*《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》 [#top]
*《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ/Firewall Dragon Singularity》 [#top]
 リンク・効果モンスター
 リンク6/闇属性/サイバース族/攻3500
 【リンクマーカー:左上/上/右上/左/右/下】
 効果モンスター3体以上
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分・相手ターンに、自分のフィールド・墓地のモンスターの種類(儀式・融合・S・X)の数まで、
 相手のフィールド・墓地のカードを対象として発動できる。
 そのカードを持ち主の手札に戻す。
 そのカードを手札に戻す。
 このカードの攻撃力は戻した数×500アップする。
 (2):このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合、
 自分の墓地のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを特殊召喚する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&&id=1450

 [[CYBERSTORM ACCESS]]で登場する[[闇属性]]・[[サイバース族]]の[[リンクモンスター]]。~
 [[自分]][[フィールド]]・[[墓地]]の[[モンスターの種類>カードの種類]]の数まで[[相手]][[フィールド]]・[[墓地]]の[[カード]]を[[バウンス]]してその数×500[[自己強化]]する[[効果]]、[[リンク先]]の[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]または[[墓地へ送られた]]場合に[[サイバース族]]1体を[[蘇生]]する[[効果]]を持つ。~
 [[CYBERSTORM ACCESS]]で登場した[[闇属性]]・[[サイバース族]]の[[リンクモンスター]]。~
 [[自分]][[フィールド]]・[[墓地]]の[[モンスターの種類>カードの種類]]の数まで[[相手]][[フィールド]]・[[墓地]]の[[カード]]を[[バウンス]]してその数×500[[自己強化]]する[[誘発即時効果]]、[[リンク先]]の[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]または[[墓地へ送られた]]場合に[[サイバース族]]1体を[[蘇生]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 素材の指定自体は緩いが、[[リンク]]6なので流石に[[重さ>重い]]はある。~
 単に[[リンク召喚]]するだけならば少ない消費でも可能だが、(1)(2)共に[[フィールド]]・[[墓地]]に他の[[カード]]の存在が求められるため、その点も計算に入れる必要がある。~
 同[[リンク]]の[[《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》]]の様に単独で[[アタッカー]]になる[[耐性]]や[[除去]][[効果]]は持たないので、採用する場合はこの[[カード]]の存在を念頭に入れた構築となるだろう。~
 同[[リンク]]の[[《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》]]の様に単独で[[アタッカー]]になる[[耐性]]や[[除去]][[効果]]は持たないので、採用する場合はこの[[カード]]の存在を念頭に置いた構築となるだろう。~
 (1)との[[シナジー]]を踏まえるならば、[[儀式>儀式モンスター]]・[[融合>融合モンスター]]・[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズ>エクシーズモンスター]]を[[リンク素材]]に絡めるのが理想だが、更に消費が嵩みやすい。~
 [[特殊召喚]]自体には制限は無く、[[効果]]に[[リンク召喚]]や[[自己再生]]も絡まないため、[[カードの効果]]で直接[[特殊召喚]]するのも手。~
 予め自身を[[墓地へ送って>墓地へ送る]]おく必要はあるが([[蘇生制限]]を満たす必要はない)、[[《サイバネット・サーキット》]]ならば[[フリーチェーン]]での[[特殊召喚]]が行える。~

 [[リンクマーカー]]の向きがやや特殊なため、[[特殊召喚]]する[[位置>カードの位置]]は意識したい。~
 [[エクストラモンスターゾーン]]に置くと[[相手]]の[[リンク先]]を増やしてしまい、[[自分]][[フィールド]]に向く[[リンクマーカー]]が下方向のみとなるので後続の[[リンクモンスター]]を展開しにくくなる。~
 一方で(2)で参照する[[モンスター]]の数も増えるため、他に[[自分]][[モンスター]]がおらずとも(2)の[[発動]]が狙えるようになる。~

 (1)は[[モンスターの種類>カードの種類]]に応じた[[バウンス]]と[[自己強化]]。~
 [[リンク]]6のこの[[カード]]を出した上で更に該当する[[モンスター]]を[[フィールド]]に並べるのは流石に難易度が高く、基本的には[[墓地]]で賄う事になるだろう。~
 [[蘇生制限]]を満たす必要はないので、事前に[[デッキ]]・[[エクストラデッキ]]から該当する[[モンスター]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]]おくのも良い。~
 [[バウンス]]先は[[相手]][[フィールド]]・[[墓地]]と幅広く、[[カードの種類]]や表裏も問わない[[フリーチェーン]]のため、単純な[[除去]]だけでなく[[制圧]]・妨害にも利用できる。~
 戻した数×500だけ永続的に[[自己強化]]されるので、複数回[[発動]]できれば極めて高い[[攻撃力]]も見込める。~

