*《ブルブレーダー/Bull Blader》 [#w159b128]
 効果モンスター
 星4/地属性/戦士族/攻1600/守1200
 このカードが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
 その戦闘によって発生するお互いのプレイヤーへの戦闘ダメージは0になり、
 ダメージ計算後にその相手モンスターを破壊する。

 [[ABYSS RISING]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[攻撃]]した時、またはされた時に[[プレイヤー]]への[[戦闘ダメージ]]を0にし、[[戦闘]]を行った[[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。

 永続的に利用できる[[《ゼンマイジャグラー》]]といった[[効果]]だが、あちら同様[[ダメージ計算]]は行うため、自身が[[戦闘破壊]]される場合は使い切りとなる。~
 [[ダメージ計算]]を条件とした一部の[[効果]]や[[リバース効果]]なども通してしまう。~

 ただしこちらは[[戦闘]]の結果が判明する前に[[発動]]を決定し、以降は強制で処理を行うため、[[戦闘破壊]]が成立する場合でも[[効果]]によって[[破壊]]する→類例:[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]。~
 そのため、[[戦闘破壊]]を条件とする[[リクルーター]]などの[[効果]]を封じる事ができる。~
 反対に[[効果]][[破壊]]の[[トリガー]]を引いてしまう恐れがあるが、そういったものは少数であり、本来であれば[[下級モンスター]]クラスに[[戦闘破壊]]されないよう[[相手]]も工夫を凝らす。~
 狙いが読めているのならば[[発動]]しないという選択もあるため、基本的に[[メリット]]であると言ってしまってよい。~

 [[《ハイパーハンマーヘッド》]]同様、[[自爆特攻]]での[[除去]]はもちろん、[[守備表示]][[モンスター]]に対しては一方的な[[除去]]が成立し、そのまま居座る事で再度[[除去]]の機会を得られる。~
 対[[壁]][[除去]]に特化した[[《ライトロード・モンク エイリン》]]や[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]などに比べると処理能力は下がるが、返しの[[ターン]]に[[アタッカー]]を展開されても道連れが狙える点で優れる。~

 [[《ハイパーハンマーヘッド》]]と比べ、[[効果]][[破壊]]である点と[[墓地アドバンテージ]]を与える点から、[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]や[[耐性]]を持つものに対する処理能力で劣る。~
 一方で繰り返しの利用が懸念される[[下級モンスター]]などにはこちらが強い。~
 [[《魂を削る死霊》]]等の[[戦闘破壊]][[耐性]]を備えた[[モンスター]]や、[[召喚]]時に[[アドバンテージ]]を生む[[モンスター]]が多いならば、こちらを優先させる価値はある。~

 また[[戦士族]][[モンスター]]は同時展開が行い易いため、これを指定する[[エクシーズモンスター]]とも使い分けやすい。~
 [[自爆特攻]]で[[相手]][[モンスター]]を処理し、制約のなくなった[[《フォトン・スラッシャー》]]で追撃する事もできる。~
 [[相手]]が[[除去]]を嫌って[[《エフェクト・ヴェーラー》]]を使ったならば、[[メインフェイズ]]を続行して[[エクシーズ召喚]]する、という二段構えの動きが可能。~
 なお似たような動きは[[攻撃]]を介さない[[《ならず者傭兵部隊》]]、高い[[除去]]能力を持つ[[《異次元の女戦士》]]でも可能である。~
 それぞれ長所と短所があるので、[[環境]]や組み合わせる[[カード]]によって使い分けると良い。~

 単体でもなかなかの[[汎用性]]を持っているが、[[コンボ]]を想定して[[デッキ]]を構築する事も考えられる。~
 [[戦闘破壊]][[耐性]]を付与するものとは相性がよく、[[反射ダメージ]]を受けないので[[《ガード・ヘッジ》]]、[[《ハーフ・シャット》]]の[[デメリット]]を打ち消すことも可能。~
 [[効果]][[破壊]]にも対応する[[《安全地帯》]]との相性も良く、[[相手]]の[[除去]]を回避しつつ繰り返しの[[効果]][[破壊]]が狙える。~
 [[《アサルト・アーマー》]]等で[[2回攻撃]]することで、複数体の[[除去]]も可能。~
 また、[[戦闘破壊]][[耐性]]を与えて[[《バトルマニア》]]で[[攻撃]]を強要することで、[[全体除去]]としても使える。~
 この辺りは同じ[[地属性]]・[[レベル]]4[[戦士族]]の[[《アマゾネスの剣士》]]と相性が良いため、組み合わせてみるのも面白いか。

-[[カード名]]は「bull(牡牛)」と「blade(刃)」をかけている。~
[[見た目>イラスト]]に反して[[獣戦士族]]ではない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALのデュエルコースターにおいて遊馬が使用。~
ジャッカルの《&ruby(マグネット・バンドール){磁石の破裂人形};》を2度[[戦闘破壊]]したが、どちらも[[効果ダメージ]]の[[発動]][[トリガー]]となった。~
[[効果]]はウルフの《超電磁竜マグネドラゴン》に[[攻撃宣言]]した際に[[発動]]したが、デュエルコースターのルールによってウルフが別のレーンに移動したため、[[戦闘]]そのものを[[無効]]にされた。~
その後、コヨーテの《&ruby(マグネット・カメレオン){磁石の虹色獣};》に[[効果]]を[[無効]]にされたが、最終的にゴーシュの[[《H・C エクストラ・ソード》]]・アンナの[[《豪腕特急トロッコロッコ》]]と共に[[《隻眼のスキル・ゲイナー》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#k345cf96]
-[[《ゼンマイジャグラー》]]
-[[《紋章獣バシリスク》]]
-[[《E・HERO バブルマン・ネオ》]]

-[[《BF−尖鋭のボーラ》]]
-[[《渾身の一撃》]]
-[[《アマゾネスの秘宝》]]

//―《ブルブレーダー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#we80bf5a]
-[[ABYSS RISING]] ABYR-JP002 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#q5105086]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[誘発効果]]です。(12/07/21)

Q:この[[モンスター]]に対する[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃宣言]]時にこの[[カード]]の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(12/07/21)

Q:[[ダメージ計算]]後の[[破壊]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:いいえ、作りません。(12/07/21)

Q:この[[効果]]に対して[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(12/10/01)

Q:[[《A・O・J カタストル》]]をこの[[カード]]の[[効果]]で[[破壊]]できますか?~
A:この[[カード]]の[[効果]][[破壊]]が[[発動]]する前に[[《A・O・J カタストル》]]の[[効果]]で[[破壊]]されてしまうためできません。(12/10/21)

Q:[[破壊]]する[[効果]]は[[戦闘]]を行う[[相手]][[モンスター]]を[[対象に取る効果>対象をとる(指定する)効果]]ですか?~
A:いいえ、[[対象をとらない効果>対象をとる(指定する)効果]]です。(12/10/21)

Q:この[[カード]]で[[戦闘破壊]]できる[[モンスター]]に対して[[効果]]を[[発動]]した場合、その[[相手]][[モンスター]]は[[戦闘]]と[[効果]]のどちらで[[破壊]]された扱いになりますか?~
A:[[効果]]で[[破壊]]された扱いになります。(12/10/21)

Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[六武衆]]が2体存在します。~
  この[[カード]]より[[ステータス]]の低い[[六武衆]]Aと[[戦闘]]を行ったところ、[[相手]]は身代わりとして[[六武衆]]Bを選択しました。~
  [[ダメージ計算]]後、この[[カード]]と[[戦闘]]を行った[[六武衆]]Aを[[破壊]]できますか?~
A:はい、その場合[[戦闘破壊]]が確定したところで身代わりに[[六武衆]]Bを[[破壊]]し、その後[[六武衆]]Aを[[効果]]で[[破壊]]します。(12/10/21)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。