*《ファントム・ドラゴン/Phantom Dragon》 [#l0b1d1e2]
 効果モンスター
 星８/光属性/ドラゴン族/攻2300/守2200
 相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、
 手札からこのカードを特殊召喚する事ができる。
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 自分のモンスターカードゾーンは２ヵ所が使用不可能になる。

　[[LIGHT OF DESTRUCTION]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[最上級モンスター]]。~
　[[相手]]の[[特殊召喚]]に反応して自身を[[特殊召喚]]する[[手札誘発]]の[[誘発効果]]と[[自分]]の[[モンスターカードゾーン]]を封印する[[永続効果]]を持つ。

　[[特殊召喚]]をしない[[デッキ]]は少ないので、比較的簡単に[[特殊召喚]]する事ができる。~
　[[手札]]以外からの[[特殊召喚]]にも対応している点で[[《サイバー・ダイナソー》]]に勝っている。~
　[[《トレード・イン》]]に対応する[[レベル]]８であり、[[《オネスト》]]に対応する[[光属性]]なのも良い。

　また、[[特殊召喚]]で多く使われる[[《サイバー・ドラゴン》]]に勝る[[攻撃力]]でもある。~
　[[《サイバー・ドラゴン》]][[《サイバー・ダイナソー》]]とは違い[[機械族]]ではないため、[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]される心配も無い。

　[[《スキルドレイン》]]と[[手札誘発]]モンスターは相性が良く、後半の[[デメリット]][[効果]]も[[無効]]化されるので[[【スキルドレイン】]]では採用の余地がある。

　欠点としては、[[自分]]からは[[特殊召喚]]できないため受動的な使い方しかできず[[手札]]で[[腐り>腐る]]やすいこと。~
　[[攻撃力]]も[[最上級モンスター]]にしては低く、一般的な[[上級モンスター]]の数値も下回っている。~
　[[相手]]が高[[攻撃力]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]した場合は太刀打ちできないのである。~
　また、[[モンスターカードゾーン]]封印の[[デメリット]][[効果]]を持ち、この[[カード]]が[[自分]][[フィールド]]上に１体存在するだけで、使用可能な[[モンスターカードゾーン]]は残り２ヶ所になる。~
　とは言え、大量展開する[[デッキ]]は限られるので大きな影響はないだろう。
　大量展開をする[[デッキ]]では多少の注意が必要である。~
//とは言え、大量展開する[[デッキ]]は限られるので大きな影響はないだろう。

　前触れなく[[特殊召喚]]されるという[[効果]]から、場を一掃してから大量に[[特殊召喚]]するタイプの[[１ターンキル]]では大きな誤算となる。~
　さらに、他にも[[光属性]]を多めに投入していた場合は[[《オネスト》]]を警戒させることもできるので、[[相手]]は迂闊に[[攻撃]]することも出来なくなる。~
　したがって、それらの[[メタ]]としての活躍ができるだろう。~
　[[《裁きの龍》]]・[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]・[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]など、[[除去]][[効果]]を持つ[[特殊召喚モンスター]]も多いが、[[《裁きの龍》]]の場合は折角展開した[[モンスター]]を無駄に[[破壊]]させることができる場合もあり、他の[[モンスター]]もフィニッシュをかけるために[[コスト]]を払いきった後だと有効に機能する。~
　ただし、出すタイミングはしっかりと見極める必要がある。~

-[[特殊召喚に成功した]]時に[[誘発効果]]などがあった場合、それに[[チェーン]]する形で[[特殊召喚]][[効果]]を使用する。

-[[自分]]の[[《俊足のギラザウルス》]]の効果によって[[相手]]が[[墓地]]から[[蘇生]]を行った場合も、[[自分]]は《ファントム・ドラゴン》を[[特殊召喚]]できる。~


-[[自分]][[フィールド]]の[[モンスターカードゾーン]]が３つ以上埋まっている場合は[[特殊召喚]]できない。

-[[《おジャマトリオ》]]や[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]を相手の場に[[特殊召喚]]しても「相手が特殊召喚した」扱いにはならない。~

-英語版では、[[Tactical Evolution]]で先に登場している[[《竜影魚レイ・ブロント/Phantom Dragonray Bronto》>《竜影魚レイ・ブロント》]]と名前が被り気味である。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#nd34f961]
-[[《エクストラ・ヴェーラー》]]
-[[《サイバー・ダイナソー》]]
-[[《ドラゴン・アイス》]]

-[[《狩猟本能》]]

**収録パック等 [#x434365f]
-[[LIGHT OF DESTRUCTION]] LODT-JP041 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#r037fead]
Ｑ：[[特殊召喚]][[効果]]は[[相手]]の[[ターン]]でも[[発動]]できますか？~
Ａ：この[[効果]]は[[誘発効果]]で、[[相手]]の[[ターン]]中でも[[発動]]できます。(08/02/26)

Ｑ：[[ダメージステップ]]でも[[発動]]できますか？~
Ａ：いいえ、[[発動]]できません。(08/03/18)

Ｑ：別の《ファントム・ドラゴン》および[[《地盤沈下》]]と、使用不可領域を重複させることはできますか？~
Ａ：いいえ、できません。(08/08/26)

Ｑ：[[モンスター]]が３体以上存在したり、[[《おジャマトリオ》]]等の[[カード]]によって[[モンスターカードゾーン]]を３つ以上埋められている場合でも[[特殊召喚]]できますか？~
Ａ：いいえ、できません。(08/02/26)

Ｑ：[[モンスター]]がこの[[カード]]を含め４枚以上存在し、なおかつこの[[カード]]が[[セット]]された状態で[[リバース]]した場合どうなりますか？~
Ａ：この場合、まず既に空いている[[モンスターカードゾーン]]が使用不可になり、その後に[[モンスターカードゾーン]]に空きができればその[[モンスターカードゾーン]]が使用不可になります。(08/02/26)

Ｑ：《ファントム・ドラゴン》が[[表側表示]]で[[自分]][[フィールド]]に存在する場合に、[[《強制転移》]]等でこの《ファントム・ドラゴン》を[[相手]]に移した場合[[相手]]の[[モンスターカードゾーン]]を使用不可になるのですか？~
Ａ：はい。[[コントロール]]を得た[[プレイヤー]]の[[モンスターカードゾーン]]を使用不能にします。(08/03/13)

Ｑ：[[自分]]が[[《トーチ・ゴーレム》]]や[[《ミス・リバイブ》]]の[[効果]]で[[相手]]の[[フィールド]]上に[[モンスター]]を[[特殊召喚]]した場合は[[発動]]できますか？~
Ａ：いいえ、この場合[[相手]]ではなく[[自分]]が[[モンスター]]を[[特殊召喚]]してますので[[発動]]できません。(08/03/24)

Ｑ：[[自分]]が[[発動]]した[[《ダークファミリア》]]や[[《浅すぎた墓穴》]]の[[効果]]で[[相手]]が[[特殊召喚]]を行ったとき、この[[モンスター]]が持つ[[効果]]を[[発動]]できますか？~
Ａ：はい、[[発動]]できます。(08/03/24)

Ｑ：[[自分]][[フィールド]]にこの[[カード]]３体が同時に[[特殊召喚]]されるとき、どのように処理しますか？~
　　（他に[[モンスター]]はいないとする）~
Ａ：その場合、３体を[[特殊召喚]]し残り２箇所を封鎖します。~
　　１体が[[フィールド]]を[[離れ>離れる]]てスペースが開いたとしても、そこは残りの《ファントム・ドラゴン》により封鎖されることとなります。(08/08/26)