通常魔法 相手はデッキからカードを1枚ドローする。 自分のデッキから炎族モンスター1体を選んでゲームから除外し、 除外したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。 このカードを発動するターン、自分は攻撃宣言できない。
FORCE OF THE BREAKERで登場した通常魔法。
自分は攻撃宣言できなくなり、相手にドローさせる代わりに、自分のデッキから炎族モンスターを除外して相手にバーンする効果を持つ。
バーンデッキなら基本的に無視できる攻撃の放棄はともかく、相手にドローを許してしまう点が非常に致命的。
与えられる最高ダメージは《ヴォルカニック・デビル》を除外した場合の1500ポイントだが、2枚のディスアドバンテージを負ってまでそのダメージを相手に与えたいかは疑問。
ドローさせるデメリットも相まって、このカードを発動したがためにかえって不利になる状況も少なくない。
さらに上級以上の炎族モンスターを投入しなければ威力が低すぎることに対し、無計画に上級モンスターを採用すると事故を起こしやすいデメリットを背負っている。
特に【フルバーン】等でこのカードのためだけに高攻撃力モンスターを入れると、そのモンスターが手札に来た場合に完全に腐ることになる。
与えられるダメージは減るもののある程度デッキを選ばず使用できるモンスターを採用した方が事故は少ないが、そうであるならばこのカードを使う必要性がないという矛盾を抱えている。
デメリットは詰めの局面であれば無視できるので、基本的に引導火力として使用することになる。
しかしその場合、このカードがフィニッシャーとなる機会が来るまで手札に温存しておかなければならず、その時点で死に札を抱えているも同然。
無論、それまでにその炎族モンスターをドローしてしまう可能性もあり、そうした場合手札の複数のカードを腐らせてしまうことになり非常に危険である。
以上の点から、常に手札事故の可能性が付きまとい、リスクの割に爆発力が低いこのカードを採用する理由は見い出せないと言える。
しかしどうしても採用したいのであれば、《仕込みマシンガン》・《デス・コアラ》・《革命》等、手札に関係するバーンカードと併用したい。
Q:このカードの効果で攻撃力0や?の炎族モンスターを除外できますか?
A:はい、除外できます。(12/06/20)
Q:効果解決時に自分フィールド上に《神殿を守る者》が特殊召喚され、相手がこのカードの効果でドローできなかった場合、除外する処理とダメージを与える処理は行われますか?
A:はい、行われます。(12/06/20)
Tag: 《ファイヤー・ソウル》 魔法 通常魔法