*《ブラック・ローズ・ドラゴン/Black Rose Dragon》 [#w4dbb424] シンクロ・効果モンスター 星7/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守1800 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上のカードを全て破壊できる。 また、1ターンに1度、自分の墓地の植物族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。 相手フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を選択して表側攻撃表示にし、 エンドフェイズ時までその攻撃力を0にする。 //テキストは DUELIST EDITION Volume 3 による [[CROSSROADS OF CHAOS]]で登場した[[炎属性]]・[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]。~ [[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]、[[相手]][[フィールド]]上の[[守備表示]][[モンスター]]の[[表示形式]]を変更する[[起動効果]]を持つ。 [[シンクロ召喚に成功した]]時に、[[フィールド上のカード]]を全て[[破壊]]できる。~ [[シンクロ素材]]や[[チューナー]]に何ら制限がかかっていないことを考慮するとこの[[効果]]は非常に強力。~ [[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《ブラック・ボンバー》]]なら[[手札]]1枚で[[シンクロ召喚]]可能なので、簡単に[[全体除去]]を行うことが可能である。~ [[シンクロ召喚]]を用いる[[デッキ]]では共通の切り札となり、[[リセット]]後の大量展開からゲームエンドに持ち込むのも難しくはない。~ [[《裁きの龍》]]や[[《終焉の王デミス》]]と異なり自身も巻き添えに[[破壊]]してしまうが、[[チェーン]]して[[《火霊術−「紅」》]]等の[[コスト]]にしてしまえば無駄が無い。~ ただし、この[[カード]]を[[シンクロ召喚]]する状況において、大抵の場合は[[召喚]]権を使ってしまっているので、闇雲に使っても不利になりやすい。~ [[《歯車街》]]や[[《植物連鎖》]]、[[機皇帝]]の様な[[破壊]]を[[トリガー]]とする[[カード]]と併用する等の工夫もしたい。~ また、[[全体除去]]は[[シンクロ召喚]]成功時にしか使えない点にも注意。~ そもそも[[レベル]]7の[[シンクロ召喚]]を行えるなら、それほど不利な状況でもないだろう。~ 後半の[[効果]]は主に[[【植物族】]]で使用可能であり、[[守備表示]][[モンスター]]の[[表示形式]]を変えつつ[[攻撃力]]を0にする。~ [[裏側表示]]の[[モンスター]]に使う場合は[[リバース効果]]に注意が必要だが、[[攻撃]]が通れば、[[相手]]に[[直接攻撃]]に等しい[[ダメージ]]を与える事ができる。~ [[相手]]が[[攻撃表示]]だとこの[[効果]]は意味をなさないため、[[《エネミーコントローラー》]]や[[《つまずき》]]などを投入しておくのもありだろう。~ [[【植物族】]]で[[シンクロ召喚]]する際は[[《夜薔薇の騎士》]]や[[《ナチュル・ローズウィップ》]]+[[レベル]]4[[植物族]]などで[[シンクロ召喚]]可能。~ [[【植物族】]]以外でも[[《キラー・トマト》]]や[[《ダンディライオン》]]を採用している[[デッキ]]なら[[効果]]を[[発動]]できる可能性がある。~ -前半の[[全体除去]]だけで全ての[[エクストラデッキ]]で採用圏内となる。~ 後半の[[効果]]も、[[汎用性]]の高い[[《キラー・トマト》]]や[[《ダンディライオン》]]等が存在しているので、[[【植物族】]]以外でも意外と[[発動]]機会は多い。~ [[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]の中でも特に[[汎用性]]が高いため、[[エクストラデッキ]]には重要な選択肢として入れられる。~ -[[攻撃力]]を0にする[[効果]]は[[【レプティレス】]]と相性が良い。~ [[《キラー・トマト》]]などの[[植物族]][[モンスター]]からさらに数枚追加すれば十分活躍してくれるだろう。 -強力な[[全体除去]]能力を持ち、簡単に場を[[リセット]]できてしまう[[汎用性]]の高さからか[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]では[[制限カード]]に指定された。~ しかし、[[《スターライト・ロード》]]の台頭を受けてか、[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]で[[制限解除]]された。~ 同じ[[制限改訂]]においては、2枚以上の[[伏せ除去]]を行う汎用[[カード]]の代表格であった[[《大嵐》]]が[[禁止>禁止カード]]入りしており、そのバランスを取る意味合いも想像される。~ それにより、2枚以上の[[伏せ除去]]が可能な汎用[[カード]]の中で抜きん出た地位を得ることとなった。~ [[《大嵐》]]が[[制限復帰]]した2011年9月以前は、[[《ハリケーン》]]や[[《ブラック・ホール》]]と共に採用され[[伏せ除去]]及び[[全体除去]]を行う汎用[[カード]]の代表格であった。~ しかし、後に[[カード]]プールの増加による[[シンクロ召喚]][[メタ]]の増加や強力な[[エクシーズモンスター]]の台頭により、[[チューナー]]に依存しない[[デッキ]]が増えた為[[《大嵐》]]や[[《ブラック・ホール》]]と比べると採用率に陰りが感じられる。~ 特に[[《インヴェルズ・ローチ》]]や[[《ヴェルズ・オピオン》]]の登場以降はこの[[カード]]に限らず[[レベル]]5以上の[[特殊召喚モンスター]]は厳しい立場に立たされることとなった。 -手軽に[[全体除去]]を起こせるこの[[カード]]の登場によって、従来の[[ロック]][[デッキ]]は大打撃を受けた。~ [[シンクロ召喚]]の要素をもった[[デッキ]]ならほぼ確実に投入されているため、多くの[[デッキ]]に自動的に[[メタ]]を張られているような状態になってしまった。~ 現在の[[ロック]][[デッキ]]は[[攻撃]]より[[モンスター効果]]や[[特殊召喚]]を封じる[[カード]]の投入が多くなっており、むしろこの[[カード]]が[[ロック]][[デッキ]]に弱くなってしまっている。 -「ブラック・ローズ(Black Rose/黒薔薇)」とは、濃い赤色の薔薇のことである。~ 薔薇自体が黒い色素を持っている訳ではなく、濃い赤の色素が縦にそそり立っているため、影の部分が生じ、結果として黒く見えている。~ 花の名を冠した[[炎属性]]らしからぬ名称ではあるが、その赤い体色と炎を吐き出す[[攻撃]]から、[[炎属性]]である事も頷けよう。~ 黒薔薇の花言葉は「恨み」「憎しみ」「貴方は私のもの」「束縛」。~ -この[[カード]]は、非常に「16」という数字との縁が強い。~ アニメ5D'sで''十六''夜アキ(''16''歳)がこの[[カード]]を[[デュエル]]で初[[使用]]したのは2008年7月''16''日放送分の第''16''話である。~ 第''16''話の放送直後の2008年7月19日にこの[[カード]]がパッケージイラストを飾る[[CROSSROADS OF CHAOS]]は発売され、この日の月齢は''16''であった。~ また、日本の薔薇の原種には、中国原産の「イザヨイバラ」という名前のバラがある。~ 十六夜アキのキャラクター名、彼女が使用する《ブラック・ローズ・ドラゴン》、そして、彼女の二つ名である「黒薔薇の魔女」は、「イザヨイバラ」をモチーフに設定されたと推測される。~ なお、「薔」「薇」自体もそれぞれ''16''画の漢字である。~ //《ブラック・ローズ・ドラゴン》の「16」に関する記述についての議論は終了しました。詳しくは[[こちら>http://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=531]]。 -第三回カリスマ最強決闘者決定戦の「アイカワvsデュエ・ルカ」において、アイカワが使用。~ デュエ・ルカの[[フィールド]]を一掃しつつ自らの[[《歯車街》]]を破壊、[[《古代の機械巨竜》]]につなげていた。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sのメインキャラの一人、十六夜アキが使用する彼女のエース[[シンクロモンスター]]で、シグナーの龍の1体である。