*《ビッグ・シールド・ガードナー/Big Shield Gardna》 [#d2cb5ec1]
 効果モンスター
 星4/地属性/戦士族/攻 100/守2600
 フィールド上に裏側表示で存在するこのモンスター1体を対象にする魔法カードの発動を無効にする。
 その時、このカードは表側守備表示になる。
 このカードは攻撃された場合、ダメージステップ終了時に攻撃表示になる。
//テキストはBE01のもの

 [[遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1 付属カード>ゲーム付属カード#sef058a6]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[裏側表示]]の時、この[[カード]]を対象とする[[魔法カード]]を[[無効]]にする[[ルール効果]]と、[[攻撃]]された[[ダメージステップ]]終了時に[[攻撃表示]]になる[[永続効果]]を持つ。
 [[裏側表示]]の時、この[[カード]]を対象とする[[魔法カード]]を[[無効]]にする[[誘発即時効果]]と、[[攻撃]]された[[ダメージステップ]]終了時に[[攻撃表示]]になる[[永続効果]]を持つ。

 [[攻撃]]されると[[攻撃表示]]になってしまう[[デメリット]]から、単体では[[壁]]役としては不安定である。~
 [[対象をとる>対象をとる(指定する)効果]][[魔法カード]]の[[発動]]を防ぐ[[効果]]も持つが、[[裏側表示]]である時に限られる。~
 [[壁]][[モンスター]]として[[《精神操作》]]に強いのは魅力だが、[[モンスター効果]]による[[除去]]手段が多い現[[環境]]ではあまり安心できない。~
 とはいえ[[守備力]]の高い[[壁]][[モンスター]]も珍しくなったので、[[《スノーマンイーター》]]や[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]に見せかけた[[ブラフ]]にできる場面もある。~

 [[デメリット]][[効果]]の[[適用]]を狙い[[攻撃]]を仕掛けた[[相手]]を、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]や[[《マジックアーム・シールド》]]にはめるのも面白い。~
 [[ダメージ]]覚悟で[[攻撃]]してきた所で[[《D2シールド》]]や[[《追い剥ぎゴブリン》]]等を狙うのも手。~
 また[[攻撃表示]]となる事から[[《モンスターBOX》]]と組み合わせるとかなり[[攻撃]]し難い。~
 [[《反転世界》]]による[[カウンター]]も強力で、その後も[[アタッカー]]として居座る事ができる。~

 [[守備表示]]で居続けられる[[《レベル制限B地区》]]との[[コンボ]]も考えられる。~
 さらに[[相手]]の[[攻撃]]を阻害する[[《暗黒の扉》]]や自身の[[デメリット]]を打ち消す[[《スキルドレイン》]]との[[コンボ]]も安定性が増す。~
 ただし前者であれば元々[[破壊されない]][[《マッシブ・ウォリアー》]]、後者であればさらに[[守備力]]の高い[[《D−HERO ディフェンドガイ》]]の方が相性は良い。~

-この[[モンスター]]1体を[[対象をとる>対象をとる(指定する)効果]][[魔法カード]]を[[無効]]化する[[効果]]について~
[[裏側表示]]であるこの[[カード]]を[[対象]]とした[[魔法カード]]の[[効果解決時]]に[[表側守備表示]]にすることで[[無効]]化する。~
[[チェーン]]を作らないので[[《天罰》]]等を受けない他、[[裏側表示]]での[[適用]]なので[[《スキルドレイン》]]にも[[無効]]化されない。~
-この[[モンスター]]1体を[[対象をとる>対象をとる(指定する)効果]][[魔法カード]]を[[無効]]化する[[効果]]について。~
//[[裏側表示]]であるこの[[カード]]を[[対象]]とした[[魔法カード]]の[[効果解決時]]に[[表側守備表示]]にすることで[[無効]]化する。~
//[[チェーン]]を作らないので[[《天罰》]]等を受けない他、[[裏側表示]]での[[適用]]なので[[《スキルドレイン》]]にも[[無効]]化されない。~
[[裏側表示]]であるこの[[カード]]を[[対象]]とした[[魔法カード]]の[[チェーンブロック]]に[[チェーン]]し発動することで[[無効]]化する。~
なお[[裏側表示]]状態で[[発動]]するためか[[《スキルドレイン》]]にも[[無効]]化されない。~
他方で[[《死のマジック・ボックス》]]や[[《異次元隔離マシーン》]]、[[《強制転移》]]などには[[適用]]されない。~
なおあくまで[[裏側表示]]である事が条件なので、[[裏側攻撃表示]]でも[[効果が適用>効果の適用]]される。~

