*《ブラッド・メフィスト/Blood Mefist》 [#u9017107]
 シンクロ・効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守1300
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 相手のスタンバイフェイズ時、相手フィールド上に存在する
 カード1枚につき相手ライフに300ポイントダメージを与える事ができる。
 また、相手が魔法・罠カードをセットした時、
 相手ライフに300ポイントダメージを与える。

 [[遊戯王5D'sデュエルディスク遊星ver.DX 2010 付属カード>パックパッケージ#mc0aaa8d]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[相手]][[スタンバイフェイズ]]に[[相手]][[フィールド]]の[[カード]]の数に応じて[[ダメージ]]を与える[[効果]]、及び[[相手]]が[[魔法・罠カード]]を[[セット]]するたびに[[ダメージ]]を与える[[効果]]を持つ。~

 1つ目の[[効果]]は[[効果]]は若干不安定ではあるものの、[[ダメージ]]量は低くはない。~
 [[《おジャマトリオ》]]等で[[相手]]の[[モンスター]]を増やし、[[《自業自得》]]等と併用して[[バーン]]に特化する戦術も考えられる。~
 [[セット]]された[[カード]]を[[《心鎮壷》]]で[[発動]]を封じ、[[バーン]]と行動妨害を両立してもよいだろう。~
 [[スタンバイフェイズ]]限定の発動故、[[《月の書》]]等の[[速攻魔法]]が[[相手]]の[[手札]]に存在する場合は防がれる恐れがある。~
 ちなみにこの手の[[効果]]にしては珍しく[[任意効果]]なので、[[メタカード]]が存在している場合[[発動]]しないという選択もできる。

 2つ目の[[効果]]は[[[《魔力の枷》]]に似た[[効果]]で、こちらは[[相手]]のプレイングに完全に依存する。~
 [[セット]]が条件であるため、それ以前に[[《地砕き》]]等を[[使用]]されれば[[ダメージ]]を与えられない。~
 [[相手]]に[[セット]]を強要する[[《魔封じの芳香》]]と併用するといいが、[[ダメージ]]量自体が微弱なので、気にせず[[セット]]してくることも十分に想定できる。~
 [[相手]]が[[セット]]を何回も繰り返せば[[ダメージ]]は着々と増加するので、[[《悪夢の拷問部屋》]]を併用したり、一つ目の[[効果]]につなげば効率よく[[ライフ]]を減らせる。~

 どちらも微弱ではあるものの、自身の[[攻撃力]]も高いので、[[戦闘ダメージ]]と合わせれば引導[[火力]]になりうるだけのポテンシャルは持っている。~
 [[シンクロモンスター]]故に[[相手]]の[[フィールド]]に大量に[[カード]]が存在する時や、[[手札]]が多い時を狙って[[特殊召喚]]すれば高[[ダメージ]]も期待しやすい。~
 とはいえ、維持する事で威力を発揮する[[効果]]にも関わらず何の[[耐性]]も持ち合わせていないため、止めを刺せる状況や、[[耐性]]を付与する、あるいは[[攻撃]]までもが通りやすい状況で用いるべきだろう。~

 この[[カード]]の最大のネックは、他に有用な[[シンクロモンスター]]が多い[[レベル]]8であることと、[[バーン]]主体の[[デッキ]]ではやや運用しづらい小回りの利かなさにあると言ってよい。~
 [[バーン]]主体の[[デッキ]]では[[チューナー]]・非[[チューナー]]の組み合わせを確保しにくく、[[【ビートバーン】]]系統の[[デッキ]]でも、[[シンクロ召喚]]を狙わずにリソースを他の[[火力]]へ回した方が安定しやすいのである。~
 [[《スターダスト・ドラゴン》]]や[[《閃こう竜 スターダスト》]]による防御、[[《スクラップ・ドラゴン》]]による[[ロック]]解除や反転攻勢などを必要とする場面が多いであろう。~
 [[フィールド]]に[[カード]]を出して[[ロック]]を掛けてくる[[デッキ]]への[[メタ]]にならなくもないが、それ以外ではただの戦闘要員にしかならないため、その目的で[[エクストラデッキ]]を割くのは厳しい。~
 選択肢としてまだ有力である候補は、[[《魔封じの芳香》]]を絡めやすく、[[チューナー]]も比較的確保しやすい[[【セルフ・バウンス】]]や[[【忍者】]]、[[【霞の谷】]]といったところか。

-[[魔法・罠カード]]の[[セット]]を[[発動条件]]とするため、[[《くず鉄のかかし》]]や[[罠モンスター]]が[[セット]]された時にも[[ダメージ]]を与えられる。

-海外版は公認大会(Yu-Gi-Oh! Championship)の優勝賞品としてしか存在しない、かなりの希少品である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「クロウvsボルガー」戦においてボルガーが[[使用]]。~
《&ruby(ホワイトウォリアーズ){WW};−縄ヒョウのスノー》(「ヒョウ」=金偏に票)と《&ruby(ホワイトウォリアーズ){WW};−鉄槌のヘイル》を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
[[バーン]][[効果]]でクロウを追い詰め、[[罠カード]]《シンクロ・ライヴァリー》で守られるが、[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]の[[効果]]によって[[攻撃力]]を0にされて[[攻撃]]を受け、ボルガーは敗北した。~
//↑シンクロ・ライヴァリーで戦闘破壊はされずにダメージだけ受けた。
[[攻撃]]名は「カースド・ブラッド」。~

--[[シンクロ召喚]]の際の台詞は「心の闇より生まれし者、今、魂と引き替えに降臨するがいい![[シンクロ召喚]]!脈動せよ、《ブラッド・メフィスト》!」。~

--[[プレイヤー]]の身体にまで[[ダメージ]]が発生する事から製造が中止されていたが、出回った一部をボルガーが所持していた模様。~
その他では、ホセ達によって見せられた未来のネオ童実野シティの映像内に、この[[カード]]の石版が確認できる。~
また、シティ内に投影された映像の中にもこの[[カード]]が(製造が中止された程の危険な[[カード]]であるにもかかわらず)確認できる。~

//--アニメでは1つ目の[[効果]]が[[起動効果]]だった。~

--OCGの[[イラスト]]は上向きだが、アニメでは正面を向いている。~
//ttp://yugioh.wikia.com/wiki/Card_Artworks:Blood_Mephist

--「ジャック&龍亞&龍可vsアポリア」戦にてアポリアが使用した[[永続魔法]]《ロックオン・レーザー》は、この[[カード]]の後半の[[効果]]を持っていた。~
ただし、[[ダメージ]]は200ポイントである。~


-コナミのゲーム作品において―~
遊戯王ONLINE DUEL ACCELERATORではいち早くこの[[カード]]が実装され、ここでの[[英語名]]は《Crimson Mefist》となっている。
//英語名ソースhttp://www.duelevolution.info/2011/06/17/18th-19th-duelist-trial-and-gunslinger-and-17th-18th-evolution-match/

-神話・伝承において―~
「メフィスト」については[[《地獄将軍・メフィスト》]]を参照。

**関連カード [#lbad59ed]
-[[《黒魔導師クラン》]]

-[[《自業自得》]]
-[[《仕込みマシンガン》]]

-[[《地獄将軍・メフィスト》]]

//―《ブラッド・メフィスト》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#n8c365c7]
-[[遊戯王5D'sデュエルディスク遊星ver.DX2010 付属カード>パックパッケージ#mc0aaa8d]] DDY3-JP005 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#o8dcca96]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[スタンバイフェイズ]]毎の[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作る[[誘発効果]]であり、[[セット]]した時に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[誘発効果]]です。(10/11/20)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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