~ 元々は[[《スターダスト・ドラゴン》]]・[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]・[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]と共に旧モーメントの制御装置の封印に使用されていた[[カード]]の一枚。~ ゴドウィンが世に放した後にシグナーであるアキの手に渡った。~ 第14話において黒薔薇の魔女が操る[[モンスター]]としてシルエットのみ登場した。~ < [[デュエル]]では「アキvsジル・ド・ランスボウ」戦において初登場。~ [[《アイヴィ・ウォール》]]とジルの《マスクド・ナイト LV5》の[[レベル]]を得た[[《コピー・プラント》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]され、[[リセット]][[効果]]を[[発動]]した。~ 最終的に[[《ブラック・ガーデン》]]の[[効果]]により[[蘇生]]され[[フィニッシャー]]となった。~ その後も彼女が[[デュエル]]をする度に[[シンクロ召喚]]されている。~ 「遊星vsZ-ONE」戦では、アキから託されたこの[[カード]]を遊星が使用。~ 《リジェネ・ウォリアー》と[[《ジャンク・シンクロン》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]され[[リセット]][[効果]]を[[発動]]し、[[罠カード]]《シンクロ・バリア・フォース》の[[バーン]][[ダメージ]]に繋げた。~ この時、この[[カード]]ではなく[[《ジャンク・アーチャー》]]を[[シンクロ召喚]]すれば普通に勝てていた。~ //(ただ、この[[デュエル]]では多くの[[シンクロモンスター]]を新たに[[エクストラデッキ]]に投入していたため、代わりに[[エクストラデッキ]]から抜かれていた可能性がある。~ //とはいえ[[時械神>《時械神メタイオン》]]の特性を知っている上で[[《ジャンク・アーチャー》]]を抜くのもどうかと思うが)。~ //憶測 //アーチャー出してれば勝ってたのは事実 その後、《時械神カミオン》の[[効果]]で[[エクストラデッキ]]に戻されたが、[[魔法カード]]《Sp−シンクロ・パニック》の[[効果]]で他のシグナーの竜と共に[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]され、[[《ライフ・ストリーム・ドラゴン》]](アニメ仕様)の[[効果]]で[[レベル]]が1になる。~ そのまま他のシグナーの竜と共に[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]の[[リミットオーバーアクセルシンクロの素材>シンクロ素材]]となった。~ [[攻撃]]名は「ブラック・ローズ・フレア」、[[リセット]][[効果]]名は「ブラック・ローズ・ガイル」、[[起動効果]]名は「ローズ・リストリクション」。~ [[《憎悪の棘》]]装備時の[[攻撃]]名は「ヘイト・ローズ・ウィップ」。~ 「遊星vsアキ」(2戦目)では[[起動効果]]名が「ブラック・ローズ・ガイル」となっていた。~ --[[シンクロ召喚]]の際の台詞は「冷たい炎が世界の全てを包み込む。漆黒の花よ、開け![[シンクロ召喚]]!現れよ、《ブラック・ローズ・ドラゴン》!」~ //ワンポイントレッスンでも遊星vsZ-ONE戦の字幕でも「華」ではなく「花」でした --アニメでは、[[リセット]][[効果]]は[[シンクロ召喚]]以外の[[特殊召喚]]でも[[発動]]でき、[[攻撃力]]を0にする[[効果]]は[[攻撃表示]]の[[モンスター]]も[[対象]]にできたため、OCGのものよりかなり[[汎用性]]が高くなっていた。~ 「アキvsミスティ」(1戦目)から[[リセット]][[効果]]、「遊星vsアキ」(2戦目)から[[攻撃力]]を0にする[[効果]]がOCG準拠のものに変更されている。~ --アニメでは目のデザインがOCGやCMとは異なっており、白目はピンク色、瞳は金色となっている。~ また[[起動効果]]「ローズ・リストリクション」を発動する際、除外対象のモンスターを食する演出がある。~ --漫画5D'sにはこの[[カード]]と酷似した[[モンスター]]《月華竜 ブラック・ローズ》が登場している。 -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]ではアキが使用。~ 第10弾の最初のステージでは、[[エクストラデッキ]]に2枚も投入されている。