通常魔法 フィールド上に表側表示で存在するモンスター2体を選択して発動する。 エンドフェイズ時まで、選択したモンスター1体の攻撃力を半分にし、 その数値分もう1体のモンスターの攻撃力をアップする。
遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 付属カードで登場した通常魔法。
対象としたモンスターの攻撃力の半分を他のモンスターに吸収させる。
相手モンスターを大幅に弱体化しつつ、自分モンスターを強化する。
《KA−2 デス・シザース》や《ビクトリー・バイパー XX03》等、ステータスは低めながら戦闘破壊をトリガーとするモンスターと相性が良い。
また、強化がエンドフェイズまで持続するのも注目すべき点だろう。
全体攻撃や2回攻撃の効果を持つモンスターに対して使えば、第二打以降も高い攻撃力のままで攻撃できる。
特に、戦闘破壊をトリガーとすることの多い連続攻撃能力とは相性抜群である。
この手のカードには珍しく、元々の攻撃力ではなく、現在の攻撃力をそのまま半分にして他のモンスターに付与する。
すなわち、実質「相手のモンスター1体の攻撃力を0にする」のと同義の効果が見込める。
低ステータスモンスターの補助にはうってつけなほか、直接攻撃に等しい大ダメージが見込めるのもこのカードならではの特徴といえるだろう。
ただし1ターン限りの効果なので攻撃が通らなかった場合は無駄撃ちになってしまう。
自分モンスターの攻撃力を半減できることや、相手モンスターの攻撃力を上げられる点も覚えておきたい。
例えば、自分の闇属性モンスターの攻撃力を半減させ、その数値分、相手モンスターに上乗せするという手もある。
これにより、自分のモンスターを《死のデッキ破壊ウイルス》の媒体に、相手モンスターをウイルスの処理範囲にできる。
以上のように強力な能力を持つが、より使いやすいカードが多いために、決して汎用性が高いとは言いがたいカードである。
ダメージステップ中に発動できる《収縮》・《鎖付き爆弾》等ならば、無駄撃ちになることも少なく、相手ターンでの防御にも用いることができる。
1ターン限りの攻撃力増減の効果なら《巨大化》や、種族限定だが《リミッター解除》・《野性解放》の方が場に左右されない。
そもそも、普通に攻撃力の高いモンスターを倒したいだけなら《地砕き》・《ライトニング・ボルテックス》等で除去する方が効率が良い。
先に挙げたような特徴を生かした戦い方をしてこそ、このカードの存在意義があると言えよう。
Q:《コマンド・ナイト》を半減対象に効果を発動した場合は攻撃力はいくつになりますか?
A:800ポイントになります。(10/08/09)
Q:《邪神アバター》を半減対象に効果を発動した場合は攻撃力はいくつになりますか?
A:調整中(10/09/17)
Q:この効果で攻撃力が半分になったモンスターに《進化する人類》を装備させた場合はそのモンスターの攻撃力はいくつになりますか?
A:2400(1000)になり、エンドフェイズ以後もそのままです。(10/08/09)
Q:リリース無しで召喚した《神獣王バルバロス》の攻撃力をこの効果で半分にし、その後《スキルドレイン》が発動した場合は《神獣王バルバロス》の攻撃力はいくつになりますか?
A:調整中(10/09/17)