遊戯王カードWiki - 《フュージョン・ガード》のバックアップ(No.92)

《フュージョン・ガード/Fusion Guard》 †

カウンター罠
ダメージを与える効果が発動した時に発動する事ができる。
その発動と効果を無効にし、自分の融合デッキからランダムに
融合モンスター１体を墓地へ送る。

　エクストラデッキのモンスターを直接墓地に送り込めるカードの１つである。
　これを利用したコンボは《ゲール・ドグラ》を参照。

　しかし、このカードは発動条件が限られている上に墓地へ送る融合モンスターがランダムなので使い勝手が悪い。
　バーンはどのデッキも使ってくる訳ではないため、自分にダメージを与えるカードを用意しないと発動すらままならない。
　だが、バーンカードとこのカードの２枚を消費してランダムに１枚の融合モンスターを墓地へ送るだけというのは明らかに割りに合っていない。
　融合モンスターを墓地に送りたい事情があるにせよ、《ゲール・ドグラ》やドラグマ、《轟雷帝ザボルグ》を優先すべきであろう。

登場当時はこれ以外に融合モンスターを墓地へ送るカードが《ゲール・ドグラ》くらいしかなく、【サイバー・ダーク】で《Ｆ・Ｇ・Ｄ》を墓地へ送るために採用されることもあった。
《神の宣告》すらあまり採用されていなかった当時、ライフ・アドバンテージは現在よりも価値が高く、《ゲール・ドグラ》のライフコストは重すぎると見なされていた。
また当時の融合デッキには枚数上限がなかったため、《究極竜騎士》・《青眼の究極竜》・《メテオ・ブラック・ドラゴン》など大型ドラゴン族融合モンスターを大量に投入すれば、《鎧黒竜－サイバー・ダーク・ドラゴン》が墓地へ送られる確率はかなり減らすことができた。
のちにエクストラデッキに枚数制限ができたことに加え、メインデッキに入るドラゴン族モンスターの最大攻撃力が上がっていったことでわざわざ融合モンスターを墓地へ送る必要性が薄れ、両者とも採用されなくなる。
そして《サイバー・ダーク・クロー》が登場したことで、どうしてもエクストラデッキのモンスターにこだわりたい場合でも採用されることはなくなった。

原作・アニメにおいて―
アニメGXにおいて、｢翔vsヘルカイザー亮｣戦及び「ヘルカイザー亮vs猪爪」戦で亮が、「翔vs猪爪」戦で翔がそれぞれ使用。
いずれも、相手の効果ダメージを無効にしつつ《サイバー・エンド・ドラゴン》を墓地へ送る事で次の手を打った。

アニメでもカウンター罠と宣言して発動したが、｢翔vsヘルカイザー亮｣戦においてはカウンター罠のアイコンが無かった。
OCG化された後の登場となった「ヘルカイザー亮vs猪爪」戦以降はアイコンが付いている。
またイラストの炎は少し薄かった。

このカードは本編で３回使われているが、そのいずれの回でも《サイバー・エンド・ドラゴン》が墓地に送られており、《輪廻独断》と《鎧黒竜－サイバー・ダーク・ドラゴン》とのコンボに繋げている。

Ｑ：エクストラデッキに融合モンスターがいない場合（シンクロモンスターだけなど）、発動できますか？
Ａ：発動できません。(08/03/21)