 (2)は[[サイバース族]]の[[蘇生]]。~
 能動的に[[発動]]するならば[[リンク先]]に[[自分]]で[[モンスター]]を配置し、適当な素材や[[コスト]]として使用するのが良い。~
 ただ、[[リンク]]6のこの[[カード]]に加えて別に[[モンスター]]が必要となるため、相当な展開力は求められる。~
 上記の通り、[[エクストラモンスターゾーン]]に配置すれば[[相手]][[モンスター]]を利用でき、この場合はこの[[カード]]でその[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]するのが最も理想的な流れとなる。~
 また、[[相手]][[ターン]]では[[相手]]の素材利用や[[リリース]]をある程度牽制する事もできるだろう。~
 [[相手]][[ターン]]に能動的に[[墓地へ送る]]ことができる[[《I:Pマスカレーナ》]]と組み合わせるのも面白い。~
 [[リンク素材]]に使用した[[モンスター]]をそのまま[[蘇生]]させられる。~

-左上と右上に[[リンクマーカー]]を持つ[[リンクモンスター]]としては初めて[[《マズルフラッシュ・ドラゴン》]]などと同じ制約となる[[効果外テキスト]]を持たない。~
これにより[[自分]]の[[モンスター]]3体のみでの[[エクストラリンク]]が可能になった。~
 [[《ファイアウォール・ドラゴン》]]とは相性が良く、あちらの(1)を使用後に[[蘇生]]させることで[[相手]][[ターン]]に再度(1)を使用可能になり[[サルベージ]]と妨害の両方で機能させられる。~
 あちらの(2)で[[リンク素材]]を用意してこちらの[[リンク召喚]]に繋げやすい点でも[[シナジー]]がある。~

--左上と右あるいは右上と左の[[リンクマーカー]]を同時に持つ[[リンクモンスター]]もこの[[カード]]が初である。~
これにより今まで行えなかった[[自分]]の[[モンスター]]4体での[[エクストラリンク]]も行えるようになった。~
-左上と右上の[[リンクマーカー]]を同時に持つ[[リンクモンスター]]としては初めて[[《マズルフラッシュ・ドラゴン》]]などと同じく、制約となる[[効果外テキスト]]を持たない。~
また、左上と右あるいは右上と左の[[リンクマーカー]]を同時に持つ[[リンクモンスター]]もこの[[カード]]が初である。~
これにより今まで行えなかった[[自分]]の[[モンスター]]3体及び4体での[[エクストラリンク]]が行えるようになった。~

-「[[モンスター]]の数を参照した[[バウンス]][[効果]]」「[[リンク先]]の[[モンスター]]の[[墓地送り>墓地へ送る]]を[[トリガー]]とした[[特殊召喚]][[効果]]」と、全体的に[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]を意識した[[効果]]である。~
(1)の参照する[[モンスターの種類>カードの種類]]の指定と[[自己強化]]は[[《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》]]を意識したものだろう。~

-イラストの背景には、「闇」「炎」「水」「地」「風」「光」の6つの属性を表しているともとれる色が確認できる。~
-イラストの背景には、「[[闇>闇属性]]」「[[炎>炎属性]]」「[[水>水属性]]」「[[地>地属性]]」「[[風>風属性]]」「[[光>光属性]]」の6つの[[属性]]を表しているともとれる色が確認できる。~
アニメVRAINSにて登場した、それぞれの属性に対応するイグニスたちを意識したものだろうか。~

-「シンギュラリティ」については[[《地縛神 Wiraqocha Rasca》]]を参照。~
ただしこの[[カード]]は[[サイバース族]]なので、未来学における「技術的特異点(人工知能が人間の知性を超える転換点)」の意味で使用されていると思われる。~
アニメVRAINSにおいても、[[リンク]]6の[[リンクモンスター]]はAIであるAiしか使用しておらず、人間(遊作)の最高到達点であるリンク5を超えたことをイメージした[[カード名]]だろうか。~
ただしこの[[カード]]は[[サイバース族]]なので、未来学における「技術的特異点(人工知能が人間の知性を超える転換点)」の意味だと思われる。~
[[リンク]]6の[[リンクモンスター]]は、アニメVRAINS作中ではAIであるAiしか使用しておらず、[[OCG]]においてもまだ2体目である。~
人間(遊作)の最高到達点であるリンク5を超えたことをイメージした[[カード名]]だろうか。~
上述の通り、[[エクストラリンク]]という観点から見ても革新的な存在であり、転換点と言える[[モンスター]]である。~
--[[リンクマーカー]]の向きは、作中でAiが使用した[[リンク]]6の[[《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》]]の[[リンクマーカー]]を上下反転したものになっている。~
--[[リンクマーカー]]の向きは、[[《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》]]の上下反転にあたる。~
--「YU-GI-OH! CARD GAME ART WORKS」でも、制作チームから「[[到達点>《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》]]に至った相方に追いつくための特異点」「技術的特異点の[[リンクマーカー]]」とのコメントが明かされている。


-2022年のジャンプフェスタ遊戯王OCGタイムズでは、この[[カード]]を使用した[[デュエル]]において、「世界を守護する力の壁よ!まだ見ぬ領域に到達せよ![[リンク召喚]]!現れろ![[リンク]]6![[《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》]]!」という[[召喚]]口上が使われている。~
「世界を守護」という言葉は、アニメVRAINS第12話のサブタイトルで[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]のことを「鉄壁の守護竜」と評したのが元ネタだろう。~
また、「まだ見ぬ領域」という言葉は、上記の「シンギュラリティ」の意味の他にも、アニメVRAINS最終回で最後に[[リンク召喚]]された[[《アクセスコード・トーカー》]]の[[召喚]]口上にある「まだ見ぬ世界」が元ネタと思われる。~
更に、[[召喚]]口上の流れは[[《ファイアウォール・X・ドラゴン》]]の[[召喚]]口上をベースにしていると考えられる。~
--同イベントで[[攻撃]]名「ウルティマテンペスト」も判明した。~
おそらく、[[《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》]]の[[攻撃]]名「ウルティマ・アトリビューション」と、[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]の[[攻撃]]名「テンペスト・アタック」を合わせたものだろう。~

--同[[デュエル]]中、遊作/Playmaker役を担当した石毛氏が[[スキル>スピードデュエル#skill]]「Neo Storm Access」を使用するという演出がなされ、その後この[[モンスター]]が[[リンク召喚]]された。~
アニメVRAINSにてPlaymakerが使用した多くの[[リンクモンスター]]と同様に、この[[カード]]もData Stormから[[エクストラデッキ]]に加わったということだろうか。
---[[CYBERSTORM ACCESS]]のCMのナレーションでも「Neo Storm Access」の後にこの[[モンスター]]が[[リンク召喚]]された。~
-遊戯王カードゲーム25周年イベント「遊戯王デュエルモンスターズ 決闘者伝説 QUARTER CENTURY」 デュエルオペラ『遊☆戯☆王VRAINS 〜 Playmaker vs リボルバー 〜』でPlaymaker/藤木遊作役の石毛翔弥氏が使用。~
[[《デコード・トーカー・ヒートソウル》]]、[[《サイバース・マジシャン》]]、[[《サイバース・ウィッチ》]]を[[リンク素材]]として[[リンク召喚]]されたが、リボルバー役の武内俊輔氏が[[《リローデッド・シリンダー》]]を[[発動]]し[[《魔法の筒》]]を[[セット]]したことで[[攻撃]]を断念した。~
返しの[[ターン]]ではリンク先にいた[[《メタルヴァレット・ドラゴン》]]が[[《ストライカー・ドラゴン》]]の[[リンク素材]]となったことで(2)の[[効果]]を[[発動]]し、[[《サイバース・マジシャン》]]を[[蘇生]]し、さらに[[《リボルブート・セクター》]]の(2)の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して(1)の[[効果]]で[[バウンス]]し展開を抑止しようとしたが、[[《ゲートウェイ・ドラゴン》]]→[[《アネスヴァレット・ドラゴン》]]→[[《ノクトビジョン・ドラゴン》]]の流れで展開され失敗。~
直後の[[バトルフェイズ]]で[[《ヴァレルロード・ドラゴン》]]に[[コントロール奪取]]され、そのまま[[《サイバース・ウィザード》]]を戦闘破壊した。~
さらに[[《ブースター・ドラゴン》]]の[[リンク召喚]]により[[エクストラリンク]]成立に利用されてしまうが、次の[[ターン]]で[[《デグレネード・バスター》]]の[[効果]]で[[除外]]された後、[[《サイバネット・ロールバック》]]により[[帰還]]し、[[《ブースター・ドラゴン》]]を[[バウンス]]し[[自己強化]]、[[《ヴァレルロード・ドラゴン》]]を[[戦闘破壊]]すると共に[[《デコード・トーカー・ヒートソウル》]]を蘇生した。~

//-原作・アニメにおいて―~


//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ファイアウォール]]

-[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]

//―《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[CYBERSTORM ACCESS]] CYAC-JP047 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]],[[Prismatic Secret>Secret#PS]]};
-[[QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY]] QCCU-JP0107 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]],[[Quarter Century Secret>Secret#QCSE]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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