*《ブラッド・ヴォルス/Vorse Raider》[#z70ec9df]
 通常モンスター
 星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
 悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
 手にした斧は常に血塗られている。

 [[遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 付属カード>ゲーム付属カード#o878a9f8]]で登場した[[闇属性]]・[[獣戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[《凡骨の意地》]]を軸とする[[【凡骨ビート】]]では[[アタッカー]]として使える。~

 [[《凡骨の意地》]]などをメインにした[[デッキ]]以外では、この[[モンスター]]を使う意味も薄い。~
 [[通常モンスター]]には、[[攻撃力]]2000の[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]や守備力で勝る[[《暗黒の狂犬》]]などがおり、[[効果モンスター]]にも、[[攻撃力]]1900で有用な[[効果]]を持つ[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]][[《ニュート》]]が存在する。~
~
 ただ、[[《凡骨の意地》]]と[[《漆黒のトバリ》]]という2種の[[ドロー]]加速カードを使う[[デッキ]]では、その両方の[[効果]]に対応するこの[[カード]]は主戦力となる。~
 [[《ミノケンサテュロス》]]を使う場合もこの[[カード]]を採用したい。~
 この[[カード]]は[[《ミノケンサテュロス》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]の中では[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]に次いで[[攻撃力]]が高いのである。

-唯一の[[闇属性]]・[[獣戦士族]]の[[通常モンスター]]。~
[[効果モンスター]]には5種存在する。~

-[[効果モンスター]]が少なかった過去においては、[[《ヂェミナイ・エルフ》]]と共に[[レベル]]4[[アタッカー]]として活躍していた。~
かつてのトーナメントクラスでは[[必須カード]]であり、考えられないほどの高価値であった時期もある「過去のエース」。~
後に[[《魔導戦士 ブレイカー》]]の登場で価値を大きく下げることとなり、[[《デーモン・ソルジャー》]]の出現で活躍の機会は減少した。~
その後も[[《サイバー・ドラゴン》]][[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]等優秀な[[アタッカー]]が複数登場した。~
[[【ビースト】]]や[[獣戦士族]]に限っても、[[《怒れる類人猿》]]・[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]・[[《剣闘獣アンダル》]]・[[《バスター・ビースト》]]が登場し、存在意義は薄れる一方である。~
しかし、[[RAGING BATTLE]]において[[《ミノケンサテュロス》]]が登場し、活躍の場が増えたと言えるだろう。~
また[[DUEL TERMINAL]]では、スキャンできる[[デメリット]]無しの[[下級モンスター]]としては最高の[[攻撃力]]を誇るためしっかりと活躍できる。~

-常に血塗られた斧を所持しているそうだが、[[イラスト]]の武器は血液どころか曇り一つ無い綺麗な武器。~
手入れを怠らない性格なのかもしれないが、実際は海外進出の際の[[イラスト]]規制を考慮したのかもしれない。

-通常パックに収録された事が一度もない[[カード]]であったが、現在は[[DUEL TERMINAL −混沌の覇者!!−]]に再録されている。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」において海馬が最も多用した[[カード]]。~
[[攻撃力]]1900は原作・アニメではかなりの[[攻撃力]]を誇り、バトルシティの遊戯戦以外では全てに[[使用]]されたのだが、その内容は悲惨かつ芳しくない。~
//「光と闇の仮面戦」では《呪い移し》の[[効果]]によって[[カウンター]]された[[《破壊輪》]]により爆破され、「イシズ戦」では[[《収縮》]]され[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体となり、「サイコ・ショッカー(大門)戦」では《時計型麻酔銃》で某探偵の如く眠らされた挙句[[《お注射天使リリー》]]に倒され、「剛三郎戦」では[[エクゾディア]]パーツを倒すものの、後に[[《エメラルド・ドラゴン》]]の[[生け贄]]にされた。~
バクラの挑戦を受けた海馬が出したアタッシュケースに入っていた[[カード]]群には、これが少なくとも2枚入っていた。~
遊戯王Rの「海馬vsウィラー・メット」でも登場しているが、ここでもやられ役となってしまっている。~

--アニメGXでは三沢がアカデミアの入学試験デュエルにおいて使用。~
[[《破壊輪》]]により[[破壊]]され引導を渡している。
三沢はこの[[カード]]に数式を書いていたが、万丈目によって海に捨てられてしまった。~
プロリーグでは亮の対戦[[相手]]が[[使用]]。~
この時、場にいたのは[[《復讐のソード・ストーカー》]]・[[《グラナドラ》]]・[[《ウィップテイル・ガーゴイル》]]・[[《モリンフェン》]]、そしてこの[[カード]]の5体。~
この[[カード]]と[[《グラナドラ》]]はともかく、他の[[モンスター]]はプロ決闘者の採用する[[カード]]とは考え難い。~
「異世界編」においてゾンビ状態の万丈目と[[スカルビショップ>《スカルビショップ》]]も使用している。~
「翔&剣山vs氷丸&雷丸」戦で剣山が使用した[[魔法カード]]《逆転の宝札》の[[イラスト]]に描かれている。~

--アニメ5D'sにおいて、鬼柳が遊星とクロウに飛び道具として投げつけていた。~
[[イラスト]]が実在する物と若干異なっており、左右反転し更に色が暗い赤や緑を基調にした物となっている。~
また、チーム・サティスファクション時代の回想シーンでも鬼柳が使用していた。~
セキュリティ隊員との[[デュエル]]の時も[[召喚]]されたが、すぐさま[[《モンタージュ・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]されてしまった。

--漫画5D'sの「遊星vsジャック」戦においてジャックが使用した[[永続罠]]《&ruby(グラップル・チェーン){決闘鉄鎖};》の[[イラスト]]に描かれている。~
--漫画5D'sの「遊星vsジャック」戦において遊星が使用した[[永続罠]]《&ruby(グラップル・チェーン){決闘鉄鎖};》の[[イラスト]]に描かれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは、OCGのそれとは[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が異なる。~
「暗黒パワーで全てのものを切り裂いてしまうほどの力を持っている」と書かれている。~
このときの配色はOCGとは異なり、上記のアニメ5D's版に近いものとなっている。~
[[DUEL TERMINAL]]では2種類の隠し[[デッキ]]の[[キーカード]]になっている。([[《青眼の白龍》]]も参照。)~

**関連カード [#xe3a32f6]
―《ブラッド・ヴォルス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《コンバート・コンタクト》]]

**収録パック等 [#n85d79e7]
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-06
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-002
-[[LIMITED EDITION 5>LIMITED EDITION#n3f3fa61]] LE5-007 &size(10){[[Ultra]]};
-[[遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 海馬デッキ 付属カード>ゲーム付属カード#o878a9f8]] G4-17 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]};
-[[DUEL TERMINAL −混沌の覇者!!−]] DT05-JP001