~ また、この[[カード]]と[[《夜薔薇の騎士》]]・[[《アイヴィ・シャックル》]]・[[《薔薇の刻印》]]・[[《ボタニカル・ライオ》]]から3枚をスキャンすると隠し[[デッキ]]「&ruby(ブラックローズ・レクイエム){黒薔薇の香葬曲};」が使用できる。~ アクションデュエルでは、[[モンスター]]登場時に専用ボイスがある場合、基本的に[[カード名]]のみを言うが、第10弾のEXステージのアキがこの[[カード]]を出す時は、「現れよ、《ブラック・ローズ・ドラゴン》!」と言う。~ --[[TAG FORCE4>ゲーム付属カード#f08ef23e]]での[[シンクロ召喚]]の際の台詞は「冷たい炎が世界の全てを包み込む。漆黒の華よ、開け![[シンクロ召喚]]!咲き乱れよ、《ブラック・ローズ・ドラゴン》!」~ **関連カード [#j4024739] -[[《ブルーローズ・ドラゴン》]] -[[《憎悪の棘》]] -[[《邪神イレイザー》]] -[[《最終戦争》]] -[[《ジュラック・メテオ》]] -[[《ラス・オブ・ネオス》]] -[[《コアラッコ》]] -[[《『守備』封じ》]] -[[《レプティレス・ポイズン》]] -[[《フォトン・バタフライ・アサシン》]] -[[《黒薔薇の魔女》]] //―《ブラック・ローズ・ドラゴン》の姿の見られるカード //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク **このカードを使用する代表的なデッキ [#l301ad2b] -[[【シンクロ召喚】]] **収録パック等 [#k8893f5a] -[[CROSSROADS OF CHAOS]] CSOC-JP039 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Holographic]]}; -[[遊戯王 5D's デュエルターミナル アクセラレーションガイド2 付属カード>書籍付属カード#m3ccc5c9]] DT04-JPB01 &size(10){[[Ultra]]([[Parallel]])}; -[[モンスターフィギュアコレクション 付属カード>パックパッケージ#rc119c8d]] MFC1-JP003 -[[DUELIST EDITION Volume 3]] DE03-JP049 &size(10){[[Ultra]]}; -[[GOLD SERIES 2013]] GS05-JP009 &size(10){([[Gold]])}; **FAQ [#cef36b76] Q:[[除外]]はコストですか?[[効果]]によるものですか?~ A:[[コスト]]になります。(08/07/19) //A:いいえ、効果です。(08/07/19) //更新者は日付、書式、日本語の確認を Q:「[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃表示]]にする」のは[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ですか?~ A:[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]です(08/07/19) Q:この[[カードの効果]]で[[裏側守備表示]][[モンスター]]も選択できますか?~ A:はい、選択でき[[表側攻撃表示]]になり[[攻撃力]]は0になります。(08/07/22) Q:[[攻撃力]]が0の[[表側守備表示]][[モンスター]]を選択できますか?~ A:はい、できます。(10/11/13) Q:[[攻撃表示]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を0にできますか?~ A:いいえ、[[攻撃表示]][[モンスター]]を選択することはできません。(11/09/03) Q:この[[カードの効果]]で選択した[[守備表示]]モンスターが[[効果解決時]]に別のカード効果により[[攻撃表示]]なった場合[[攻撃力]]は0になりますか?~ A:いいえ、この[[カードの効果]]で[[攻撃表示]]にできなかった場合は[[攻撃力]]は0になりません。(08/09/11) //質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //質問だけの投稿はお止めください。 //未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。