*《フォース・リリース/Unleash Your Power!》 [#c278153a]
 速攻魔法
 このカードの発動時に自分フィールド上に表側表示で存在する
 全てのデュアルモンスターは再度召喚した状態になる。
 この効果を適用したモンスターはエンドフェイズ時に裏側守備表示になる。

 [[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[速攻魔法]]。~

 単純に[[カード]]を1枚消耗して[[再度召喚]]するなら[[《二重召喚》]]を使ったほうがいいだろう。~
 更に、同じく[[再度召喚]]扱いに出来る[[カード]]に[[《スーペルヴィス》]]が存在し、あちらは[[墓地へ送られた]]時に[[蘇生]]する[[効果]]が[[発動]]し、なおかつ[[デメリット]]が一切存在しないと、明らかにこちらより優れている部分が多い。~
 このため、こちらを優先する場合は[[速攻魔法]]である点、[[裏側守備表示]]になる[[効果]]を持っている点を活かしたい。~
 また、こちらは[[自分]][[フィールド]]上の全ての[[デュアル]][[モンスター]]が[[再度召喚]]された状態になるので、一気に攻め込む際には非常に優秀なサポートと言える。

 [[デュアル]][[モンスター]]には[[守備力]]が低い[[モンスター]]が多いのが残念なところ。~
 [[最上級モンスター]]2体やその次に[[守備力]]が高い[[《魔族召喚師》]]と[[《ジェムナイト・アイオーラ》]]までなら辛うじて一般的な[[下級]][[アタッカー]]の[[攻撃]]には耐えられるものの、それ以下では[[守備力]]1600の[[《チューンド・マジシャン》]]と[[《騎士デイ・グレファー》]]が最高で、大抵の場合[[相手]]に低[[守備力]]を晒している状態と同じになってしまう。~
 だが、[[再度召喚]]の手間を考えると[[手札]]に[[戻る>バウンス]]よりははるかにマシであり、[[上級モンスター]]ならさらに顕著な差となる。~
 このためメインの[[効果]]は[[《スペシャル・デュアル・サモン》]]とほぼ同じであるが、[[デメリット]]については[[上位互換]]となっている。~

 [[速攻魔法]]である点を活かし[[相手]]の[[攻撃宣言]]時に[[発動]]し、[[攻撃力]]・[[守備力]]が変動する[[《巨人ゴーグル》]]や[[《サンライズ・ガードナー》]]で[[コンバットトリック]]を狙える。~
 また、[[攻撃力]]・[[守備力]]こそ変わらないが[[《幸運の笛吹き》]]・[[《水面のアレサ》]]・[[《マジック・スライム》]]等に使用して[[相手]]の意表をついたり、[[《二重の落とし穴》]]の[[発動条件]]を満たす事もできる。~
 なお、これらの使用方法は[[《スペシャル・デュアル・サモン》]]でも可能。~

 [[相手]][[ターン]]中[[裏側守備表示]]になってしまう[[デメリット]]を持つが、以下のような[[カード]]で[[無効]]化したり、[[メリット]]に変える事ができる。
+[[《聖なる輝き》]]で[[表側表示]]にし続け、[[再度召喚]]された状態を維持し続ける。~
更に[[《最終突撃命令》]]を併用すれば[[守備表示]]になる[[デメリット]]まで解消できる。~
+[[《つり天井》]]で[[表側表示]][[モンスター]]のみ[[破壊]]する。
+[[《サンライズ・ガードナー》]]や[[《デュアル・ソルジャー》]]といった[[モンスター]]の低[[攻撃力]]を相手ターンに晒さずに済む。~
+[[《魔族召喚師》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]が[[破壊]]されなくなる。~
+[[《リミッター解除》]]を使用した[[ターン]]の[[《古代の機械騎士》]]を[[フィールド]]に残せる。~
+[[カウンター]]を消費した後の[[《ダーク・ヴァルキリア》]]の[[効果]]が再度使用可能になる。~
+[[《黙する死者》]]・[[《思い出のブランコ》]]で[[蘇生]]した[[デュアル]][[モンスター]]を[[完全蘇生]]することもできる。~
+[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]を[[再度召喚]]し、[[コンタクト融合]]に繋げる。
+[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]等に使用する。

