*《プロト・サイバー・ドラゴン/Proto-Cyber Dragon》 [#xb21bd78]
 効果モンスター
 星3/光属性/機械族/攻1100/守 600
 このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、
 カード名を「サイバー・ドラゴン」として扱う。

 [[SHADOW OF INFINITY]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[フィールド]]上で[[《サイバー・ドラゴン》]]として扱われ、[[融合]]及び専用カードの補助要員となる。~
 [[フィールド]]上で[[《サイバー・ドラゴン》]]として扱われ、[[融合]]及び専用[[カード]]の補助要員となる。~
 [[攻撃力]]・[[守備力]]共に[[《サイバー・ドラゴン》]]より丁度1000低い。~

 単体では[[ステータス]]の低い[[モンスター]]でしかないが、[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[同名カード]]として扱うことができ、その[[サポートカード]]の恩恵を受けられる。~
 [[融合素材代用モンスター]]が使えない[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]・[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]の[[融合素材]]として有用な存在である。~
 [[《フォトン・ジェネレーター・ユニット》]]・[[《アタック・リフレクター・ユニット》]]の厳しい[[発動条件]]も大幅にサポートしてくれる。~
 [[融合素材代用モンスター]]が使えない[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]・[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]の[[融合素材]]として有用な存在であり、[[《パワー・ボンド》]]による[[1ターンキル]]も狙いやすくできる。~
 また、[[《エヴォリューション・バースト》]]・[[《フォトン・ジェネレーター・ユニット》]]・[[《アタック・リフレクター・ユニット》]]の[[発動条件]]も大幅にサポートしてくれる。~
 [[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]の存在から、[[機械族]][[モンスター]]の[[除去]]を行うこともできる。~
 この場合、[[機械族]]を[[宣言]]した[[《DNA改造手術》]]と併用する事で、より大きな威力を発揮する。~
 この場合、[[機械族]]を[[宣言]]した[[《DNA改造手術》]]と併用する事で、[[種族]]を問わず[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]し[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]できる。~
 [[フィールド]]以外では[[《サイバー・ドラゴン》]]として扱わないため、[[《オーバーロード・フュージョン》]]による[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[融合召喚]]を補助する際は、[[破壊]]される前に[[除外]]したい。~

 [[《サイバー・ドラゴン》]]と違って、その[[攻撃力]]の低さから[[《融合呪印生物−光》]]共々[[《シャインエンジェル》]]から[[リクルート]]できる。~
 この[[カード]]の[[特殊召喚]]をトリガーに[[《地獄の暴走召喚》]]させる事で、[[《サイバー・ドラゴン》]]・[[墓地]]の[[《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》]]を[[特殊召喚]]できる。~
 また、[[《アーマード・サイバーン》]]・[[《流星の弓−シール》]]で[[攻撃力]]を下げれば、[[《機械複製術》]]の[[対象]]とする事で同様の事が可能。~

 [[《地獄の暴走召喚》]]の[[トリガー]]には[[蘇生]]カードを使いたいところだが、中途半端な[[攻撃力]]と[[レベル]]が足を引っ張り、[[《リミット・リバース》]]・[[《エンジェル・リフト》]]に対応しないのが痛い。~
 また時の流れというべきか、[[《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》]]には劣るところが多い。~
 だが、[[手札]]を見せる必要がなく、[[《奈落の落とし穴》]]や[[《天罰》]]に阻害されないため、[[フィールド]]上での[[融合素材]]としての使いやすさはこちらが勝っていると言える。

-上記の[[《地獄の暴走召喚》]]の方法などでは《プロト・サイバー・ドラゴン》を[[特殊召喚]]できない。~
しかし、[[《スキルドレイン》]]等で[[永続効果]]が[[無効]]化されているならば、[[《サイバー・ドラゴン》]]ではなく《プロト・サイバー・ドラゴン》を[[特殊召喚]]できる。~

-[[《サイバー・ドラゴン》]][[制限>制限カード]]化の布石と目されていた[[カード]]。~
この[[カード]]により、[[《サイバー・ドラゴン》]]が1体しか存在していなくても[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]や[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]の[[正規融合]]が可能になったためである。~
そしてその予想通り、[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]に[[《サイバー・ドラゴン》]]は[[制限カード]]となった。~
しかしその後、[[《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》]]が登場、さらには[[《サイバー・ドラゴン》]]自体も[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]に[[制限解除]]されたため、この[[カード]]の存在意義はかなり薄れたといえる。~

-[[フィールド]]上で[[《サイバー・ドラゴン》]]として扱う[[効果]]は、[[ルール効果]]ではなく[[永続効果]]である。~

-「プロト」とは、「プロトタイプ」の略。~
プロトタイプについては[[《機械王−プロトタイプ》]]を参照。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「丸藤亮vsマッドドッグ犬飼」戦で亮が使用。~
犬飼の[[罠カード]]《見下した条約》により[[デッキ]]から[[特殊召喚]]された。~
一度は《マルチプル・スライム》によって[[戦闘破壊]]されるものの、[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[蘇生]]され、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[召喚]]へ繋いだ。~
「vsマスター鮫島」戦では、[[《フォトン・ジェネレーター・ユニット》]]の[[生け贄]]となり、[[《サイバー・レーザー・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]へと繋げている。~
「vsヨハン」戦では久しぶりに登場。~
[[《天使の施し》]]により[[墓地]]へ捨てられた[[《サイバー・フェニックス》]]、[[《サイバー・ウロボロス》]]と共に[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[融合素材]]となった。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では丸藤亮が使用。

//-神話・伝承において―~


**関連カード [#h53dece1]
-[[《サイバー・ドラゴン》]]
-[[《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》]]

-[[《エヴォリューション・バースト》]]

-[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]
-[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]

-[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]
-[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]

-[[《サイバー・レーザー・ドラゴン》]]
-[[《サイバー・バリア・ドラゴン》]]

-[[《コアキメイル・テストベッド》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#n5dfcb75]
-[[【サイバー・ドラゴン】]]

**収録パック等 [#pa110112]
-[[デュエリストパック−ヘルカイザー編−]] DP04-JP004
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP130 &size(10){[[Super]]};
-[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP010 &size(10){[[Rare]]};
-[[ストラクチャーデッキ−マシンナーズ・コマンド−]] SD18-JP014

**FAQ [#l9ca08b2]
Q:この[[カードの効果]]は何の[[効果]]に分類されますか?~
A:[[永続効果]]です。~

Q:[[《スキルドレイン》]][[発動]]中はこの[[カード]]の[[カード名]]は何として扱いますか?~
A:《プロト・サイバー・ドラゴン》として扱います。~

Q:この[[カード]]と[[《サイバー・ドラゴン》]]は合わせて[[デッキ]]に3枚までですか?~
A:いいえ。別々に3枚ずつ入れることができます。~
※質問当時、[[《サイバー・ドラゴン》]]は無制限[[カード]]。(08/09/01)~

Q:《プロト・サイバー・ドラゴン》を使って[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]や[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]しました。~
  [[《融合解除》]]を[[発動]]してその[[融合]]に使われた《プロト・サイバー・ドラゴン》を[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:[[墓地へ送られた]]時点では《プロト・サイバー・ドラゴン》は[[《サイバー・ドラゴン》]]として扱われず、[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]や[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]の[[融合素材]][[モンスター]]として不適切なので、たとえ[[融合召喚]]の際に使用した《プロト・サイバー・ドラゴン》でも[[特殊召喚]]できません。(07/08/10)