遊戯王カードWiki - 《ブレイズ・キャノン－トライデント》のバックアップ(No.54)

《ブレイズ・キャノン－トライデント/Tri-Blaze Accelerator》 †

永続魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
｢ブレイズ・キャノン｣１枚を墓地へ送って発動する。
手札から炎族モンスター１体を墓地へ送る事で、
相手フィールド上に存在するモンスター１体を破壊し
相手ライフに５００ポイントダメージを与える。
この効果を使用したターン、自分のモンスターは攻撃する事ができない。

　FORCE OF THE BREAKERで登場した永続魔法。
　強化された「ブレイズ・キャノン」。
　フィールド上の《ブレイズ・キャノン》を墓地に送って発動する。

　コストにする炎族モンスターの攻撃力を問わなくなり、相手モンスターの破壊と同時に500のダメージを相手に与える。
　《ヴォルカニック・デビル》の召喚条件であり、《ブレイズ・キャノン》同様に、《クレイジー・ファイヤー》の発動コストとなる。

　相手モンスターを２体破壊した時点で、ダメージは《ご隠居の猛毒薬》を上回る。
　継続的に相手モンスターを破壊できれば、そのバーン効果は侮れない威力となる。

　なお、このカードの効果はチェーンに乗る。
　つまり《サイクロン》等をチェーンされると不発になる。

　手札を墓地に送る?行為はコストではなく、｢効果｣である。
　安心して《ヴォルカニック・バックショット》を墓地に送る?事ができる。
　(《ヴォルカニック・バックショット》のテキストとの兼ね合いに、「コスト」か「効果」かで問題があった)
　しかし《ヴォルカニック・バックショット》を墓地に送る?と、「《ヴォルカニック・バックショット》の誘発効果のダメージ」が発生しない。
　→詳しくは《ヴォルカニック・バックショット》を参照。

炎属性ではなく炎族である点に注意が必要。

発動時のディスアドバンテージは避けられず、【ヴォルカニック・バーン】?でも少々使い辛いカードだった。
《ヴォルカニック・ロケット》の登場により、格段に使い勝手が良くなったといえる。

一応、セットすることは普通にできる。
そこから発動するためにはやはり、《ブレイズ・キャノン》を墓地に送らなければならないのだが。

イラストでは《ヴォルカニック・バックショット》が射出されている。

原作・アニメにおいて―
アニメGXの「十代vsオブライエン」戦でオブライエンが初使用。
専用弾丸モンスターの《ヴォルカニック・バックショット》を打ち出し、十代の場のモンスターを全滅させると共に2000ポイントダメージを与えた。

オブライエン戦終了回の「今日の最強カード」で紹介されていたカード。
このとき、横の解説文には「攻撃力500以下の炎族モンスター１体を～～」と書かれていた。
が、カードの画像から読めるテキストには攻撃力について一切書かれていない。
専用弾丸である《ヴォルカニック・バックショット》の攻撃力も、アニメの画像から600と読み取ることができる。
おそらく《ブレイズ・キャノン》と混同したのだろう。
(なお、OCGでは《ヴォルカニック・バックショット》の攻撃力が500になっており、《ブレイズ・キャノン》で射出可能となっている。)
アニメだと、《ヴォルカニック・バックショット》はこのカードで墓地へ送られてもダメージが発生する。

その後、vsスカルビショップ戦でも使われたが、結局効果は不発に終わり、最終ターンに《ヴォルカニック・デビル》の召喚コストとして墓地に送られた。
その後も《ヴォルカニック・デビル》が登場する回では必ず登場しているが、効果を使用しているとは限らない。

神話・伝承において―
日本名の「トライデント（Trident）」とは「三叉の槍」のことである。
「３つの歯」を意味する名を持つ武器の一種で、漢字では三叉槍（さんさそう）と表記される。
ギリシャ語では「トリアイナ（原語表記：Τριαινα）」と呼ばれ、海の神ポセイドンが使用する三又銛としても知られる。