通常罠 戦闘ダメージ計算時、自分のモンスターの攻撃力が相手モンスターより低い場合、 その攻撃力の差分のライフポイントを払って発動する。 ダメージ計算時のみ、自分のモンスターの攻撃力は 相手モンスターとの攻撃力の差の数値+300ポイントアップする。
CROSSROADS OF CHAOSで登場した通常罠。
ライフを支払う事でダメージ計算時に自分のモンスター1体の攻撃力を強化する効果を持つ。
自分のモンスターが普通に戦闘破壊された場合に受けるダメージと等しいライフコストを払う事になるが、自分のモンスターを守りつつ相手の攻撃モンスターを戦闘破壊できる。
戦闘破壊で効果を発動するモンスターのサポートの他、このカードならではの利点がいくつかあり、それを目的に採用することになる。
1つは、ダメージ計算時に発動できること。
一般的なコンバットトリックはダメージ計算時の1つ前の段階であるダメージ計算前までしか発動できない。
よって、《禁じられた聖槍》で効果を受けない状態にされたり、別のコンバットトリックで攻守を更に増減されたりして、望んだ結果が得られない可能性がある。
このカードはごく限られたカードしか発動できないダメージ計算時に発動するため、妨害を受けにくい。
特にダメージ計算前に使用された《オネスト》の攻守増減を後から上回る事ができる点は、非常に優秀である。
2つ目に、相手のモンスターに効果を与える訳ではないので、《侵略の汎発感染》等で防がれない点が挙げられる。
魔法・罠カードでの除去がなかなか困難である《ヴェルズ・オピオン》を対策できるカードとして機能する。
なお、対象を取り発動するカードではないので、「効果の対象にならない」効果を持つモンスターが攻撃する場合及びされる場合にも発動する事が可能となっている。
それ以外では、自分のモンスターを強化するので、自分から攻撃を仕掛けた場合でも発動できることも利点であろう。
貫通効果を持ったモンスターとの相性が良く、極端な話ではあるが守備表示の《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》を攻撃した時に発動すれば4300のダメージを与えられる。
また、相手に戦闘ダメージを与えた扱いになるので、戦闘ダメージを与えた時に発動する効果を使用する目的でも使える。
―効果関連
―イラスト関連
―名前関連
Q:対象をとる(指定する)効果ですか?
A:いいえ、どちらのモンスターも対象にとりません。(13/06/28)
Q:自分の《カース・オブ・ドラゴン》と相手の《邪神アバター》が戦闘します。他にモンスターはいません。
ダメージ計算時にこのカードを発動した場合、どうなりますか?
A:《カース・オブ・ドラゴン》の攻撃力が《邪神アバター》の攻撃力を300ポイント上回った後、《邪神アバター》の攻撃力が《カース・オブ・ドラゴン》の攻撃力+100になります。(08/09/25)
Q:このカードは、発動時の攻撃力差分アップしますか?それとも効果解決時の攻撃力差分アップしますか?
A:効果解決時の攻撃力差分アップされます。(08/07/24)
Q:効果解決時に相手のモンスターより自分のモンスターの攻撃力が高い場合でも効果を適用できますか?
A:ダメージ計算時にこのカードを発動し、効果解決時に自分のモンスターの攻撃力が相手のモンスターの攻撃力よりも高くなる場合、このカードの効果を適用する事はできません。(09/12/01)
Q:ダメージ計算時以外のダメージステップ、攻撃宣言時で発動できますか?
A:ダメージ計算時以外で発動する事はできません。(12/12/27)