 ただし、これらの殆どは[[《スーペルヴィス》]]でも同じ事が言える為、やはり[[自分]][[フィールド]]上の全ての[[デュアル]][[モンスター]]を[[再度召喚]]扱いに出来る点を活かしたい。~

//-[[効果]]範囲の広さから、速攻型の[[【デュアル】]]・[[【デュアル植物】>【植物族】#y6c7ef75]]では時に[[キーカード]]にすらなりうる。~
//[[発動]][[ターン]]中に[[《ギガプラント》]]や[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]の[[効果]]を発揮して[[1ターンキル]]を達成すれば、一切の[[デメリット]]を無視できるからである。~
//後に[[エクシーズ召喚]]が登場したことにより、速攻型ではない[[【デュアル】]]でも[[デメリット]]の回避がしやすくなり、この[[カード]]の有用性は大幅に増した。~
//[[2012/09/01の制限改訂>禁止・制限カード/2012年9月1日]]で[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[禁止カード]]になり、[[《超合魔獣ラプテノス》]]の[[融合召喚]]が難しくなったことも、この[[カード]]の注目度を押し上げる要因となっている。
//↑どれもスーペルヴィスで十分

-[[英語名]]にだけ「エクスクラメーションマーク(!)」がある、珍しい[[カード]]。~
他に該当する[[カード]]は[[《門前払い/Begone, Knave!》>《門前払い》]]を参照。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#d0e8d5c5]
-[[デュアル]]

-[[《スペシャル・デュアル・サモン》]]
-[[《スーペルヴィス》]]

-[[《皆既日蝕の書》]]
-[[《闇の護封剣》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《巨人ゴーグル》]]

**収録パック等 [#fd85a05b]
-[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP056
-[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]] SD17-JP032

**FAQ [#cba2320d]
Q:[[《聖なる輝き》]]や[[《ダーク・シムルグ》]]が[[フィールド]]上に存在している場合この[[カード]]を[[発動]]できますか?また、[[発動]]できる場合、後半の「[[裏側守備表示]]になる」[[効果]]の処理はどうなりますか?~
A:その場合でも[[発動]]する事ができ、[[裏側守備表示]]にする処理は行わず、次の[[ターン]]以降も[[再度召喚]]した状態のままで、再び[[エンドフェイズ]]に[[裏側守備表示]]する処理を行なう事はありません。(14/12/04)

Q:この[[カード]]に[[チェーン]]した[[《リビングデッドの呼び声》]]などで[[特殊召喚]]された[[デュアル]][[モンスター]]は[[再度召喚]]状態になりますか?~
A:この[[カード]]を[[発動]]した時点で[[フィールド]]上に存在する[[モンスター]]にのみ[[効果]]が[[適用]]されます。~
  したがって、[[チェーン]]した[[《リビングデッドの呼び声》]]等で[[特殊召喚]]された[[モンスター]]には[[適用]]されません。(14/02/13)~
//A:[[効果解決時]]に存在する[[モンスター]]に[[適用]]されるため、その[[モンスター]]も[[再度召喚]]された状態になります。(13/12/21)~
//リミッター解除が微妙にエラッタされたため確認
//Q:テキストに「[[発動]]時」とありますが、《フォース・リリース》に[[チェーン]]された[[《リミット・リバース》]]などで[[特殊召喚]]された[[デュアル]][[モンスター]]は[[再度召喚]]状態になりますか?~
//A:いいえ、なりません。《フォース・リリース》の[[チェーンブロック]]を作る前に存在していた[[デュアル]][[モンスター]]のみ[[再度召喚]]状態になります。(09/02/01)

Q:この[[カード]]を[[発動]]する前に[[効果モンスター]]となっている[[デュアル]]や、[[《スーペルヴィス》]]を装備していた[[デュアル]]は[[裏側守備表示]]にならずに済みますか?~
A:はい、[[裏側守備表示]]になりません。(10/07/05)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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