通常モンスター 星６/水属性/恐竜族/攻2600/守1700 鈍い神経と感性のお陰で、氷づけになりつつも氷河期を乗り越える 脅威の生命力を持つ。寒さには滅法強いぞ。
STRIKE OF NEOSで登場した水属性・恐竜族の上級モンスター。
デメリットのない上級モンスターの中では《魔法剣士トランス》に並び最高の攻撃力を誇る。
しかし攻撃力で劣る《エレキテルドラゴン》・《デーモンの召喚》と比較してサポートカードの数で劣り、特にリクルートや墓地へ送る手段に恵まれない。
蘇生手段こそ豊富だが、この点が致命的に噛み合っておらず、当然ながら《古のルール》や《死皇帝の陵墓》で展開するにはパワー不足。
結果的に下級モンスターにも最上級モンスターにも使い勝手で劣る中途半端な位置づけとなっている。
通常モンスターを軸とした【凡骨ビート】では下級モンスターを並べて《ジェムナイト・パール》をエクシーズ召喚するだけで同じ攻撃力を得られ、あちらも《デモンズ・チェーン》等を受けず《ダイガスタ・エメラル》の蘇生に対応するため、安定性を考慮するとまず出番がない。
【恐竜族】では同じくリリース１体で出せる上に攻撃力が高く、《化石発掘》や《トレード・イン》と相性も良い《超古代恐獣》、《化石調査》に対応し貫通を備える《暗黒ドリケラトプス》がおり、殆ど出番がない。
《セイバーザウルス》等と通常モンスターのサポートカードを共有できるが、レベル４のものを優先させたほうがエクシーズ召喚の都合上強力。
《エヴォルカイザー・ソルデ》のエクシーズ素材となるものの、２体を並べるには相応の準備が必要であるため、恐竜族下級モンスターにレベル操作を加えたほうが効率的である。
【水属性】のビートダウンデッキでも《伝説の都 アトランティス》のリリース軽減に対応しないため、通常モンスターの要素を組み合わせる場合でも《ゴギガ・ガガギゴ》・《ジェノサイドキングサーモン》に劣る。
《ウォーターワールド》など、他の水属性サポートカードと組み合わせるとなれば《氷帝メビウス》や《デスガエル》などが比較対象に挙がってくる。
通常モンスター単体でのステータスが大きな意味を成さない環境である以上、よほど有用なサポートカードがなければ優先させる事は難しい。
現状では、《思い出のブランコ》や《黙する死者》等で特殊召喚しやすいことから《ジュラック・インパクト》の発動を補助できるのが主なメリットだろうか。