*《フルメタルフォーゼ・アルカエスト/Fullmetalfoes Alkahest》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星1/炎属性/サイキック族/攻   0/守   0
 「メタルフォーゼ」モンスター+通常モンスター
 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
 (1):相手ターンに1度、フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
 その効果モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
 (2):このカードの守備力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
 (3):このカードが「メタルフォーゼ」融合モンスターカードによって決められた
 融合素材モンスターを装備している場合、
 その装備カードをその融合モンスターの融合素材にできる。
//英語名:https://yugiohblog.konami.com/articles/?p=7998

 [[インベイジョン・オブ・ヴェノム]]で登場した[[炎属性]]・[[サイキック族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[相手]][[ターン]]に[[効果モンスター]]1体を[[吸収]]する[[誘発即時効果]]、[[吸収]]した[[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]分だけ[[守備力]]を上げる[[永続効果]]、[[メタルフォーゼ]]を[[融合召喚]]する際に[[吸収]]した[[モンスター]]を[[融合素材]]にできる[[永続効果]]を持つ。~

 [[融合素材]]は[[メタルフォーゼ]]と[[通常モンスター]]であり、[[【メタルフォーゼ】]]なら容易に[[融合召喚]]できる。~
 [[レベル]]は[[メタルフォーゼ]]最小だが、[[融合召喚]]以外一切の[[特殊召喚]]ができないので、[[《メタルフォーゼ・コンビネーション》]]は併用できない。~

 (1)の[[効果]]で[[フィールド]]の[[効果モンスター]]を[[吸収]]でき、(2)の[[効果]]でその[[攻撃力]]分[[守備力]]が[[強化]]される。~
 一般的に[[守備力]]より[[攻撃力]]の方が高い[[モンスター]]が多いので、[[元々の守備力]]は0でありながら[[壁]]としての性能は高い。~
 [[吸収]][[効果]]は[[相手]][[ターン]]にしか使えないが[[フリーチェーン]]のため、多彩な使い方が可能。~
 [[相手]]の[[バトルフェイズ]]中に[[相手]]の最も[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を[[吸収]]すれば、間接的な[[戦闘破壊]][[耐性]]として機能する。~
 また[[相手]][[モンスター]]が[[起動効果]]を[[発動]]する前に[[吸収]]が可能なため、[[効果モンスター]]に対する疑似的な無力化も可能である。~
 また[[召喚]]・[[特殊召喚]]された[[相手]][[モンスター]]が[[起動効果]]を[[発動]]する前に[[吸収]]が可能なため、[[効果モンスター]]に対する疑似的な無力化も可能である。~
 ただし[[効果モンスター]]しか[[吸収]]できないため、[[【青眼の白龍】]]・[[【メタルフォーゼ】]]といった[[通常モンスター]]を扱う[[デッキ]]に対してはあっさりと[[戦闘破壊]]される可能性がある。~
 牽制向きではあるが、[[デッキ]]タイプが分かるまでは先手で立てるにはやや向かないと言えるだろう。~

 [[吸収]]した[[モンスター]]を(3)の[[効果]]で[[融合素材]]にできるので、いわば擬似[[《超融合》]]としても機能する。~
 [[吸収]]した[[モンスター]]を(3)の[[効果]]で[[融合素材]]にでき、いわば擬似[[《超融合》]]としても機能する。~
 [[メタルフォーゼ]][[融合モンスター]]は[[融合素材]]の[[縛り]]が非常に緩く、[[《メタルフォーゼ・アダマンテ》]]なら[[攻撃力]]2500以下、[[《メタルフォーゼ・カーディナル》]]なら3000以下の[[モンスター]]をなんでも[[融合素材]]にできる。~
 ただし、[[吸収]][[効果]]が使えるのは[[相手]][[ターン]]のみのため、[[通常魔法]]の[[《錬装融合》]]で[[融合召喚]]した場合、この[[カード]]を出した[[ターン]]と次の[[相手]]の[[ターン]]を生き残る必要がある。~
 ただし、[[吸収]][[効果]]が使えるのは[[相手]][[ターン]]のみのため、[[通常魔法]]の[[《錬装融合》]]で[[融合召喚]]した場合、この[[カード]]を出した[[ターン]]と次の[[相手]]の[[ターン]]を生き残らないと(3)の[[効果]]は使えない。~
 [[ターン]]経過を待たずに[[融合召喚]]するには、[[相手]][[ターン]]に[[融合召喚]]できる[[《重錬装融合》]]がほぼ必須となる。~
 [[アドバンテージ]]を得られる[[効果]]ではあるが、[[【メタルフォーゼ】]]は[[融合素材]]に困ることは少なく、無理に狙うほどの[[効果]]ではない。~

 基本的に、(1)・(2)の[[効果]]による[[吸収]]と牽制を主な目的として、(3)の[[効果]]による[[融合召喚]]まで行えればラッキー程度に運用すると良い。~
 複数[[ターン]]維持すれば毎[[ターン]][[吸収]]できるが、[[攻撃力]]は全く上がらず[[《メタモルF》]]にも対応しないため、維持は期待しない方が無難である。~

-(1)の[[効果]]で[[自分]]の[[モンスター]]も[[吸収]]できる。~
[[サクリファイス・エスケープ]]に使える他、相手が[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]に[[耐性]]のある[[モンスター]]に[[攻撃]]されたとしても耐えられる可能性はある。~

