*《フォース/Riryoku》 [#x9ae1f73]
 通常魔法
 フィールド上に表側表示で存在するモンスターを2体選択する。
 エンドフェイズ時まで、選択したモンスター1体の攻撃力を半分にし、
 その数値分もう1体のモンスターの攻撃力をアップする。

 [[モンスター]]の[[攻撃力]]の半分を他の[[モンスター]]に吸収させる[[魔法カード]]。~
 [[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]ではなく、増強された[[攻撃力]]をそのまま半分にして他の[[モンスター]]に付与する。~

 [[連続攻撃]]可能な[[モンスター]]や[[《ハイドロゲドン》]][[《デス・デンドル》]]など、[[戦闘破壊]]を条件とする[[モンスター]]を使うなら[[戦闘]]補助として有効。~
 [[攻撃力]]に不安が残るが、[[連続攻撃]]ができる[[《阿修羅》]][[《不意打ち又佐》]][[《重装武者−ベン・ケイ》]]等に使えば、[[効果]]を最大限に活かす事ができる。~
 より[[攻撃力]]が高い[[《E・HERO ワイルドジャギーマン》]][[《究極恐獣》]][[《タイラント・ドラゴン》]][[《バーサーク・デッド・ドラゴン》]]に使えば絶大な[[ダメージ]]を見込める。 ~
 また、[[攻撃力]]1050〜2000の[[闇属性]][[モンスター]]を対象として[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]を[[発動]]させることも可能。~
 しかも自分の[[モンスター]]はパワーアップというおまけつきである。~

 実質「[[相手]]の[[モンスター]]1体の[[攻撃力]]を0にする」のと同義の[[効果]]が見込める。~
 ただし1[[ターン]]限りの[[効果]]なので[[攻撃]]が通らなかった場合は無駄撃ちになってしまう。~
 1[[ターン]]限りの[[攻撃力]]増減の[[効果]]なら[[《巨大化》]]や、[[種族]]限定だが[[《リミッター解除》]][[《野性解放》]]の方が場に左右されない。~
 さらに、[[チェーン]][[発動]]できる[[《収縮》]][[《突進》]][[《鎖付き爆弾》]]等の方が[[攻撃宣言]]後に使えて無駄撃ちをすることがない。~
 普通に[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を倒したいだけなら[[《地砕き》]][[《ライトニング・ボルテックス》]]等で[[除去]]する方が効率が良い。~
//+の内容を上の方に置いて、マイナス面の強調は下に持ってきたんだが

 [[《ハイドロゲドン》]]や[[《究極恐獣》]][[《暗黒ドリケラトプス》]]等、[[ダメージ]]を期待できる[[上級モンスター]]を擁する[[【恐竜族】]]では面白い働きをするかもしれない。

 [[自分]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を半減できることや、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を上げることができる点も覚えておきたい。~
 例えば、[[自分]]の[[闇属性]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を半減させ、その数値分、[[相手]][[モンスター]]に上乗せするという手もある。~
 これによって[[自分]]の[[モンスター]]を[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体に、[[相手]][[モンスター]]を[[ウイルス]]の処理範囲にすることもできる。~

 似た特性を持つカードと比較すると、[[《メタル化・魔法反射装甲》]]は[[無効]]化されやすいが使い減りしない上に僅かながら[[攻撃力]]も上がる。~
// [[《収縮》]]なら[[ダメージステップ]]に発動する事で確実性がある、という面で劣る。~

-2体選択する[[効果]]は、いずれも対象を指定する[[効果]]。~
どちらか片方でも[[無効]]にされたら両方とも増減はない。~
[[効果]]適用後、片方の[[モンスター]]が消滅しても増減は[[ターン]]終了時までそのまま。~

-[[《ファイヤー・ボール》]]、[[《ラージマウス》]]と同様これのカード名も英語版では和訳されている。~
--「Riryoku=理力」~

-なお、フォース(force)をちゃんと日本語に訳すと「力」となる。~
パワー(power)も「力」であるが、パワーは意味が広いのに対して、フォースはなんらかの強さを持つ。~
軍事力・暴力(力を頼りにする事柄)・法律に関する事などは、パワーではなくフォースが使われることが多い。~

-このカードは[[2001/01/15>禁止・制限カード/2001年1月15日]]から[[準制限カード]]の扱いを受け、[[2003/04/10>禁止・制限カード/2003年4月10日]]に解除された。~
このカードのお目見えが2000年12月7日発売の[[遊戯王デュエルモンスターズ4 &ruby(バトル オブ グレイト デュエリスト){最強決闘者戦記};:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_dm4/]]の付属カードであることから、出した直後に準制限入りしたことになるのだが、これは制作スタッフの予定だったのだろうか。~
実際に[[デッキ]]に入れている者も当初から少数であり、謎と言えば謎の一つである。~

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者王国」編の迷宮兄弟戦にて登場。~
原作におけるこの[[カードの効果]]は「[[相手]]の[[ライフポイント]]を半分にし、その数値分だけ[[自分]]の[[モンスター]]一体の[[攻撃力]]をアップする」という超極悪カードであった。~
遊戯曰く「幻の究極のレア[[魔法カード]]」らしい。~
ノーコストの[[通常魔法]]で「[[相手]]のライフを半分にする」というだけでも、十分に禁止クラスなのに[[攻撃力]]増大[[効果]]のオマケつきである。~
その[[ターン]]で[[攻撃]]は出来ないが、十分にマズい。
ノーコストの[[通常魔法]]に加えて「[[相手]]のライフを半分にする」というだけでも、十分に禁止クラスなのに[[攻撃力]]増大[[効果]]のオマケつきである。~
発動[[ターン]]に[[攻撃]]が出来ない誓約があるが、小さすぎるリスクである。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《巨大化》]]
-[[《収縮》]]

-[[《メタル化・魔法反射装甲》]]

-[[《サイバー・オーガ・2》]]

**収録パック等 [#q73a24e1]
-[[ストラクチャーデッキ−恐竜の鼓動−]] SD09-JP021
-[[ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−]] SD13-JP028
-[[遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 海馬デッキ 付属カード>ゲーム付属カード#o878a9f8]] G4-08 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#q565f693]
Q:~
A: