*《ブレイドナイト/Blade Knight》 [#m1fdb439]
 効果モンスター
 星4/光属性/戦士族/攻1600/守1000
 自分の手札が1枚以下の場合、
 フィールド上のこのカードの攻撃力は400ポイントアップする。
 また、自分のフィールド上モンスターがこのカードしか存在しない時、
 このカードが戦闘で破壊したリバース効果モンスターの効果は無効化される。

 そこそこ優秀なメリット効果を備える、★4の戦士族モンスター。~
 かの凶悪なゲームエンドメイカー《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》が横行していた【カオス】全盛の時代、それも《サイバー・ドラゴン》の登場以前に【カオス】で重宝されていたモンスターである。~

 状況はかなり限られるが、攻撃力2000に加えて、リバース効果の無効化が可能となる。~

 1つ目の攻撃力上昇効果は、当然手札が減ってきた膠着状態や、消耗戦で重宝される。~
 これは、総合的な攻撃力が低くなりがちな【カオス】において、小さくないウェイトを占めていた。~
 しかし、現在では《サイバー・ドラゴン》の影響で、お役御免となってしまっている。~

 2つ目のリバース効果潰しこそが最大の強みで、発動しているタイミングは非常に多く、活用も容易。~
 後攻1ターン目に、相手が伏せたリバース効果モンスターの無効化に用いられるのが定石であった。~
 だが、《聖なる魔術師》や《深淵の暗殺者》が横行していた時代だったからこそ、その効果も活きたと言える。~
 現在もリバース効果モンスターは横行しているが、それほどの数を見ないのも現実で、《抹殺の使徒》で事足りてしまう。~

 残念ながら、【カオス】の衰退によって価値が下がることとなったカードと言えよう。~
 しかし、現行環境でも一応の活躍を見せ、その汎用性が戦線維持に貢献する場面もある。~
 《増援》からのサーチを軸に据えるのならば、選択肢の一つとして投入しておくのもいいだろう。

 とはいえ攻撃力も半端な上に、2つ目の効果における上位互換である《ミスティック・ソードマン LV2》が存在するため、採用されることは少ないだろう。~
 まさしく、「時代に流されたアタッカー」の代表格と言える。~

-リバース効果モンスターの効果は、全て無効にすることが可能。~
そのため、《ニュート》のステータスダウン効果等も無効化することができる。~

-原作・アニメにおいて―~
「海馬瀬人」が好んで使用する、《ブラッド・ヴォルス》と並ぶアタッカー。~
作中では《収縮》することで《死のデッキ破壊ウイルス》の媒体になるらしく、闇属性のモンスターだったようである。~
攻撃名は「ブレイドアタック」。

**収録パック等 [#r15c0dc8]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP034
-[[書籍付属カード]] VJC-005

**FAQ [#ae24255a]
Q:~
A: