チューナー(効果モンスター) 星1/水属性/魚族/攻 200/守 100 「フィッシュボーグ−ランチャー」以外の自分の墓地のモンスターが全て水属性の場合、 自分のメインフェイズ時に発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードはフィールド上から離れた場合、 ゲームから除外される。 このカードをシンクロ素材とする場合、 水属性モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。 「フィッシュボーグ−ランチャー」の効果は1ターンに1度しか発動できない。
ジャンプフェスタ2012で配布されたプロモカードで登場した水属性・魚族の下級モンスターのチューナー。
特定の条件下で、自己再生する起動効果と、自己再生後にフィールド上から離れる時に除外される効果、水属性シンクロモンスターのシンクロ素材にしか使用できないルール効果を持つ。
《フィッシュボーグ−ガンナー》と比較した場合、フィールド上のモンスターに関係なくノーコストで自己再生できることと、水属性以外のモンスターをシンクロ素材にできることがメリットとなるが、それ以上に様々な制約が課せられてしまっている。
まず、墓地のモンスターが全て水属性の必要があること。
メインデッキ・エクストラデッキに水属性以外のモンスターを入れると自己再生を阻害する可能性があり、デッキ構築やプレイングに大きく制限を受けてしまう。
次に、自己再生効果使用後にフィールドを離れると除外されることと、同名カードも含めて1ターンに1度しか自己再生効果を使用できないこと。
そのため、《異次元からの埋葬》や《王宮の鉄壁》等を用いても、《フィッシュボーグ−ガンナー》のように同一ターン中に複数回自己再生することができなくなっている。
そして、水属性シンクロモンスターのシンクロ素材にしか使用できないこと。
他のカードの効果を使用せずにシンクロ召喚できるのは、禁止カードを除けば氷結界のシンクロモンスター2体のみであり、シンクロ召喚の選択肢が非常に狭まってしまっている。
該当するシンクロモンスターは強力な効果を持つものもいるが、状況に応じた柔軟な対応がとりづらくなったのは痛い。
これらの点から、《フィッシュボーグ−ガンナー》程の爆発力は見込めず、単純に《フィッシュボーグ−ガンナー》の代わりとして運用するのは難しいだろう。
しかし、自己再生効果を持つチューナーであることには変わりないため、【魚族】や【ガエル】といった制約の影響を受けづらいデッキにおいては《フィッシュボーグ−ガンナー》の穴埋めとして採用を検討できる。
Q:このカードの効果の発動が《天罰》等の効果で無効になった場合、同じターンにもう一度効果を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(12/12/03)