効果モンスター 星３/光属性/獣族/攻1300/守 600 このカードが召喚に成功したターン、 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 お互いに罠カードを発動する事はできない。
PHOTON SHOCKWAVEで登場した光属性・獣族の下級モンスター。
召喚に成功したターン、罠カードの発動を封じる永続効果を持つ。
類似する効果を持つ《言語道断侍》と比較すると、ライフコストはないが、《言語道断侍》は魔法カードも封じる事ができ、特殊召喚からでも発動でき、自身を維持する必要もない。
また、《言語道断侍》はサポートカードが豊富な戦士族であり、《トゥルース・リインフォース》等で簡単にフィールドに展開できる。
同じく、ターン内に罠カードを無力化する効果を持つ《トラップ・スタン》と違い、フィールドで既に表側表示で発動している罠カードの効果は無効にできない。
端的に見ると封印効果の穴だが、自分の永続罠に共存できるというメリットにもなる為、《吠え猛る大地》等で強化し続けることが可能である。
ただし、《トラップ・スタン》のように罠カードにチェーンして使用できない為、使い所がかなり限定される。
封印効果が発動するのは「召喚に成功したターン」であり、特殊召喚では効果を使用できない。
《人造人間−サイコ・ショッカー》等のように相手の罠カードにチェーンして蘇生し罠カードを無効化するようなトリッキーな活躍が期待できない点も短所の一つとなっている。
罠カード抑止効果は、自身がフィールドに存在している必要がある。
ゆえに召喚後にシンクロ素材やエクシーズ素材にすると、抑止効果が消える為、意味がないに等しくなる。
活用するなら、どうしても行動を妨害されたくない時に召喚するという形になるだろう。
その場合、《クリッター》や《キーマウス》によるサーチ、《血の代償》等による召喚サポートも必要になる。
一応フォトンと名の付いたモンスターである為、《フォトン・リザード》で能動的なサーチも可能であるが、それでもサポートカード無しで使うのは難しい。
しかし永続効果のため、《激流葬》等の召喚反応型罠や、《天罰》のような効果の発動にチェーンするカードの発動を許さないのは心強い。
《真炎の爆発》や《宝玉の氾濫》等、決まれば大きくデュエルを動かせるようなカードを使いたい場合に真価を発揮するだろう。
ただその場合でも、《トラップ・スタン》等の扱いやすいカードが他にもあるので、よく考えて投入したい。
Ｑ：このカードの召喚に対して、《落とし穴》は発動できますか？
Ａ：いいえ、この効果は永続効果なので、召喚に成功した時点で罠カードを発動する事ができなくなります。(11/07/16)
Ｑ：フィールド上に表側表示で存在する罠カードの効果の発動もできなくなりますか？
Ａ：いいえ、発動できます。(11/07/18)