えます。(14/09/20)

Q:[[闇属性]]で、[[種族]]を[[ドラゴン族]]に変更した、元々の[[種族]]が[[獣族]]の[[モンスター]]と、[[種族]]を[[獣族]]に変更した、他の[[種族]]の[[モンスター]]を[[融合素材]]にした場合、(1)の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]し、[[種族]]を[[獣族]]に変更した、他の[[種族]]の[[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与えます。(14/09/20)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての疑問は公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。