*《プライドの&ruby(ほうこう){咆哮};/Prideful Roar》 [#n6ca604f] 通常罠 戦闘ダメージ計算時、自分のモンスターの攻撃力が相手モンスターより低い場合、 その攻撃力の差分のライフポイントを払って発動する。 ダメージ計算時のみ、自分のモンスターの攻撃力は 相手モンスターとの攻撃力の差の数値+300ポイントアップする。 [[CROSSROADS OF CHAOS]]で登場した[[通常罠]]。~ [[ライフ]]を支払う事で[[ダメージ計算]]時に[[自分]]の[[モンスター]]1体の[[攻撃力]]を[[強化]]する[[効果]]を持つ。~ [[自分]]の[[モンスター]]が普通に[[戦闘破壊]]された場合に受ける[[ダメージ]]と等しい[[ライフコスト]]を払う事になるが、[[自分]]の[[モンスター]]を守りつつ[[相手]]の[[攻撃モンスター]]を[[戦闘破壊]]できる。~ だが、何も考えずに使用した場合、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]の[[下位互換]]の[[《炸裂装甲》]]の更に[[下位互換]]となる。~ この[[カード]]がそれらの[[カード]]より優っている点がいくつかあり、それを目的に採用することになる。~ 1つは、[[ダメージ計算]]時に[[発動]]できること。~ [[ダメージステップ]]では[[《禁じられた聖槍》]]や、それに類似した[[カード]]で防がれてしまうため、それを阻止できるのは大きい。~ 前もってそれらの[[カード]]を使われた場合も、上げるのはこちらの[[攻撃力]]なので[[《禁じられた聖槍》]]をこちらに[[発動]]されていなければ問題なく[[戦闘破壊]]できるのも魅力。~ 2つ目に、[[相手]]の[[モンスター]]に[[効果]]を与える訳ではないので、[[《侵略の汎発感染》]]などで防がれない点が挙げられる。~ [[魔法・罠カード]]での[[除去]]がなかなか困難である[[《ヴェルズ・オピオン》]]を対策できる数少ない[[カード]]として貴重である。~ なお、[[対象]]を取り[[発動]]する[[カード]]ではないので、「[[効果]]の[[対象]]にならない」[[効果]]を持つ[[モンスター]]が[[攻撃]]する場合及びされる場合にも[[発動]]する事が可能となっている。 それ以外では、[[自分]]の[[モンスター]]を[[強化]]するので、[[自分]]から[[攻撃]]を仕掛けた場合でも[[発動]]できることも利点であろう。~ [[貫通]][[効果]]を持った[[モンスター]]との相性が良く、極端な話ではあるが[[守備表示]]の[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]を[[攻撃]]した時に[[発動]]すれば4300の[[ダメージ]]を与えられる。~ また、[[相手]]に[[戦闘ダメージ]]を与えた扱いになるので、[[戦闘ダメージ]]を与えた時に[[発動]]する[[効果]]を使用する目的でも使える。~ -[[ダメージ計算]]時には[[チェーン]]は1度しか組むことができない。~ [[《オネスト》]]の場合は[[相手]]の[[《オネスト》]]を見越して先出しする戦術があるが、この[[カード]]は「[[自分]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]が[[相手]][[モンスター]]より低い場合」という[[発動]]条件があるため、先出しできない場合もあるので注意。~ --先出しできれば[[相手]]が[[《オネスト》]]などを[[チェーン]]しても[[戦闘]]に勝つことができる。~ -初出時にはさほど注目されることの無かった[[カード]]だったが、2012年12月頃から[[【炎星】]]などの[[デッキ]]や[[サイドデッキ]]への投入例が増加している。~ [[下級モンスター]]によって[[戦闘破壊]]、[[戦闘ダメージ]]を与えて[[アドバンテージ]]を得ていく[[デッキ]]では、[[《収縮》]]でカバーしきれない事も多いため、それを補う形で投入されている。~ また、各種「禁じられた」シリーズによって[[ダメージステップ]]に[[ステータス]]を操作する機会が増えたこともあり、[[ダメージ計算]]時に[[発動]]できるこの[[カード]]の優位性が再評価された一面もある。~ -[[イラスト]]では[[魔法・罠除去]]要員として名高い[[《魔導戦士 ブレイカー》]]と[[《氷帝メビウス》]]が対峙している。~ 役割の類似した2体の[[モンスター]]が雌雄を決している最中なのかもしれない。