遊戯王カードWiki - 《ブラッド・ヴォルス》のバックアップ(No.22)

《ブラッド・ヴォルス/Vorse Raider》 †

通常モンスター
星４/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。

　遊戯王デュエルモンスターズ４最強決闘者戦記　付属カードで登場した闇属性・獣戦士族の下級モンスター。
　《凡骨の意地》を軸とする【凡骨ビート】ではアタッカーとして使える。

　《凡骨の意地》を使わないのであれば、このモンスターを使う意味も薄い。
　攻撃力2000の《ジェネティック・ワーウルフ》や効果モンスターである《ニュート》等の方が強力である。
　それ以外にも《サイバー・ドラゴン》《死霊騎士デスカリバー・ナイト》といった強力なアタッカーは存在する。

効果モンスターが少なかった過去においては、《ヂェミナイ・エルフ》と共にレベル４アタッカーとして活躍していた。
かつてのトーナメントクラスでは必須カードであり、考えられないほどの高価値であった時期もある「過去のエース」。
後に《魔導戦士ブレイカー》が登場し価値を大きく下げることとなり、《デーモン・ソルジャー》の出現で活躍の機会は減少した。
さらに、【ビースト】においても《怒れる類人猿》の登場してしまっている。
その後も《サイバー・ドラゴン》《死霊騎士デスカリバー・ナイト》等優秀なアタッカーが複数登場した。
第５期に入り、《ジェネティック・ワーウルフ》《剣闘獣アンダル》の登場で存在意義がますます薄れた。第6期でも《バスター・ビースト》が登場する予定であり段々と存在意義が薄くなる一方にある。
常に血塗られた斧を所持しているそうだが、イラストの武器は血液どころか曇り一つ無い綺麗な武器である。
手入れを怠らない性格なのかもしれないが、実際は海外進出の際のイラスト規制を考慮したのかもしれない。

意外にも通常パックには存在しない絶版カードである。

原作・アニメにおいて―
バトルシティ編で海馬が最も多用したカード。
攻撃力1900は原作・アニメではかなりの攻撃力を誇るため、遊戯戦以外では全てに使用された。
しかし、その内容は悲惨かつ芳しくない。
｢光･闇の仮面戦｣では《呪い移し》の効果によってカウンターされた《破壊輪》により爆破され、｢イシズ戦｣では《収縮》され《死のデッキ破壊ウイルス》の媒体となり、｢サイコ・ショッカー(大門)戦｣では《時計型麻酔銃》(《強者の苦痛》参照)で某探偵の如く眠らされた挙句《お注射天使リリー》に倒され、｢剛三郎戦｣ではエクゾディアパーツを倒すものの、後に《エメラルド・ドラゴン》の生け贄にされた。
バクラの挑戦を受けた海馬が出したアタッシュケースに入っていたカードの内にこれが少なくとも2枚入っていた。

アニメGXでは三沢が使用。
このときも《破壊輪》爆破された。
翔いわく「すごいコンボ」らしい。
また、万丈目によって海に捨てられてしまっている。
ここでも悲惨な目に遭ったカードである。
さらに三沢に落書きされていた。

プロリーグでは亮の対戦相手が使用。
この時、対戦相手の場にいたのは、《復讐のソード・ストーカー》《グラナドラ》《ウィップテイル・ガーゴイル》《モリンフェン》、そしてこのカードの５体である。
このカードと《グラナドラ》はともかく、他のモンスターはプロ決闘者の採用するカードとは考え難い。

さらに後、異世界編でゾンビ状態の万丈目が十代とのデュエルで使用。
戦闘でダメージを与えたあと、十代の首を掴んで絞め殺さんばかりの勢いで壁へと押し付けていた。

デュエルターミナルの公式サイトで「ブラック・ヴォルス」と誤表記されているのが分かる。

コナミのゲーム作品において―
GBのDMシリーズでは、OCGのそれとはテキストが異なる。
「暗黒パワーで全てのものを切り裂いてしまうほどの力を持っている」と書かれている。

関連カード †

―《ブラッド・ヴォルス》の姿の見られるカード

《コンバート・コンタクト》

収録パック等 †

STRUCTURE DECK－海馬編－ KA-06
STRUCTURE DECK－海馬編－ Volume.2 SK2-002
LIMITED EDITION 5 LE5-007 Ultra
遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記海馬デッキ　付属カード G4-17 Ultra,Parallel