-[[《亜空間物質転送装置》]]とは非常に高い[[シナジー]]を持つ。~
1体装備した状態で[[《亜空間物質転送装置》]]で[[除外]]して疑似的に[[耐性]]を得て[[エンドフェイズ]]に戻ってきた直後、2体目を装備し自分[[ターン]]で[[融合素材]]にできる。~
前述の通り[[融合素材]]にする[[効果]]は無理に狙うほどではないが、防御手段として[[汎用性]]は高いため、一考の価値はあるだろう。~

-[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]]以来、およそ15年6ヶ月ぶりに登場した2体目の[[レベル]]1[[融合モンスター]]である。~
[[相手]][[モンスター]]を装備するという点は類似している一方、あちらと異なり[[発動]]タイミングの関係で[[《簡易融合》]]との相性は悪い。~
更にあちらと違い[[攻撃]]封印[[効果]]を持たないため、状況によっては物量で押し切られてしまう可能性も考えられる。~
以上のことからそれぞれの長所・短所を見極めて差別化を図っていきたい。~
//更にあちらと違い[[攻撃]]封印[[効果]]を持たないため、状況によっては物量で押し切られてしまう可能性も考えられる。~
//以上のことからそれぞれの長所・短所を見極めて差別化を図っていきたい。~
//採用できるデッキが違いすぎて差別化の必要がない

-[[相手]][[モンスター]]を[[融合素材]]にする時、[[《フュージョン・ゲート》]]を併用して[[除外]]すれば、[[相手]][[モンスター]]の[[墓地]]からの再利用を封じることができる。~
ただし、[[《フュージョン・ゲート》]]は[[メタルフォーゼ]]と相性がいいわけではないので、あまり実用的ではない。~
//-[[相手]][[モンスター]]を[[融合素材]]にする時、[[《フュージョン・ゲート》]]を併用して[[除外]]すれば、[[相手]][[モンスター]]の[[墓地]]からの再利用を封じることができる。~
//ただし、[[《フュージョン・ゲート》]]は[[メタルフォーゼ]]と相性がいいわけではないので、あまり実用的ではない。~
//ならわざわざ書かなくていいでしょう

-一応、[[ターン]]を跨いで(1)の[[効果]]を使用して複数体の[[モンスター]]を[[吸収]]すれば非常に高い[[守備力]]を得ることはできる。~
ただし基本的には返しの[[ターン]]で[[吸収]]した[[モンスター]]を[[融合素材]]にするか[[メタルフォーゼ]]共通の[[効果]]で[[破壊]]し、[[アドバンテージ]]に変えるなどした方が良い。~

-「この[[カード]]の[[効果]]で[[装備>装備カード]]した[[モンスター]]」とは書かれていないので、自身の[[効果]]で[[装備カード]]となった[[ユニオン]]や[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]等も[[融合素材]]にできる。~
もっとも、装備できる[[ユニオン]]は限られており、[[フィールド]]でしか[[装備カード]]となる事ができないため、そのまま[[フィールド融合]]したほうが効率は良いのだが。~

-[[種族]]・[[属性]]・[[ステータス]]は全く違うものの、[[融合素材]]・[[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できない点・[[効果]]が[[効果モンスター]]のみに対応している点等[[《始祖竜ワイアーム》]]に共通している部分が多い。~

-この[[カード]]は、[[【青眼の白龍】]]とは相性が悪い。~
[[通常モンスター]]を主軸としているのであっさり[[除去]]される上に[[《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》]]にはこの[[カード]][[効果]]は効かず一撃で[[ライフポイント]]を0にされるためである。~

-[[モンスター]]以外の[[カード]]を[[融合召喚]]の素材にできるようにする初めての[[カード]]である。~
もっとも元々は[[モンスターカード]]なので、純粋に[[モンスター]]以外の[[カード]]を[[融合素材]]にしているわけではない。~
単に[[融合素材]]にするだけなら、[[剣闘獣]]や[[VWXYZ]]のような[[融合召喚]]以外の方法で[[特殊召喚]]される[[融合モンスター]]の多くができる。~

-「アルカへスト(alcahest)」とは、パラケルススが提唱した錬金術におけるあらゆる物質を溶かす溶媒である。~
//融合素材に変換する、相手モンスターを装備するといった特徴→溶媒?

-[[メタルフォーゼ]]の中でも最も[[レベル]]が低いが、唯一[[カード名]]に「フル」が付いている。~
また、[[《レアメタルフォーゼ・ビスマギア》]]と全ての[[ステータス]]が一致しており、あちらが[[《重錬装融合》]]した姿だと思われる。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[メタルフォーゼ]]
-[[《レアメタルフォーゼ・ビスマギア》]]

-[[《ヴァイロン・ディシグマ》]]

//―《フルメタルフォーゼ・アルカエスト》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【メタルフォーゼ】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[インベイジョン・オブ・ヴェノム]] INOV-JP039 &size(10){[[Super]],[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
Q:この[[カード]]にこの[[カード]]の[[効果]]以外で装備した[[モンスター]]がいます。~
 この場合、装備されている[[モンスター]]を[[メタルフォーゼ]][[融合モンスター]]の[[融合素材]]にできますか。~
A:できます。(16/07/09)~
//Q:この[[カード]]に[[《アポピスの化神》]]と[[《真源の帝王》]]が装備されています。これらの[[カード]]を[[メタルフォーゼ]][[融合モンスター]]の[[融合素材]]にできますか。~
//A:いずれも[[通常モンスター]]扱いで[[融合素材]]にできます。(16/07/09)
//アポピスも真源も効果モンスターじゃないのでどうやっても装備できないはず。

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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