*《ビクトリー・バイパー &ruby(ダブルエックスゼロスリー){XX03};/Victory Viper XX03》 [#f82d8948]
 効果モンスター
 星4/光属性/機械族/攻1200/守1000
 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した時、
 次の効果から1つを選択して発動する。
 ●このカードの攻撃力は400ポイントアップする。
 ●フィールド上に表側表示で存在する魔法または罠カード1枚を破壊する。
 ●自分フィールド上に常にこのカードと同じ種族・属性・
 レベル・攻撃力・守備力の「オプショントークン」を1体特殊召喚する。

 関連カードの出現著しい[[巨大戦艦]]シリーズに続いて、遂に[[《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]の次世代機が登場。~
 だが、相も変わらずステータスは低い。~
 [[《ビクトリー・バイパー XX03》]]本体は非常に貧弱な[[モンスター]]にすぎない。~
 しかし、[[戦闘破壊]]や[[《パワーカプセル》]]での強化を繰り返すことで真価を発揮する。~
 狙うなら[[《スケープ・ゴート》]]や[[《ダンディライオン》]]の[[綿毛トークン]]だろう。むろん、[[《おジャマトリオ》]]も基本となる。

 貧弱な[[攻撃力]]の[[モンスター]]で相手[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]するには、[[攻撃力]]アップの[[装備カード]]がもっとも確実である。~
 強化[[魔法カード]]で最も強力でなおかつ相性のよいものは[[《団結の力》]]だ。~
 カードのボーナス的[[効果]]の1つ、「[[オプショントークン]]」を[[特殊召喚]]する[[効果]]と非常に相性がよい。~
-[[《団結の力》]]の[[効果]]は自分[[モンスター]]の数に比例して増すため、[[オプショントークン]]が増えるほどに強化される。~

--[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]+[[《団結の力》]] =[[攻撃力]]2000が1体~
--[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]+[[《団結の力》]]+[[オプショントークン]]が1体 =[[攻撃力]]2800が2体~
--[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]+[[《団結の力》]]+[[オプショントークン]]が2体 =[[攻撃力]]3600が3体~
--…

 と、[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]&オプション軍団の[[攻撃力]]が膨れ上がり続ける。~
 3体も並べば、一撃で勝負をつけにいくことも可能。

 しかし、本体である[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]が破壊されたり、フィールドから離れたりすると、[[オプショントークン]]も消えてしまう弱点を持つ。~
 そのため、どんなに[[トークン]]を出して優位に立っていても、例えば[[《強制脱出装置》]]ひとつで自分のフィールドはガラ空きになってしまう。~
 オプションを増やし始めたら、速戦即決を念頭に、そして全力で本体を守る戦術が要求される。

 間違えやすいが、[[トークン]]は[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]の[[効果]]までコピーする訳ではない。~
 大量展開にはある程度のターン数と相手[[モンスター]]を要することになる。~
 理想は相手ターンの攻撃を[[速攻魔法]]でいなしつつ最初の[[トークン]]を産んでおき、自分ターンに[[装備カード]]で補強する、という流れであろう。~

 [[速攻魔法]]は、[[トークン]]の性質上、[[《突進》]]の方が相性がいいのだが、カバー範囲が[[攻撃力]]1850にとどまる。~
 [[《収縮》]]の場合はある程度の[[上級モンスター]]も倒せるが、[[リクルーター]]の攻撃に対応しきれない。~
 この場合は[[攻撃力]]アップ[[効果]]を使って相手の追撃を防ごう。~
 どちらを採用するかは好みといえるが、そのつど戦況に応じることができれば最良といえるだろう。  

-コナミのゲーム作品において―~
「グラディウスV」の初回特典である「[[ビックバイパー>《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]開発史」において名前と外観だけが登場しただけの、幻の機体。~
//MSXシリーズから設定を受け継いだ新生家庭用グラディウスシリーズの最新作「グラディウスVI」では自機になっている。~
//↑まだ「存在を仄めかしている」程度の段階です。確定的に書かないでください。
//こういった方法で宣伝するとは、コナミもあざといというか、何というか。

-完全に余談だが、グラディウスシリーズには大まかなストーリーが2種類存在する。~
「グラディウスII」から続いていくアーケードシリーズのストーリーと、「グラディウス2」から続くMSXシリーズのストーリーである。~
(他項目でわざわざ『(「2」ではない)』と書いているのはそのため)~
この2つは劇的に設定が異なるため、一般的にはアーケードの方を正史としていたが、「グラディウスV」ではMSX版の設定が復活する。~
つまり、この機体もMSXストーリーに準じたものということになる。~
アーケードストーリーに比べ地に足が着いていると評されることに起因するのであろう。~
とはいえ、ローマ数字でのシリーズ表記はアーケードシリーズの特徴であるため混乱の元なのだが。~
~
…しかし、この様子からするとコナミはMSXストーリーを正史にしたいようである。~
だが、そうすると[[プロミネンスドラゴン>《プロミネンス・ドラゴン》]](グラディウスIIのみに出現)の存在が非常に曖昧となる。~
また、[[カバードコア>《巨大戦艦 カバード・コア》]]も直接は存在しない(アッパーバージョンは一応存在)ことになる。

**関連カード [#e6f75ffc]
-[[オプショントークン]]

-[[《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]
-[[《パワーカプセル》]]

**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#b50d2333]
-[[【超時空戦闘機】]]

**収録パック等 [#c075fec6]
-[[ENEMY OF JUSTICE]] EOJ-JP011 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#p9c32beb]
Q:本体に[[《団結の力》]]等を装備した場合、[[トークン]]の[[攻撃力]]も変化しますか?~
A:はい、変化します。~

Q:本体が[[破壊]]された場合[[トークン]]の[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:本体が[[破壊]]されたりフィールドから離れると、[[トークン]]も消えます。