フィールド魔法 自分または相手がモンスターの召喚に成功した時、 そのモンスター１体をゲームから除外する。 召喚したモンスターのコントローラーから見て次の自分のスタンバイフェイズ時に、 このカードの効果で除外したモンスターを表側攻撃表示でフィールド上に戻す。
ANCIENT PROPHECYで登場するフィールド魔法。
モンスターが召喚に成功した時、自分・相手問わず強制的にフィールドへの展開にタイムラグを発生させる。
特殊召喚・反転召喚・セット・リバースされたモンスターは影響を受けないとは言え、ビートダウンにおいて主力は言うまでもなく｢表側攻撃表示の通常召喚｣である。
しかしアタッカーを召喚した場合魔法耐性や除外耐性がなければ攻撃可能となるのは次のターン以降となるため、このカードの影響下では攻め手はどうしても一歩後れることになる。
単純に使用する場合は、自分のターンに召喚をしてから発動するのが基本となるだろう。
一時的に除外するという性質を能動的に利用する戦法も考えられる。
《神獣王バルバロス》や《可変機獣 ガンナードラゴン》を妥協召喚すれば次のターンに元々の攻撃力となって帰還する。
召喚したターンにデメリットが発生するスピリットや《破壊竜ガンドラ》を維持することも可能。
また、《異次元の偵察機》・《異次元の生還者》ならば除外されたそのターンのエンドフェイズ時にフィールドへ戻る。
タイミングを逃すことが多い《サイバー・ウロボロス》の効果を使用することも容易になる。
除外された相手モンスターを《異次元からの埋葬》で墓地に送る?ことで帰還を妨害し、除去として運用することも出来る。
また、特定のモンスターに対してはメタとして働く。
《魔導戦士 ブレイカー》や雲魔物、サイバー・ダークやデュアルなど、召喚に成功した時に何らかの自己強化等を行うモンスターはその効果を発揮できなくなる。
その他、アルカナフォースも通常召喚では効果を発動できなくなり、反転召喚や特殊召喚する必要が出て来る。
《デブリ・ドラゴン》や《ジャンク・シンクロン》は特殊召喚効果は発動するが、その場でのシンクロ召喚が出来なくなる。
《ならず者傭兵部隊》や《レスキューキャット》の起動効果は優先権の行使を封じることができる。
さらにそれらはスタンバイフェイズに帰還するので《サンダー・ブレイク》等のフリーチェーンのカードで処理できる。