《プリミティブ・バタフライ/Primitive Butterfly》

効果モンスター
星5/風属性/昆虫族/攻1200/守 900
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの全ての昆虫族モンスターのレベルを1つ上げる。

 Vジャンプ(2014年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した風属性昆虫族上級モンスター
 自身を手札から特殊召喚する召喚ルール効果と、自分フィールド上の昆虫族レベルを上昇させる起動効果を持つ。

 特殊召喚条件は《フォトン・スラッシャー》と同じものであり、《サイバー・ドラゴン》等よりも緩い。
 それらのカードに対してアタッカーとしての運用は不向きだが、自身も昆虫族のため、効果によって実質レベル6としても扱えるため、よりシンクロエクシーズ召喚向けのカードといえる。
 ランク5のエクシーズ召喚を狙う分には、他にいくらでも有用なものが存在するため、やはりランク5と6の使い分けができる点を活かしたいところ。
 自身の特殊召喚時に《地獄の暴走召喚》を使用して3体の同名カードを揃えれば、エクシーズ素材を2体もしくは3体必要とするランク5〜8までのエクシーズ召喚を自由に行うこともできる。
 手札に来なくても《孵化》によるリクルートも容易であり、《地獄の暴走召喚》と共に採用する際は一考の余地がある。

 【昆虫族】では、主にシンクロ素材としての活躍が主となるだろう。
 《ジャイアントワーム》と同じ感覚で、このカード特殊召喚し、その後チューナー通常召喚することで、《インフェルニティ・ビートル》とならばレベル7〜9、《ナチュル・バタフライ》とならばレベル8〜10のシンクロ召喚を使い分けることが可能。
 攻撃力属性《共鳴虫》《ドラゴンフライ》に共に対応しているほか、《共振虫》によるサーチも容易であり、【昆虫族】の戦術の幅を広げることができる。

 ただし、【昆虫族】《地底のアラクネー》を擁するレベル6のシンクロモンスターを主力とするため、高レベル帯のシンクロモンスターとはエクストラデッキの枠を奪い合うことになる。
 ある特定のレベルシンクロモンスターシンクロ召喚するためだけに採用するのでは本領は発揮しにくいため、このカードを使う場合はエクストラデッキに採用するモンスターや、デッキ内のチューナーのバランスをよく考えたい。

関連カード

収録パック等


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