~ ちなみに、この[[カード]]を収録している[[CROSSROADS OF CHAOS]]が発売された直後に、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]は[[禁止カード]]から[[制限カード]]に戻っている。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sの「遊星vsジャック」(1戦目)においてジャックが使用。~ [[《スターダスト・ドラゴン》]]との[[戦闘]]の際に[[発動]]し、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を[[強化]]した。~ --ジャックが使用したのは上記の1度だけだが、偽ジャック(ロボット)が爆破され[[デッキ]]が散らばった[[デッキ]]際にこの[[カード]]の存在を確認できる。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]ではEXステージのジャックが使用する。~ また、この[[カード]]と[[《バイス・ドラゴン》]]を同時にスキャンすると隠し[[デッキ]]「ジャック⇒アトラス」が使用できる。~ [[シンクロモンスター]]をスキャンしなければ、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]と[[《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》]]を使用することもできる。~ **関連カード [#l4f242ab] ―[[効果]]関連 -[[《邪神アバター》]] -[[《サイコ・コマンダー》]] -[[《冥王の咆哮》]] -[[《窮鼠の進撃》]] ―[[イラスト]]関連 -[[《魔導戦士 ブレイカー》]] -[[《氷帝メビウス》]] ―名前関連 -[[《冥王の咆哮》]] -[[《威嚇する咆哮》]] -[[《地縛神の咆哮》]] -[[《野生の咆哮》]] -[[《海皇の咆哮》]] //**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#v207b6c9] //-[[【】]] **収録パック等 [#ue90447f] -[[CROSSROADS OF CHAOS]] CSOC-JP067 &size(10){[[Rare]]}; -[[DUEL TERMINAL −魔轟神復活!!−]] DT04-JP047 **FAQ [#wdb92c1c] Q:[[対象をとる(指定する)効果]]ですか?~ A:いいえ、どちらの[[モンスター]]も対象に取りません。(13/06/28)~ Q:[[自分]]の[[《カース・オブ・ドラゴン》]]と[[相手]]の[[《邪神アバター》]]が[[戦闘]]します。他に[[モンスター]]はいません。~ [[ダメージ計算]]時にこのカードを[[発動]]した場合、どうなりますか?~ A:[[《カース・オブ・ドラゴン》]]の[[攻撃力]]が[[《邪神アバター》]]の[[攻撃力]]を300ポイント上回った後、[[《邪神アバター》]]の[[攻撃力]]が[[《カース・オブ・ドラゴン》]]の[[攻撃力]]+100になります。(08/09/25) Q:このカードは、[[発動]]時の[[攻撃力]]差分アップしますか?それとも[[効果解決時]]の[[攻撃力]]差分アップしますか?~ A:[[効果解決時]]の[[攻撃力]]差分アップされます。(08/07/24) Q:[[効果解決時]]に[[相手]]の[[モンスター]]より[[自分]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]が高い場合でも[[効果]]を[[適用]]できますか?~ A:[[ダメージ計算]]時にこのカードを[[発動]]し、[[効果解決時]]に[[自分]]の[[モンスター]]の攻撃力が[[相手]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]よりも高くなる場合、このカードの[[効果]]を[[適用]]する事はできません。(09/12/01) Q:[[ダメージ計算]]時以外の[[ダメージステップ]]、[[攻撃宣言]]時で[[発動]]できますか?~ A:[[ダメージ計算]]時以外で[[発動]]する事はできません。(12/12/27) //質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //質問だけの投稿はお止めください。 //未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。