*《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン/Blue-Eyes Toon Dragon》 [#rf2a489f]
 トゥーンモンスター
 星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
 このカードは通常召喚できない。
 フィールドに自分の「トゥーン・ワールド」が存在する場合のみ特殊召喚できる。
 (レベル5以上は生け贄が必要)。特殊召喚ターンには攻撃できない。
 500ライフポイント払わなければ攻撃できない。 
 「トゥーン・ワールド」が破壊された時このカードも破壊する。
 相手がトゥーンをコントロールしていない場合このカードは相手を直接攻撃できる。
 トゥーンが存在する場合、相手のトゥーンを攻撃対象に選択しなければならない。

 [[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]]で登場した[[トゥーン]][[モンスター]]シリーズの1体で、[[トゥーン]]化した[[《青眼の白龍》]]。~

 このシリーズで登場した[[トゥーン]][[モンスター]]は以下の特徴がある。

+[[通常召喚]]できず、[[自分]][[フィールド]]上に[[《トゥーン・ワールド》]]が[[表側表示]]で存在しなければ[[特殊召喚]]できない。
+[[特殊召喚]]された[[ターン]]には[[攻撃]]できず、さらに[[攻撃]]する際に500[[ライフポイント]]が必要。

 これらの[[デメリット]]により[[《トゥーン・ワールド》]]を引ける事を前提とした運用を強いられていたため、非常に扱いにくい。~
 さらにここまでして得られる[[メリット]]も「[[直接攻撃]]」だけではなかなか割に合わない。~

 このカードは、[[トゥーン]][[モンスター]]の中で最高の[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]。~
 その[[攻撃力]]・[[守備力]]は、当然[[《青眼の白龍》]]と同じ数値である。~

 高い能力値の代償として、[[特殊召喚]]の際に2体もの[[生け贄]]が必要。~
 しかし1[[ターン]]に1度の[[通常召喚]]には当てはまらず、さらに[[生け贄召喚]]でもないので[[生け贄]]は[[羊トークン]]で構わない。~
 [[《おろかな埋葬》]]で[[《ダンディライオン》]]を落とせば即座に[[召喚]]できるなど、出し方を工夫すればそれほど重い[[召喚条件]]ではない。~

 しかし[[生け贄]]1体で2500の[[攻撃力]]を持つ[[《トゥーン・デーモン》]]と比べると、どうしても見劣りしてしまう。~
 元々、単純に[[通常召喚]]で考えると[[《青眼の白龍》]]の[[召喚]]は効率面で[[《デーモンの召喚》]]に劣っている。~
 [[《青眼の白龍》]]が存在意義を保っているのは、[[サポートカード]]があるからこそである。~
 それが使えないこのカードは[[【トゥーン】]]の中でも比較的使いづらく、採用がためらわれがちなカードである。~
 最低2枚の[[手札]]を消費するものが大半の[[最上級モンスター]]が[[召喚]][[ターン]]に[[攻撃]]できないのはあまりにも厳しい。~
 最近では[[《冥府の使者ゴーズ》]]などの登場で、再び[[【トゥーン】]]の切り札としての威厳を取り戻してきている。~

 それでもこのカードを主力にして使いたいと言うのであれば、やはり専用の[[デッキ]]を組む事になるだろう。~
 まず、[[特殊召喚]]ターンに攻撃ができないため、出しても相手に1ターンの隙を与えてしまう。~
 それを軽減するため、[[《クロス・ソウル》]]を採用する。~
 どうせ攻撃ができないのなら、[[デメリット]]を共有してしまおう。~
 そして[[特殊召喚]]に成功した後は、とにかくこのカードを守る。~
 [[《神の宣告》]]も良いが、[[【トゥーン】]]は[[コスト]]が掛かるため、相性は微妙である。~
 そこで、[[《亜空間物質転送装置》]]を使いたい。~
 あらゆる[[除去]]を回避できるこのカードを使い、[[《地砕き》]][[《ならず者傭兵部隊》]][[《N・グラン・モール》]]などから逃がしてあげよう。~
 [[除外]]されている間に攻撃されては堪らないので、[[《和睦の使者》]]などを使うか、[[《ネクロ・ガードナー》]]を[[生け贄]]にしておくと良いだろう。~
 本来[[トゥーン]]を守るためだけに採用するのははばかられる[[《非常食》]]も、このカードを使うデッキには採用候補か。~
 [[《王宮のお触れ》]]を張っておき、[[《我が身を盾に》]]で守る手もある。~
 後は、3000の[[攻撃力]]を活かして行こう。~
 [[ライフコスト]]が掛かるので、[[《巨大化》]]を装備させるのも良い。~
 [[戦闘]]ではそうそう負ける事は無いはずなので、[[除去]]さえ回避できれば、勝利は近いだろう。~

 ともあれ、[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]]と比べてみると、速攻性の無さが目立ってしまい、やはり実戦では使いにくい事は否めない。~

 [[デッキ]]に[[ドラゴン族]]を増やして、[[《バーストブレス》]]を採用するのも面白い。[[攻撃力]]3000ならば、[[《ブラック・ホール》]]にも化ける可能性がある。

 [[レベル]]8ということが[[《突然変異》]]などの都合で[[メリット]]となるが、それでも使い難い。~
 [[《トゥーンのもくじ》]]で[[サーチ]]できる点に注目し、[[【デミスゾーク】]]の[[生け贄]]にしてしまうのも手である。~
 もちろん、[[《トゥーンのもくじ》]]を3枚発動させ、[[デッキ圧縮]]も狙える。~
 ただし本家[[《青眼の白龍》]]も[[《召喚師のスキル》]]で[[サーチ]]できてしまうのだが…

-最近は、[[《トゥーンのもくじ》]]から引っ張ってこられ、[[《トレード・イン》]]で捨てられている。

-[[特殊召喚モンスター]]に該当する。~
つまり、[[《トゥーン・ワールド》]]があっても[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]](正規手順以外)等で[[手札]]から[[特殊召喚]]できない。

-[[トゥーン]][[モンスター]]は、その微妙なテキストの違いに注意したい。~
[[特殊召喚]]時こそ[[《トゥーン・ワールド》]]が必要だが、[[フィールド]]上に存在し続けるためや[[攻撃]]をするために[[《トゥーン・ワールド》]]を必要としない。~
つまり、[[特殊召喚]]後に[[《トゥーン・ワールド》]]を[[破壊]]せずに[[フィールド]]上から除去すれば[[デメリット]]が軽減される。~
勿論、[[相手]]に[[コントロール]]を奪われると[[自分]]も[[直接攻撃]]の危険にさらされるので注意が必要。~

-[[《トゥーンのもくじ》]]によれば、[[《トゥーン・ワールド》]]に於ける彼のページは「DRAGON」とある372ページだろう。~
もくじには「DRAGON」としか無いので、他のドラゴン達も一緒になっている可能性がある。

-原作・アニメにおいて―~
「決闘王国編」における「海馬vsペガサス」においてペガサスが使用。~
元は《予言》のカードによって奪われた[[《青眼の白龍》]]が[[《トゥーン・ワールド》]]の[[効果]]で姿を変えたもの。~
攻撃名は「バースト・ストリーム」。~
後に、「ドーマ編(アメルダが変装)」・劇場版「光のピラミッド」における「海馬vsペガサス」においてOCG化されたこのカードをペガサスが使用している。~
《青眼の白龍》の派生カードではあるが、海馬は「惨めな姿」と呼んで嫌っている。
ドーマ編では[[罠カード]]《トゥーン・マスク》の[[効果]]により[[特殊召喚]]された。~
--《青眼の白龍》の派生カードではあるが、海馬は「惨めな姿」と呼んで嫌っている。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「トゥーンの世界に取り込まれてしまったブルーアイズ・ホワイトドラゴン」と書かれている。

**関連カード [#yf361958]
-[[《トゥーン・ワールド》]]
-[[《トゥーンのもくじ》]]

-[[《青眼の白龍》]]

**収録パック等 [#mffdf182]
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP066 &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-087 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]};
-[[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]] PS-00 &size(10){[[Secret]],[[Parallel]]};
-[[STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−]] PE-14

**FAQ [#y697045d]
Q:~
A: