効果モンスター 星3/地属性/岩石族/攻1000/守1500 自分の墓地のモンスターが地属性のみの場合、 このカードをリリースして発動できる。 自分の墓地から「ブロック・ゴーレム」以外の 岩石族・レベル4以下のモンスター2体を選択して特殊召喚する。 このターンこの効果で特殊召喚したモンスターは、 フィールド上で発動する効果を発動できない。
RETURN OF THE DUELISTで登場した地属性・岩石族の下級モンスター。
墓地が地属性のみの場合に同名カード以外の岩石族下級モンスター2体を蘇生させる起動効果を持つ。
種族・属性に縛りがある分、蘇生したモンスターの制限は「1ターンのみ効果の発動不可」と非常に緩い。
攻撃宣言や表示形式の制限も無いため、エクシーズ召喚に限らずモンスター2体を特殊召喚するカードとしても問題なく運用できる。
難点は発動条件の関係からデッキ構築が大きく制限される点。
《エフェクト・ヴェーラー》などの強力なカードを組み込めず、おのずと相手へのメタとして働けるカードを削らざるを得ない。
エクシーズ召喚に繋げやすいにも関わらず、エクシーズモンスターも基本的に地属性以外を出しづらくなる。
とはいえ、地属性には《ジェムナイト・パール》や《No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド》といった有用なエクシーズモンスターが存在する。
後者はRUMとの併用で《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》も特殊召喚できるのでより主戦力を確保しやすい。
ランク3以下ではランク4ほど層は厚くないが、《銀嶺の巨神》・《ガチガチガンテツ》といったカードで候補を絞れる。
《伝説の柔術家》や《メタモルポット》、《メデューサ・ワーム》などは強力な効果を持つので、【岩石族】でもランク3以下のエクシーズ召喚を狙うのはさほど難しくはない。
また、特殊召喚するのは岩石族だが、地属性であれば他の種族のモンスターが墓地にいても蘇生効果は阻害されない。
連続攻撃できる《カチコチドラゴン》や除去効果を持つ《恐牙狼 ダイヤウルフ》なども採用でき、選択肢に極端に困るということはないだろう。
エクシーズモンスター以外ではドローソースとなる《カードカー・D》や《増殖するG》を始め、《ダンディライオン》なども採用できる。
以上から基本的には地属性で統一され、且つ岩石族中心のデッキでの採用となる。
《ゴゴゴジャイアント》は《ライオウ》クラスならば一方的に戦闘破壊でき、ランク4のエクシーズ召喚に長けているため投入しやすい。
魔法・罠カードやモンスター効果にメタを持ち、且つリクルーターも地属性である【コアキメイル】でも有効に活用できる。
【ジェムナイト】でも発動条件を満たしやすく、《ジェムナイト・ラズリー》を蘇生から融合に繋ぐことでアドバンテージが得られる。
一方で《ラヴァルバル・チェイン》が投入できず、《ジェムナイト・フュージョン》は《ジェムタートル》・《マジカルシルクハット》でサーチする必要がある。
注意点として墓地が枯渇した状態では腐るため、序盤での墓地肥やしは重要となる。
《砂塵の騎士》や《岩投げエリア》の他、《レスキューラビット》などのリクルーターで迅速に発動条件を整えたい。
Q:対象に選択したモンスター内1体が墓地に存在しなくなった場合、残りの1体は特殊召喚されますか?
A:はい、特殊召喚されます。(12/04/14)
Q:《コアキメイル・サンドマン》等の自身をリリースして発動する起動効果を、このカードで特殊召喚したターンに発動する事はできますか?
A:いいえ、発動はフィールド上で行われるためできません。(12/04/14)