《ブルーサンダーT45/Blue Thunder T-45》

効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1700/守1000
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
自分フィールド上に「サンダーオプショントークン」
(機械族・光・星4・攻/守1500)を1体特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。

 PHANTOM DARKNESSで登場した光属性機械族下級モンスター
 このカード戦闘破壊をしたときにトークン特殊召喚する誘発効果を持つ。

 そこそこの攻撃力を持ち、また光属性であることから《オネスト》の恩恵を受けることもできる。
 《ビクトリー・バイパー XX03》と似た効果を持つが、このカード特殊召喚できるトークンステータスは固定されている。
 そのため爆発力では《ビクトリー・バイパー XX03》に劣っている。
 また、《シャインエンジェル》特殊召喚することもできない。
 あちらはサポートが無ければ低ステータスなので、単体で起用できる点ではこちらが優れているだろう。
 他にこちらが勝るポイントはこのカードフィールドを離れてもトークンは生き残ることや、《暴走闘君》強化を付与できる点があげられる。

 しかし、結局のところこの攻撃力戦闘破壊できるモンスターは限られる。
 サンダーオプショントークンステータスも中途半端であり、《フレムベル・ヘルドッグ》《ジュラック・グアイバ》等のリクルーターと比べると、状況対応力は大きく落ちる。
 こちらはメインデッキを圧迫しないという利点があるが、サーチリクルートの速度に難があるため、枚数を減らせば安定して役割を果たせず、手札に複数枚あっても有効に活用できる保証がない。
 種族属性サポートカードは豊富なので、差別化自体は難しくないのだが、結局のところこれに依存する必要があるため、安定性があるのはあくまで「《ビクトリー・バイパー XX03》と比較した場合」に限られる。
 カードプールが乏しく、下級モンスターステータス基準値が低かった過去には【メタビート】等で単騎採用される事もあったが、現在では基本的に、なんらかのサポートカードと組み合わせて採用すべきカードである。

 素の攻撃力《ビクトリー・バイパー XX03》に勝るおかげで、強化値が極端に大きいものでなくとも扱いやすい。
 《一族の結束》ならば、自身が2500、サンダーオプショントークンが2300となかなかの数値。
 《オネスト》は使えなくなるが、機械族のバリエーションは豊富であるため、他の類似リクルーターよりも構築は制限されにくい。
 このカードサンダーオプショントークンは共にレベル4・光属性なので《ライトニング・チューン》が使える。
 うまく行けば《スターダスト・ドラゴン》などの強力シンクロモンスターを1ターンシンクロ召喚することもできるので、このカードを使うデッキには、1・2枚入れておいてもいいだろう。
 また、《ライトニング・チューン》を採用する場合《緊急同調》で追撃を狙う事もできる。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:相打ち効果発動しますか?
A:はい、します。(08/06/09)

Q:このカード攻撃した《執念深き老魔術師》リバース効果破壊されました。トークン生成効果発動しますか?
A:はい、します。(08/06/09)