効果モンスター 星4/光属性/戦士族/攻1600/守1000 自分の手札が1枚以下の場合、 フィールド上のこのカードの攻撃力は400ポイントアップする。 また、自分のフィールド上モンスターがこのカードしか存在しない時、 このカードが戦闘で破壊したリバース効果モンスターの効果は無効化される。
Vジャンプ(2002年7月号) 付属カードとして登場した、光属性・戦士族の下級モンスター。
自身の攻撃力を上昇する永続効果と、自身が戦闘破壊したモンスターのリバース効果を無効にする永続効果を持つ。
一つ目の攻撃力上昇効果は、手札が減ってきて膠着状態、消耗戦になった時に重宝される。
二つ目のリバース効果潰しこそが最大の強みで、発動しているタイミングは非常に多く活用も容易。
後攻1ターン目に、相手が伏せたリバース効果モンスターの無効化に用いられるのが定石であった。
《抹殺の使徒》の代用として、《メタモルポット》や《深淵の暗殺者》など強力なリバース効果モンスターを封じるのに役立つ。
ただし、素の状態では《デス・コアラ》のような一部の高守備力のリバース効果モンスターを封じる事はできない。
二つ目の効果は《ミスティック・ソードマン LV2》に劣る。
だが、このモンスターは十分に戦闘に耐える攻撃力があり、2000となればアタッカーとして活躍できる。
かの凶悪なゲームエンドメイカー《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》が横行していた時代では重宝された。
《サイバー・ドラゴン》の登場で【カオス】におけるメインアタッカーとして陥落したがかつて愛好者だったものは多い。
攻撃力の上昇効果も、総合的な攻撃力が低くなりがちな【カオス】において、小さくないウェイトを占めていた。
現在では墓地潰しの《閃光の追放者》、守備表示モンスター潰しの《ドリルロイド》、リクルーター潰しの《ハイドロゲドン》、裏側守備表示モンスター潰しの《サーチ・ストライカー》が登場。
これら1600の攻撃力を持つモンスター群の中、リバース効果を直接潰せるのはこのカードと《サーチ・ストライカー》のみである。