*《ブロック・スパイダー/Block Spider》 [#top]
 効果モンスター
 星1/地属性/昆虫族/攻   0/守 100
 「ブロック・スパイダー」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 相手は他の昆虫族モンスターを攻撃対象にできない。
 (2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 デッキから「ブロック・スパイダー」1体を特殊召喚する。

 [[ネクスト・チャレンジャーズ]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級モンスター]]。~
 他の[[昆虫族]][[モンスター]]への[[攻撃]]を制限する[[永続効果]]、[[特殊召喚に成功した]]場合に[[デッキ]]から[[同名カード]]を[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 (1)は他の[[昆虫族]]への[[攻撃]]を封じる[[効果]]。~
 自身も[[昆虫族]]であるため、[[《切り込み隊長》]]のように2体を並べることで、[[相手]]の[[攻撃]]を[[ロック]]できる。~
 他の[[昆虫族]]を[[戦闘]]から守れるが、[[ステータス]]が低く、使い切りで[[昆虫族]]を守るだけならば[[《砂漠の守護者》]]も存在する。~
 (2)の[[効果]]と併用し、[[ロック]]を狙っていく用途で運用するのが基本となるだろう。~

 (2)は、[[特殊召喚に成功した]]場合に[[同名カード]]を[[リクルート]]する[[効果]]。~
 (1)の[[効果]]とは[[シナジー]]があり、[[特殊召喚]]するだけで[[同名カード]]を展開して[[ロック]]が完成する。~
 低[[ステータス]]且つその[[種族]]・[[属性]]から[[特殊召喚]]手段は非常に豊富で、[[《共鳴虫》]]が[[戦闘破壊]]されるだけで[[ロック]]が完成し、後続の[[攻撃]]を防いでくれる。~
 注意したい点として、[[同名カード]]の[[特殊召喚]]は[[デッキ]]からのみであるため、[[手札]]に来てしまうと[[腐る]]可能性が高い。~
 余裕があれば[[デッキ]]に戻す手段も用意しておけるとよいだろう。~
 余裕があれば[[デッキに戻す]]手段も用意しておけるとよいだろう。~

 しかし、[[攻撃]]を防ぐだけでは勝利には繋がらず、[[効果]][[耐性]]もないため[[除去]]によってすぐに[[ロック]]が瓦解してしまう事も多く、過信は禁物。~
 基本的には一時の時間稼ぎとして運用し、状況に応じて[[シンクロ素材]]・[[エクシーズ素材]]・[[リンク素材]]にしていくこととなる。~
 この[[カード]]2体だけでも、[[地属性]]なので[[《ミセス・レディエント》]]・[[《エクスクローラー・シナプシス》]]、[[昆虫族]]なので[[《甲虫装機 ピコファレーナ》]]・[[《エクスクローラー・ニューロゴス》]]に対応しているため、[[リンク素材]]としての使い勝手は良い。~
 特に[[《甲虫装機 ピコファレーナ》]]は、[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]この[[カード]]を[[デッキ]]に戻して再度[[リクルート]][[効果]]を狙うことができる。~
 また、[[《金華猫》]]とも相性が良く、[[墓地]]のこの[[カード]]を[[蘇生]]すれば、素材3体の[[ランク]]1[[エクシーズモンスター]]や[[リンク]]3の[[リンクモンスター]]へ繋げる事が可能となる。~

 [[【昆虫族】]]ならば[[《共鳴虫》]]以外にも[[《スパイダー・スパイダー》]]や[[《代打バッター》]]など、この[[カード]]を[[特殊召喚]]する手段は豊富に存在し、[[墓地]]に落ちた後も[[《デビルドーザー》]]や[[《ライヤー・ワイヤー》]]の[[コスト]]として無駄なく有効活用できる。~
 [[《究極変異態・インセクト女王》]]と並べられれば、[[戦闘]]だけでなく[[効果破壊]]や[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]にも[[耐性]]ができ、かなりの強度の[[ロック]]となるだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢vs沢渡」(1戦目)で遊矢が使用。~
[[召喚]]後に[[《モノマネンド》]]で[[守備表示]]となり、この[[カード]]の[[カード名]]と[[効果]]を得た[[《モノマネンド》]]とで[[ロック]]を仕掛ける。~
この[[ロック]]は次の[[ターン]]で[[《モノマネンド》]]が[[無効]]にされた事であっさりと崩れてしまうが、[[《ドロー・マッスル》]]で[[守備力]]を上げ[[戦闘破壊]][[耐性]]を得て沢渡の攻勢を凌いだ。~
最終的に[[《EMヒックリカエル》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]と[[守備力]]を入れ替え、[[直接攻撃]]で[[フィニッシャー]]になった。~
[[効果]]名は「ブロックロック」。~

--元々は沢渡が所有していた[[カード]]だが、「君にぴったりのクズカード」と評して[[《モリンフェン》]]等と共に遊矢の目の前でバラ撒いている。~
遊矢は沢渡に奪われた[[《星読みの魔術師》]]・[[《時読みの魔術師》]]の代わりに、この[[カード]]を[[デッキ]]に投入して[[デュエル]]に臨んだ。~
最終的に沢渡は、自らが貶していたこの[[カード]]でトドメを刺されるという皮肉な結末を迎えることとなった。~
//遊戯王のアニメシリーズにおいて、ある[[カード]]を馬鹿にしていた[[プレイヤー]]がその[[カード]]に一泡吹かされるのはお約束のようだ。~

--アニメでは(2)の[[効果]]がなく、[[OCG]]化の際に強化されており、アニメで[[クズカード>紙]]と評されたのとは違いなかなかの性能を誇っている。~

--上記の通り元々は沢渡の[[カード]]であったため、アニメで遊矢が使用した[[メインデッキ]]の[[モンスター]]の内、唯一特定の[[カテゴリ]]に属していない。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスでは、上記の[[クズカード>紙]]のエピソードによる縁か、沢渡に専用ボイスが用意されている。~
[[召喚]]時には「こんな[[クズカード>紙]]デッキに入れたかぁ?《ブロック・スパイダー》!」と、心底嫌そうなセリフを述べる。

**関連カード [#card]
-[[《切り込み隊長》]]

-[[《ヒーロー・キッズ》]]

―蜘蛛をモチーフとする[[カード]]の一覧は[[《蜘蛛男》>《蜘蛛男》#card]]を参照。~

//―《ブロック・スパイダー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【金華猫】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ネクスト・チャレンジャーズ]] NECH-JP003

**FAQ [#faq]
Q:(2)の[[効果]]を[[ダメージステップ]]に[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(14/07/19)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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