--例~
[[裏側守備表示]]の《ビッグ・シールド・ガードナー》に[[《抹殺の使徒》]]を[[発動]]。~
[[《抹殺の使徒》]]の[[効果解決時]]、[[表側守備表示]]にすることで[[無効]]化。~
//--例~
//[[裏側守備表示]]の《ビッグ・シールド・ガードナー》に[[《抹殺の使徒》]]を[[発動]]。~
//[[《抹殺の使徒》]]の[[効果解決時]]、[[表側守備表示]]にすることで[[無効]]化。~

--例~
[[チェーン]]1:[[表側守備表示]]の《ビッグ・シールド・ガードナー》に[[《死者への手向け》]]を[[発動]]。~
[[チェーン]]2:[[《月の書》]]で《ビッグ・シールド・ガードナー》を[[裏側守備表示]]に。~
逆順処理で[[《死者への手向け》]]の[[効果解決時]]《ビッグ・シールド・ガードナー》は[[裏側守備表示]]になっており、これを[[表側守備表示]]にすることで[[無効]]化。~
//--例~
//[[チェーン]]1:[[表側守備表示]]の《ビッグ・シールド・ガードナー》に[[《死者への手向け》]]を[[発動]]。~
//[[チェーン]]2:[[《月の書》]]で《ビッグ・シールド・ガードナー》を[[裏側守備表示]]に。~
//逆順処理で[[《死者への手向け》]]の[[効果解決時]]《ビッグ・シールド・ガードナー》は[[裏側守備表示]]になっており、これを[[表側守備表示]]にすることで[[無効]]化。~

--[[裏側表示]]状態から[[発動]]するという、[[《ミドル・シールド・ガードナー》]]とこの[[モンスター]]のみの類例少ない[[効果]]である。

-[[攻撃]]を受けた際[[表示形式]]変更をする[[効果]]は[[ダメージステップ]]終了時強制的に[[適用]]する[[永続効果]]である。~

-[[守備力]]2600は、[[召喚制限]]のない[[レベル]]4[[モンスター]]では[[《D−HERO ディフェンドガイ》]]に次ぐ値である。~
なお、[[召喚制限]]のある[[レベル]]4[[モンスター]]を含めると、さらに[[《スーパーバグマン》]]が存在する。~

-判りにくいのだが、[[イラスト]]違い[[カード]]がある。~
「目が黒く、肩が滑らか」な[[イラスト]](G5-02)と「目が赤く、肩が筋肉質」な[[イラスト]](DL1-136)が存在する。

-「ガードナー」という言葉は日本語・英語の辞書には共に載っておらず、いわばゲーム業界等の造語・和製英語である。~
(なお、「ガードする者」という意味の英単語には「Guarder(ガーダー)」がある。)~
音に拘ると、一応「Gardner」という人名・地名がある。~
(ちなみに杏子の英語版の名前はTea Gardnerである。)~
本来なら「Guardian(ガーディアン)」で丸く収まったのだろうが、遊戯王には[[Guardian>ガーディアン]]が存在するためそういう訳にもいかず、苦肉の策だったのかも知れない。~
この[[カード]]の名に引っ張られたのか、他の「ガードナー」と名につく[[カード]]の多くも[[英語名]]が少し変である。~
([[《ミドル・シールド・ガードナー》]]・[[《サイバー・シャドー・ガードナー》]]・[[《ネクロ・ガードナー》]]・[[《サンライズ・ガードナー》]])~
ちなみに、[[《マジック・ガードナー》]]・[[《砂漠の守護者》]]は英語版で上手く命名されている。~
しかし、この[[カード]]の場合には、「G''u''ardna」と書いてある[[エラーカード]]が存在する。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」の「闇遊戯vsパンドラ」戦において闇遊戯が初使用。~
以後、闇遊戯の[[デッキ]]の守りの要として度々[[召喚]]されて、[[守備力]]を活かせずに[[除去]]の餌食となることも少なくなかったものの、[[《オシリスの天空竜》]]の[[効果]]に耐えるなどと中々に活躍している。~
原作では[[通常モンスター]]であり、実物のような[[メリット]]がなかったものの、[[表示形式]]が変わる[[デメリット]]がなく非常に扱いやすかったため、特に平均[[攻撃力]]の低めな原作においては十分に[[壁]]と成りうる[[守備力]]の高さから[[デッキ]]に投入されていた。~
その後のアニメ版では、OCGの性能に修正されている。~
バトルシティ終了後のエピソードでは、公園で[[デュエル]]する子供が使用している。~
「戦いの儀」における「遊戯vsアテム」戦では[[《デーモンの召喚》]]の[[攻撃]]を受けて[[攻撃表示]]になり、[[《カース・オブ・ドラゴン》]]に倒され[[ライフ]]を削られた。~

--[[セット]]したのは「遊戯vsラフェール」(1戦目)の時のみである。~

--遊戯王Rでは、天馬夜行に「[[レベル]]4で最高の[[守備力]]を持つ[[モンスター]]」と評されている。~
これより[[守備力]]の高い[[《D−HERO ディフェンドガイ》]]はGXの時代に作られ世界に1枚だけ存在する[[カード]]のため、Rの時代には存在しない。~
更に、[[通常召喚]]不可だが[[レベル]]4で[[守備力]]3000の[[《スーパーバグマン》]]が登場した。

--アニメGXの「十代vs大原&小原」戦において、小原にプレイングの指示を仰ぐ大原が、《五分ゴブリン》の[[召喚]][[コスト]]として[[手札]]から捨てているのが確認できる。~
第1話の三沢の対戦[[相手]]や、ジェネックス開催の時のティラノ剣山の[[相手]]、さらに大山も使っている。

--アニメ5D'sの「遊星&クロウvsセキュリティ隊員」戦においてセキュリティが使用した[[永続罠]]《ディフェンダーズ・マインド》の[[イラスト]]に描かれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「はるか昔100万もの大群を防いだと言われる伝説の盾」と書かれている。~
だが[[《千年の盾》]]と違いこの[[モンスター]]そのものは人間なので、これでは[[モンスター]]の紹介になっていない気はする。~
前線に立って攻撃を防ぐ「盾役」という意味ならば納得はできるか。~
DM3では[[デメリット]]が無く、さらに守備力偏重の[[ステータス]]であるため投入コストも低く、非常に強力であった。~
DM4では「遊戯[[デッキ]]」でしか使用できない物の[[最上級モンスター]]となったため、[[手札融合]]の素材としてくらいでしか使われないだろう。~
DM7・8では[[下級モンスター]]に戻ったものの、[[守備力]]が高いゆえに投入コストがとんでもなく高くなっている。~

**関連カード [#e7e48218]
-[[《ミドル・シールド・ガードナー》]]

―《ビッグ・シールド・ガードナー》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ブロークン・ブロッカー》]]

**収録パック等 [#jc99280e]
-[[遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1 付属カード>ゲーム付属カード#sef058a6]] G5-02 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-136 &size(10){[[Ultimate]]};
-[[STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2]] SY2-013
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP097 &size(10){[[Ultra]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP088 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#e6a8c09f]
Q:「[[魔法カード]]の[[発動]]を[[無効]]にする」[[効果]]の[[効果]]分類は何ですか?~
A:特に分類のない[[効果]]になります。(12/03/04)~
//Q:「[[魔法カード]]の[[発動]]を[[無効]]にする」[[効果]]の[[効果]]分類は何ですか?~
//A:特に分類のない[[効果]]になります。(12/03/04)~
//うっかりしてて他の効果の分類は質問してませんでした…

Q:[[《スキルドレイン》]][[適用]]下、[[裏側守備表示]]の《ビッグ・シールド・ガードナー》に、[[《シールドクラッシュ》]]や[[《抹殺の使徒》]]を使った場合どうなりますか?~
A:[[裏側表示]]の[[効果モンスター]]の[[効果]]を[[《スキルドレイン》]]は[[無効]]化しません。~
  これらの[[魔法カード]]による[[効果]]を[[無効]]にし、その後で《ビッグ・シールド・ガードナー》を[[表側表示]]にします。~

Q:[[攻撃表示]]になる[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作る処理ですか?~
//Q:[[攻撃表示]]になる[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作る処理ですか?~
//A:いいえ、[[チェーンブロック]]は作られません。(10/10/23)
A:[[調整中]]。(12/11/07)
//A:[[調整中]]。(12/11/07)

//Q:[[《スキルドレイン》]][[適用]]下、[[裏側守備表示]]の《ビッグ・シールド・ガードナー》に、[[《シールドクラッシュ》]]や[[《抹殺の使徒》]]を使った場合どうなりますか?~
//A:[[裏側表示]]の[[効果モンスター]]の[[効果]]を[[《スキルドレイン》]]は[[無効]]化しません。~
//  これらの[[魔法カード]]による[[効果]]を[[無効]]にし、その後で《ビッグ・シールド・ガードナー》を[[表側表示]]にします。~

Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:「[[魔法カード]]の[[発動]]を[[無効]]にし[[表側守備表示]]になる」は[[誘発即時効果]]、「[[攻撃]]された時に[[攻撃表示]]になる」は[[永続効果]]です。~
  [[誘発即時効果]]は、[[魔法カード]]の[[チェーンブロック]]に[[チェーン]]する形で[[発動]]します。~
  なお、[[《スキルドレイン》]]が存在する場合でも、[[無効]]化・[[表側守備表示]]化共に処理されます。(13/08/14)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。